ハーブ・ローズマリーの育て方・香りで記憶力UP!?

ハーブ・ローズマリーの育て方・香りで記憶力UP!?

2019.01.06

ハーブの中でも育て方が簡単とファンが多いローズマリー。 古くから薬用に使用され、記憶力を高め、感染を防ぐなどの効用があり万能薬として重宝されてきました。 名前の由来は「ローズ・オブ・マリー」、「聖母マリアが好んだバラ」という名前を持つローズマリーの特徴はその香りの強さ。 花粉症や美容にも効果があるとされ、沢山のハーブの中でも特にその効用が注目されています。 我が家でもお肉料理に使ったり大活躍です。 その効用はもちろんですが、市販の乾燥されたものとは格段に香りも違いますし、いつもの食卓がオシャレになって本当におすすめです!

ローズマリーとは?

ローズマリーとは?

ハーブは「草」のよう扱われることが多いですが、ローズマリーは「木」です。
常緑で、通年細くきれいな緑色の葉をつけます。
そして低木ですので、他のハーブと違って手間がかからず育て方が簡単という一面があります。
種類によって生え方が異なりますが、基本的には木ですのでそれほど水やりの必要がなく、他のハーブのように思いもよらないところに種が飛んでとにかく増えてしまって困る…というようなこともありません。
次々に出てくる小さい葉がグラデーションになっていき、見た目もとっても美しいハーブの品種です。

ローズマリーの種類は?

【立性】

垂直に太陽に向かって伸びていきます。
ポット苗で購入する時は細くて小さい枝ぶりで市販されていることが多いですが、あっという間に大きくなります。
我が家のローズマリーも地植え後、年々大振りになり毎年可憐な花を咲かせてくれます。
立性の場合、品種や土壌によっては2m以上の高さになることもあり、本当に育て方が簡単!
大きくしたくない場合は、仕立てたい高さで枝の先端部分のみをカットしていくようにします。

【匍匐(ほふく)性】

地面を這ってどんどん伸びていく種類です。
木の足元で育てたり、_少し高さのあるところに植えるとガーデニングのポイントになります。
バラの根元に植えるとその香りで害虫を寄せ付けないなどの効用があります。

【半匍匐性】

その名の通り、立木性と匍匐性の良いとこ取りをしている品種です。
大きいものでは1~2mとなりますが、大きく仕立てたくない場合は高さが20~30cm程度になったところで先端を剪定します。
そうすることで脇へ枝が増えていき、ボリュームを落とすことなく育てていくことができます。

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ローズマリーの育て方

ローズマリー・ハーブの育て方

ローズマリーは比較的育て方が簡単で、手間のかからないハーブの一種です。
ローズマリーは地中海が原産ですので、水はけが良い土と太陽の光を好みます。
霜に当たると枯れてしまう場合がありますので、寒冷地で栽培する場合には軒下や木の下に植えるか、鉢植えの場合には冬場は軒下や玄関先に移動させましょう。
半日陰でも枯れることはありませんが、湿度には弱い傾向があります。
蒸れないように風通しの良いところで育てると同時に、水やりをし過ぎないこともポイントです。

剪定、水やり、肥料のタイミングは?

剪定、水やり、肥料のタイミングは?

①剪定

ハーブの中でも比較的栽培の手間がかからないローズマリーですが、育て方のコツとしては剪定を怠らないことです。
根が張ると急激に成長が早くなりますので、仕立てたい大きさをキープするためには随時剪定作業を行うと良いでしょう。
剪定に適した時期の決まりはなく、1年を通していつでも大丈夫です。
いつでも収穫できるという面でも重宝しますね。
ただし、夏場の気温が最も高くなる時期に刈り込み過ぎると暑さに耐えられずに枯れてしまうことがあります。
夏場に剪定する場合は、朝や夕方に行い、ある程度茎を残すようにしましょう。

②水やり

ローズマリーは水はけの良い土壌を好みますので、水のやりすぎは厳禁です。
ローズマリーは水はけの良い土壌を好みますので、水のやりすぎは厳禁です。
鉢植えの場合は土が乾いたな、と思ったら水をやる程度で大丈夫です。
地植えの場合は、根がついたら水やりは基本的には不要です。
ただし、軒下や木の根元などで雨があまり当たらない場合や日照りが続いた日には、時々水やりをしましょう。

③肥料

ローズマリーを含めたハーブ類は害虫の心配もなく、すくすくと育ちますので基本的には肥料の必要はありませんが、春と秋に液体肥料を少なめに与えます。
そうすることでより丈夫になり、成長を手助けすることができます。
夏場は成長が止まる時期ですので、肥料を与えるのは避けましょう。

まとめ

ローズマリー・ハーブの育て方

ローズマリーは葉に少し触れただけでフレッシュでスッキリとした香りが漂います。
育て方は簡単で、通年通して収穫できますので、その香りや効用を活かして玄関に飾ったりドライハーブリースとして使用してみてはいかがでしょうか。
サシェにしてクローゼットやタンスの中に入れておくと、防虫効果の効用も期待できますよ。

スッキリと爽やかな強い香りが特徴で、よくお料理にも用いられます。
お肉や、青魚の臭み消しの効用があり、お料理に使われる事が多いのですが、オススメはじゃがいもや鶏肉料理といった淡白な料理の風味付けにその効用を発揮します。
また、生のままオイルに漬けておいたり、ドライにすると長持ちしますのでその効用をぜひ活用してください。
育て方が簡単で、記憶力を高め、防虫効果の効用も期待できる初心者にもおすすめのハーブです。

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