直射日光に強い野菜おすすめ3選

直射日光に強い野菜おすすめ3選

2024.07.16

みなさんは家庭菜園に挑戦されたことはありますでしょうか? 昨今の「おうち時間」ブームによって、家庭菜園も大人気です。 家庭菜園で育てられる野菜には、プランターで気軽に育てられるコンパクトな品種から畑での栽培を推奨される品種まで多種多様な種類があります。 ご家庭で日々成長する姿を楽しみながら、新鮮な野菜を食べることができる「家庭菜園」はとても魅力的ですよね! しかし、プランターにせよ畑にせよ、「枯れてしまったら嫌だな・・・」というお悩みもあるかと思います。 植物が枯れる原因の一つである「葉焼け」という現象をご存知でしょうか。 この現象に強い植物を選ぶことで、せっかく植えたのに枯れてしまうリスクをグッと下げることができます。 本記事では、多種多様な野菜から厳選して「直射日光に強い野菜おすすめ3選」をランキング形式で紹介いたします!

野菜とは

野菜とは

学術的にみる「野菜」とは、食用可能な草本植物の総称です。
つまり、葉や根など、あるいは果実を収穫して食べられる植物全般が野菜ということになります。
そう考えると、数えきれないほどの種類の植物が「野菜」に分類されるといえますね。

そんな野菜ですが、同じくスーパーで販売されている「果物」との間に明快な線引きがないことをご存知でしょうか。
しかし、ひとつ例を挙げると「イチゴ」と聞いて「野菜の一種」であると考える方は少ないと思います。
そう思うと、一見区分けはされているようにも思えますが、明確な区分けがないこともまた事実です。

つまりどういうことか。「野菜」であるか「果物」であるか、という区分けは学術的な検知ではなく受け手である消費者側の感覚で決まっているといえます。

一般的には「糖度の高い」食用の植物は果物に分類されているように思いますが、実は糖度が非常に高い「ニンニク」は「野菜である」と考える方がほとんどであるように、分類が非常に難しい分野であることに間違いはありません。

本記事は「直射日光に強い野菜」がテーマであるため、「野菜」と「果物」の要件を定義しなければなりません。
そのため本記事では下記の要件を満たした植物に限定し解説いたします。

・樹木ではないもの。 (例:ツル性の樹木から収穫できる「ブドウ」は野菜ではない)
・一般的に「野菜売り場」で販売されている (例:果物売り場に並んでいる「イチゴ」は野菜ではない)
※賛否あるかと思いますが、解説をするための仮の定義です。

陽性とは

陽性とは

本記事のテーマのうち「直射日光に強い」という部分について解説いたします。

分類状、直射日光に強い植物植物のことを「陽性植物」と言い、逆に直射日光に弱い植物のことを「陰生植物」や「半陰性植物」と言います。
つまり、生育環境による個体差はあれども、太陽光に強いか弱いかという特性は、品種毎に決まっているのです。

陽性植物

陽性植物について解説いたします。
陽性植物の特徴は、なんと言っても太陽光(直射日光)に強いこと。
逆にいうと、強い光で長時間光合成をしなければ生育できないといえるでしょう。

これらの陽性植物は、1日中(6時間〜)直射日光が当たる場所を好みます。
そのため、強い太陽光無しでは枯れてしまう反面、強い日差しを長時間受けても耐える力を持っているのです。

身近な陽性植物を挙げると、バラやヒマワリ、アサガオなどが陽性植物に分類されます。
これらの植物は1日を通して日陰になる場所には咲いていませんよね。
こういった植物たちが陽性植物に分類されています。

陰生植物と半陰性植物

続いて「陰生植物」と「半陰性植物」について解説いたします。
その特徴は陽性植物の逆で太陽光(直射日光)に弱いことです。
逆にいえば比較的少ない光で効率的に生育することができる植物であるといえます。

