観葉植物の中でも人気の高いオーガスタの育て方について詳しくご紹介!

観葉植物の中でも人気の高いオーガスタの育て方について詳しくご紹介!

2025.03.11

ストレリチアという観葉植物の仲間の一つで、縦に大きくなるオーガスタは成長すると2m以上になります。リビングや寝室に飾るとおしゃれな雰囲気になるため、観葉植物好きの間でも高い人気を集めます。 育てやすく生命力も強いため、観葉植物をあまり育てたことがないという人でも、枯らしにくいという魅力もあるオーガスタ。部屋をエレガントに、時には大きな葉で目隠しや加湿器代わりにもなるオーガスタは、適切な育て方をすることでより美しい樹形を楽しむことができるようになります。 今回は、観葉植物の中でも人気が高いオーガスタの育て方についてご紹介します。

人気の観葉植物オーガスタとは?

人気の観葉植物オーガスタとは?

オーガスタは、バショウ科ゴクラクチョウ属(ストレリチア属)に分類される観葉植物の一種です。学名は、ストレリチア・ニコライ(Strelitzia nicolai)。かの有名なロシア皇帝・ニコライ一世の名から名付けられたとされる誇り高い観葉植物です。
オーガスタとは日本での流通名であり、和名はルリゴクラクチョウカと言います。極楽鳥のような極彩色の花を咲かせるストレリチア・レギネの仲間であり、オーガスタは凛とした美しい白い花を咲かせます
原産国はマダガスカル島や南アメリカといった熱帯地方であり、熱帯植物らしいバナナのような大ぶりの葉とエキゾチックな樹形が特徴です。花言葉は、「あたたかい心」と「輝かしい未来」。切花として楽しまれるストレリチア・レギネとは対照的に開花をさせることが難しいとされ、花を楽しみたい場合は広く温度管理ができる場所で育てる必要があります。

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初心者にもおすすめの観葉植物オーガスタの育て方

初心者にもおすすめの観葉植物オーガスタの育て方

自然界では10mもの高さにまで成長するオーガスタは、部屋に置くことでシンボルツリーになるだけの迫力があります。育て方も手軽で初めて観葉植物を育てるという人にもおすすめのオーガスタは、比較的コンパクトなものから大型なものまでさまざまなサイズが流通しています。
ここでは、初心者でもお世話をしやすいオーガスタの育て方について詳しく解説します。

美しい葉の維持には日光が不可欠

美しい葉の維持には日光が不可欠

オーガスタは、日光が大好きな観葉植物です。春や秋の柔らかい日差しなら、外に出して直射日光を浴びせることができます。真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、窓から少し離れたところに鉢を置いてレースカーテン越しに日光を浴びせると良いでしょう。日光が十分だと、新芽から美しい葉を次々と伸ばしてくれるようになります。
一方で、日光不足になると葉先が丸まったり新芽から葉がいつまでも伸びなくなったりすることが増えるようになります。またオーガスタは十分な日光を葉に浴びることで、葉に艶が出る観葉植物でもあります。

水やりの量には注意が必要

オーガスタは、土を触って乾燥していたら鉢底からたっぷりと水をあげる育て方をすることが大切です。春から秋は土の表面が渇いていることを確認できた場合は、すぐに水やりをします。冬はオーガスタが休眠しているため、土の表面が乾いてから3日から1週間ほど放置してから水やりをしましょう
オーガスタは水切れを起こすと生育に影響がある一方で、常に土がジメジメしている状態だと根腐れを起こしやすくなります。オーガスタは比較的丈夫な観葉植物であるため、神経質にならずに乾燥気味な育て方をしても大きな問題はありません。

定期的な剪定が大切

定期的な剪定が大切

オーガスタは縦に葉を伸ばして大きくなる観葉植物であるため、定期的な剪定が必要になります。自生しているものは樹高10m以上なることも少なくなく、大きくなった葉は幼児がすっぽりと隠れることができるくらいになります。
オーガスタの剪定は、体力がある生育期の5月から7月にかけて行いましょう。清潔なカッターや剪定バサミを使って、古い葉や完全に枯れている葉を根本から落としていきます。変色していたり割れたりしている葉は、見目が悪い部分だけを形を整えながら剪定します。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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冬越しの仕方

オーガスタにとっての適温は20℃から25℃。35℃以上の猛暑と寒さには弱い傾向がある観葉植物です。暖かい時期は庭やベランダといった屋外で育てることができます。ある程度の寒さにも耐えることができますが、気温が5℃を下回ると株が弱って枯れてしまう恐れが出てきます
10℃になると生育がストップするため、秋が近づき始めたらエアコンで温められた室内に置くようにしましょう。日光のために日当たりが良い場所に置く必要がある一方で、夜や明け方の窓際は冷たい空気でかなりひんやりするため、寝る前に窓から離れた場所に移動させてあげることが大切です。

注意したい病害虫

オーガスタは、一般的な観葉植物同様カイガラムシがつきやすいとされています。また葉にハダニがつきやすいため、放置すると樹液を吸われることで葉が変色したり弱って垂れてきたりするようになります。春から秋にかけて繁殖しやすいカイガラムシやハダニはサイズが小さく、一見汚れやホコリのように見えるため、こまめにチェックすることが大切です。
こまめに葉水をしたり湿らせた布で葉や枝の間を拭いたりして清潔にする育て方をすることで、病害虫からオーガスタを守ることができます。害虫を発見した場合は、数が多くなる前に駆除剤の使用やティッシュなどで拭って取り除きましょう。

オーガスタの葉が割れたり変色したりする原因は?

オーガスタの葉が割れたり変色したりする原因は?

適切な育て方をしているはずなのに、オーガスタの葉が割れたり変色したりするケースがあります。もともと100cmを超えることもあるオーガスタの葉は繊細で、ちょっと物がぶつかったり風にあおられたりするだけでも裂けてしまうことがあります。生育には影響はないため、心配しなくても大丈夫です。
また、葉が丸まったり茶色く変色したりする場合は、日光不足や水切れ、根詰まり、エアコンの風が直接当たって乾燥していることが原因かもしれません。思い当たることがないか注意深く確認し、必要に応じて置く場所を変えてみたりこまめに葉水をしたり、鉢底から根が出ていないかどうかをチェックすることが大切です。

オーガスタの美しい葉を維持するためにHB-101がおすすめ!

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肥料を与えなくても成長することができるオーガスタですが、適切なタイミングで肥料を与える育て方をすることが大切です。生育期の2〜3ヶ月に一度、株元に緩行性の肥料を馴染ませましょう。部屋に置くため家族やペットに優しいものをオーガスタに使いたいという場合は、株式会社フローラの植物活力剤HB-101がおすすめです!
病害虫が近づきにくくなり、元気がなくなった状態の観葉植物を復活させることができます。小粒サイズなので土に混ぜやすく、オーガスタを生き生きとさせることができるでしょう。HB-101の詳細については、公式サイトをチェックしてくださいね!

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まとめ

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オーガスタは、美しく立派な葉が特徴の観葉植物です。観葉植物の育て方をあまり知らない人でも育てやすく、大きくすることができます。剪定した葉は、花瓶などの容器に生けて飾ることも可能です。見栄えがするため、インテリアに映えておしゃれな空間になるでしょう。
部屋に観葉植物を置きたいと思っている場合は、オーガスタを検討してみてはいかがでしょうか?今回ご紹介した育て方も、ぜひ参考にしてくださいね。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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