小松菜の育て方は初心者にも簡単！プランターを使った育て方をご紹介！
2025.03.04
栄養価が豊富で美味しい小松菜は、手間が少ない育て方で育つため初心者でも手軽にプランターで育てることができます。プランターでの栽培の場合、都市のマンションのベランダや庭のちょっとした狭いスペースでも簡単に小松菜を育てることができます。自分の手で種から小松菜を育てることで、成長の過程や収穫を楽しむこともできるでしょう。 今回は、プランターを使った小松菜の育て方についてご紹介します。
小松菜の特徴
プランター栽培ができる小松菜は、緑黄色野菜に分類される葉物野菜です。カルシウムやビタミンC、食物繊維といった栄養価が非常に豊富で、日本では江戸時代にはすでに栽培されていたとされています。
癖が少ないため食べやすく、シャキッとした歯応えと適度な柔らかさが魅力のためサラダはもちろん、炒め物、スープ、スムージーなどにしても美味しく食べることができます。育て方も簡単で成長スピードも早く、種まきからあっという間に収穫できるため初心者でも手軽に育てることができるのも小松菜の特徴と言えます。
プランターを使った小松菜の育て方
プランターを使った小松菜の育て方は、それほど難しくありません。根が浅く伸びるため、深さ20cm程度のプランターなら横長のタイプでも育てることが可能です。葉物野菜であるため虫や鳥に食べられる恐れはありますが、比較的放置気味で育てることができます。
ここでは、プランターを使った小松菜の育て方について詳しく解説します。
適した土
小松菜は水はけと通気性が良く、pH6からpH6.5の弱酸性の土で旺盛に育ちます。プランターで育てる時は、野菜用の培養土を使った育て方が最も手軽です。
元肥が配合された土なら、鉢底石を敷いたプランターに移し替えるだけで土の用意は完了です。一から土づくりをする必要がないため、土づくりに慣れていない人も安心して使うことができるでしょう。
種まき
小松菜は基本的な通年に育てることができる一方で、発芽に必要な気温は15℃から25℃であるため寒い時期に種まきをすると発芽が遅れる恐れがあります。植物活力剤にタネを浸してから種まきをすると、発芽率がアップすることが期待できます。
プランターを使った育て方では、割り箸や指先で浅く掘った溝に種をパラパラとまいて軽く土を被せます。サイズが小さいプランターの場合は、1箇所に3、4粒タネをまくまき方もおすすめです。
種が流れていかないように、優しく水やりをしたら準備は完了です。種は保存ができますが、保管期間が長くなれば長くなるほど劣化による発芽率の低下が見られるため、種を入手した後はなるべく早く種まきをすることがおすすめです。
水やりの頻度
小松菜の土の表面が乾いていたら、水やりが必要です。基本的に気温が低い午前中と夕方の2回水やりをします。夏場は特に乾燥しやすいため、水切れが起きないように注意しましょう。
気温が上がり切ってから水やりをすると、土の中で水温が上がり小松菜の根がダメージを負う恐れがあります。水やりをしてもすぐに干上がってしまう場合は、夜にも水やりをする育て方がおすすめです。
間引き方
小松菜は種まきから、2日から4日ほどで芽が出てきます。1回目の間引きは、本葉が2枚程度の時に株と株の間を2cm程度空けて間引きます。
2週間ほど経ち本葉が4枚以上出てきたタイミングで、2回目の間引きをします。茎が太くしっかりと生育している芽を中心に残し、5cm程度の間隔を空けて残りを間引きします。間引きした小松菜は、ベビーリーフと呼ばれる野菜であるため味噌汁やサラダに加えて楽しみましょう。
収穫のタイミング
プランターで育てることができる小松菜は地植え同様成長スピードが早く、種まきから30日ほどで収穫ができるようになります。収穫は、根っこから引き抜いてOK。春から夏にかけての気候が暖かい時期は特に成長が早く、25℃以上の日が続くと20日ほどで収穫ができる場合もあります。
一方で冬に近づくと気温が低下するため、成長スピードが遅くなり収穫まで40日ほどかかることがあります。本来は冬が旬の小松菜は霜に当たることで甘みが増すと言われています。小松菜は高さが20cm以上に達したら収穫が可能です。時間が経つにつれて硬くて食べにくくなったり味が落ちたりするため、早めに収穫をしましょう。
小松菜を虫から守るためにできることは？
小松菜は虫が葉を食べにやってくるため、いつの間にか葉が穴だらけになっているしまうことがあります。虫を忌避する駆除剤を使うことで、ほぼ確実に小松菜を虫の被害から守ることができます。一方で、家庭でプランターで育てるからこそ安心安全の無農薬で育てたいという人もいるでしょう。
小松菜は虫だけでなく鳥にとっての好物でもあるため、無農薬で育てたい場合は葉が出てきたタイミングでネットを設置することがおすすめです。通気性が良いネットで覆うことで湿気が溜まることを防ぎ、上から水やりをすることもできます。
小松菜がヒョロヒョロになってしまう原因は？
小松菜の葉がヒョロヒョロになって育たない場合、日光不足や水のあげすぎが原因の可能性があります。間引きを行わずに育てることで小松菜の苗同士が近くなると、日光を求めてヒョロヒョロと長く伸びる徒長が起こりやすくなります。
適度に間引きをし、しっかりと土寄せをすることで、徒長が起こりにくくなるでしょう。また小松菜は多湿を嫌うため、水をあげすぎると病気にもかかりやすくなるため注意が必要です。
立派で美味しい小松菜を育てるためにHB-101を活用しよう！
より美味しい小松菜を育てたい時は、発芽した後10日から15日にかけて一度液体肥料を与えることがおすすめです。プランターを使った小松菜を育てる時におすすめなのが、株式会社フローラの HB-101です！希釈タイプなのでコストパフォーマンスが良く、植物の成長を助けてくれます。
スギやオオバコなど100%植物から抽出したエキスを使っていることもHB-101の魅力です。家庭菜園で育てる小松菜だからこそ、信頼できる活力剤を使いたいという方にもおすすめです。HB-101の詳細については、公式サイト公式サイトをチェックしましょう。
| 野菜作りや園芸に。プロご用達「HB-101」 | |
| 35cc | 1,000円 |
| 100cc | 2,400円 |
| 500cc | 10,500円 |
| 1L | 19,000円 |
| 5L | 90,000円 |
| 10L | 175,000円 |
| 20L | 340,000円 |
まとめ
小松菜はプランターで育てることができる野菜です。育て方も比較的簡単で、1週間から2週間さで種まきをして育てることで長く収穫を楽しむことができます。小松菜を使ったレシピも多いため、料理の幅が広がる楽しみも増えるでしょう。
小松菜は自宅で育てることで、サイズの調整も可能です。採れたての小松菜は鮮度が良く、甘味が感じられることもあります。栄養が豊富であるため、家族や成長期の子どもの健康を支えたい場合にもプランターを使った小松菜を育ててみることがおすすめです。
