甘いみかんにする育て方をご紹介!育て方のポイントを知って栽培を楽しもう

2025.07.08

冬に食べると美味しい甘いみかんを自宅でも育ててみたいという人も多いでしょう。甘いみかんは栄養が豊富であり、老若男女問わず大好きな人も多い果実です。初心者にも比較的優しい育て方であるみかんは、自家製にするからこそ格別な美味しさを楽しむことができます。甘いみかんにする育て方では、適切な知識とお世話が大切です。 今回は、甘いみかんの育て方についてご紹介します。

日本で愛されている甘いみかん

日本で愛されている甘いみかん

日本で愛されている甘いみかんには、複数の品種があります。スーパーでも見る機会が多く育て方も手軽なみかんが、温州みかんです。せとかやはるみ、ぽんかん、不知火なども甘いみかんとして有名で、苗もホームセンターで手に入りやすい種類になります。
みかんをはじめとする柑橘系は、日本で約80種類栽培されています。世界を含めると約1,000種類もあるとされ、古くから多くの人に愛されている果物です。日本三大みかんは、愛媛県の「愛媛みかん」、静岡県の「三ヶ日みかん」、熊本県の「あかつき」になります。
甘さと酸っぱさのバランスが良いみかんも美味しいため、自分に合った甘いみかんの品種を見つけることもおすすめです。

甘いみかんにする育て方のポイント

甘いみかんにする育て方のポイント

比較的育てやすいみかんですが、植えっぱなしで甘いみかんが実るわけではありません。育てる場所もみかんに合った場所にしたり、土や摘果などある程度のお世話をしたりすることが大切になります。
手間をかけることで、甘いみかんを楽しむことができるのです。ここでは、甘いみかんを収穫できるようになる育て方について解説します。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

日当たりが良い温暖な場所に植える

日当たりが良い温暖な場所に植える

みかんは、日光が大好きな果樹です。甘いみかんにするためには、日当たりが良く暖かい場所に植えることが大切です。家やベランダの向きに寄りますが、できるだけ南に植えましょう。
みかんにはある程度の耐寒性があるものの、冬に寒さ対策を施すのも大切です。厳しい寒さが続くと、せっかく育ったみかんが枯れてしまう恐れが出てきます。霜が降りたり雪が降ったりした時に土の中の根がダメージを受けないよう、冬の間は株元に藁を敷いたりシートで覆ったりすることが大切です。

収穫前には水やりを控えめにする

収穫前には水やりを控えめにする

甘いみかんにするための育て方では、水やりの頻度や量に注意することも大切です。成長すると1〜4メートルにまで大きくなるみかんですが、根が浅く張るため水切れにならないようにお世話をすることが大切です。甘いみかんの育て方では水はけの良い土に植え、地植えの場合は夏場の乾燥が続いている時に、プランターに植えている場合は土の表面が乾いている時にたっぷりと水をあげましょう。
成長期に水の量を調整する必要はありません。一方で、みかんの実が熟してくる収穫の2ヶ月前になったら、徐々に水の量を控えめにしていきます。株元にシートを貼ったりプランターを軒下に移動させたりして雨の水も当たらないようにすることで、みかんの甘みが増していきます。

適した時期に有機肥料を与える

適した時期に有機肥料を与える

甘いみかんの育て方では、適した時期に有機肥料を与えることも大切です。甘いみかんにするために、3月と6月と10月の計3回油かすや発酵鶏糞などを与えるようにしましょう。
みかんの根が効率的に栄養を吸収できるように株からやや離れた場所に肥料を施します。肥料切れを起こさないようにすることが大切です。みかんの育て方に自信がないという方は、市販の果樹用に配合された肥料を使うことがおすすめです。通販などで柑橘系に特化した肥料を購入することができるため、園芸初心者でも手軽に手に入れることができます。

摘果を行う

摘果を行う

甘いみかんを実らせるためには、摘果を行う育て方をすることが大切です。摘果を行って実の数を制限することで、より1個1個に甘さが凝縮するようになります。実の大きさも揃いやすくなるため、大きく甘いみかんになるでしょう。
温州みかんの場合、摘果を行う時期は7月下旬から8月中旬にかけてです。上向きの枝に実った実を摘果し、下向きの枝についた実を残しましょう。

健康な苗木を選ぶ

健康な苗木を選ぶ

甘いみかんの育て方では、苗選びが重要になります。みかんの苗木を選ぶ時は、枝が太く丈夫そうで、緑が濃い葉のものを選びましょう。根っこも白く太い、土をしっかりと掴んでいるものを選ぶことで、植え替えた後もしっかりと育ってくれます。
みかんの育て方では、育てやすさも大切です。苗の高さが高すぎると植え替えやお世話が大変になるため、大体60cm前後の苗にすることがおすすめです。甘いみかんは、皮の厚さや糖度の高さなどを考慮して品種を選ぶようにしましょう。

甘いみかんは酸っぱいみかんよりも健康に良い

甘いみかんは酸っぱいみかんよりも健康に良い
みずみずしくて美味しい甘いみかんは、栄養面でも優れています。ビタミンCやカリウムが豊富に含まれているみかんには、β-クリプトキサンチンという成分が豊富に含まれています。
肺炎や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病の予防に効果があるとされているβ-クリプトキサンチンは、酸っぱいみかんよりも甘くて美味しいみかんに多く含まれているそうです。寒い時期におなじみの果物であるみかんは、女性に嬉しい美肌効果もあります。

植物活力剤HB-101を与えてみかんの樹の成長を助けよう!

天然植物活力液HB-101
天然植物活力液HB-101

甘いみかんを実らせるために植物活力剤を与えましょう!植物活力剤を与えることで、みかんの成長を助けることができます。株式会社フローラの植物活力剤HB-101 は、100%植物由来であるため、どんな植物にも安心して使うことができます。
HB-101 は希釈タイプなので、水やりと一緒に与えるだけでOK!家族が一緒に楽しむ果樹だからこそ、安心できるものを使いたいという方にもおすすめです。
HB-101 の詳細については、公式サイトをチェックしましょう!

野菜作りや園芸に。プロご用達「HB-101」
35cc 1,000円
100cc 2,400円
500cc 10,500円
1L 19,000円
5L 90,000円
10L 175,000円
20L 340,000円

まとめ

まとめ

甘いみかんにするためには、栽培する環境や水やり、肥料などたくさんの要因が絡んできます。みかんは追熟が可能な果物であるため、日を置くことで甘いみかんになります。
基本的に実が綺麗なみかん色に色付いていたとしても取れたては酸っぱいことが多いため、がっかりしないようにしましょう。みかんは、収穫する楽しみがある果実です。甘いみかんを家族全員で楽しめるように、今回紹介した育て方のコツを押さえて栽培してみましょう。

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