家庭菜園にぴったり!おいしいキュウリの育て方♪
2019.01.01
キュウリは日本の代表的な夏野菜です。 漬けものにしたり味噌をつけて食べたりと、家庭の食卓に馴染み深いですよね。 みずみずしい味が印象的なキュウリには、カリウムやビタミンCといった夏に欠かせない栄養素が含まれています。また、短期間で育てることができるので、家庭菜園の野菜として人気です。 では、その育て方のポイントや手入れ作業のタイミングについてご紹介します。
キュウリの育て方のポイントとは?
植えつけに適した時期は4月上旬から6月下旬ころとされ、40日間ほどで収穫ができます。
タネからも栽培できますが、初心者の方は苗から育てることをおすすめします。
育てるときのポイントは、「堆肥を多めにして土の通気性をよくすること」と、「乾燥に気をつけて水やりをすること」です。
特にキュウリは根から酸素を吸収する野菜のため、堆肥をすき込んで通気性の良い土づくりが必要です。
また、植えるときにマルチという黒いビニールを張って乾燥対策をし、暑いときは朝夕に水やりをするようにします。つるを伸ばしやすいように必ず支柱も立てておきましょう。
キュウリをプランターで育てる時の注意点
キュウリは浅く広く根を張るため、プランターは15~20L以上の大きめのものを選びます。
ひとつのプランターに1株植えるようにし、のびのびと成長できるようにしてあげます。
ベランダの日当たりのよい場所に置いて栽培しましょう。
プランター栽培では、畑と比べて土が少なくなる分乾燥しやすいため、水分不足にならないよう気をつけてください。
また、苗もプランターに合った品種を選ぶと育てやすいので、品種を意識しながら選んでみてください。
きゅうりをまっすぐ栽培する方法
きゅうりは生育が早くて育てやすい野菜です。しかし、せっかく実がなっても曲がってしまうと少し残念ですよね。そこで、まっすぐなきゅうりを栽培するための方法をご説明します。
きゅうりが曲がる主な原因は、栄養不足と水分不足によって株が弱ってしまうことにあります。ネットや地面にあたって曲がることもありますが、養分と水分が足りないと実が大きくならず、小さいうちから曲がってしまいます。
きゅうりをまっすぐ育てるためには、水やりに気をつけ、追肥を適宜行うことが大切です。また、株を弱らせないよう、実が若いうちから収穫をしていきましょう。
そのほか、きゅうりにおもりをつるしたり、実をまっすぐにするクリップをはさんだりする対策方法もあります。生育管理に気をつけながら、まっすぐで立派なきゅうりを栽培してください。
キュウリの摘心や剪定のタイミングはいつ?
つるが支柱の先あたりまで伸びてきたら、横に伸びた枝や余計な葉を摘み取る作業をするタイミングです。
風通しがよくなることで病気の発生を防ぎ、キュウリが実をつけやすくなります。
まず、下から5節目までの側枝はすべて摘み取ります。その上の枝については、葉を2~3枚残して先端を摘み取ってしまいます。これが摘心という剪定作業です。
つるが支柱の先の高さに達したら茎や葉をある程度摘み取ることで、キュウリに十分な栄養を与えてあげましょう。
まとめ
キュウリは成長の早い野菜で、誰でも手軽に育てることができます。
水の管理に気をつけつつ、枝や葉の手入れをしてあげれば、みずみずしく立派な実をつけてくれることでしょう。
パキッと歯ごたえのよいキュウリを、畑やお庭、プランターでぜひ栽培してみてください!