概ね、半日程度(〜4時間)は直射日光が当たるか、もしくは一日中緩い光の当たる「半日陰」で育つことができる植物です。
陽性植物と比較すると、ずいぶん光が少なくても良いことがわかりますね。

陰生植物と半陰生植物の詳細な違いについては、本記事の趣旨ではないため割愛致しますが、「陰生植物」の方が「反陰生植物」よりも太陽光(直射日光)に弱いという認識で問題ありません。
陰生植物と半陰性植物のポイントとしては、光が不要なわけではなく比較的少ない光で成長できるという点です。
身近な陰性、半陰性植物としては、シソやミョウガ、パセリなどが挙げられます。

尚、類似した「耐陰性」という言葉があります。
こちらもほぼ同じ意味で「日陰に耐える力を持った植物」ということになり、特性としては同じと考えていただいて差し支えありません。

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直射日光で育てるには

直射日光で育てるには

本筋である直射日光で植物を育てる際のポイントについて解説いたします。
ポイントは下記の4点です。
それぞれ項目毎に要点をまとめましたのでぜひチェックしてください。

① 日当たり
② 気温
③ 品種
④ 養分

日当たり

前述の陽性植物であれば直射日光に当てて育てることがベストです。
そもそも、品種改良さていたとしてもベースは自然界の植物なのですから、太陽光でよく育つことは道理です。
遮光もさほど必要ないと考えらます。

しかし、注意点としては「日当たりが良い場所は水が乾くのも早い」ということです。
特に夏場は強い日差しが長時間降り注ぐため、遮蔽物の全くない畑などで栽培する場合は、朝にきちんと水分を補給してあげることが枯れを防ぐうえで最も重要といえるでしょう。

気温

気温については、日本で一般的に栽培されている品種であればそれほどシビアに考えなくとも良いと言えるでしょう。
しかし、冬場は要注意です。

家庭菜園向きと言われる野菜の中には越冬可能な品種も一部ありますが、お住まいのエリアによっては植物が耐えられない可能性もあるため、品種毎に耐寒温度を確認したほうが良いです。

また、寒冷地にお住まいで尚且つ植物が地植えでない場合は、冬の間だけでも室内に取り込んでしまっても良いでしょう。

品種

家庭菜園で育てる品種を選ぶ際のポイントを整理しました。
チェックリストとしてぜひご活用ください。

1.陽性の植物であるか
2.水切れに強い品種か
3.耐寒性はお住まいの地域にマッチしているか
4.ツル性の植物ではないか※1

※1ツル性の野菜の場合、プランター以外に柵が必要となるケースがほとんどであるため要注意です。

養分

野菜の成長を「肥料」や「活力剤」を使用してサポートしてあげましょう。
肥料や活力剤を使用して充分な栄養を与えることによって、野菜の成長をよりスピーディーかつ大きく成長させることができます。
実を収穫する野菜の場合、実の大きさや味にも良い変化があると言われています。

尚、私の場合は肥料よりも活力剤を使用することが多く、またオススメしています。
なぜかというと、肥料は規定量を厳密に守る必要があるのに対して、活力剤は比較的おおらかに使用できるためです。

肥料は適量をきちんと施すことができれば非常に効果的ではありますが、使用量を間違えると「肥料焼け」という現象に繋がり野菜が枯れてしまう原因になります。
一方、活力剤であれば製品にもよりますが規定量を超えてしまってもダメージは少ないです。
そのため、野菜の種類や大きさごとに濃度を変更する必要がなく、水やりの際に水に混ぜて散布できるため非常に効率的ともいえるでしょう。
以上の理由により、私は活力剤をメインに使用しています

特に植物栽培の初心者さんや、肥料の使い方がよくわからない方にとって活力剤は心強い味方となってくれるでしょう。

参考までに私が使用している活力剤のリンクを下記に貼り付けておきます。
ぜひご参照くださいませ。

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育てやすい果物 おすすめの品種5選

ここまで、ご家庭で果物を栽培するための方法を紹介してまいりました。最後に、数ある果物の中から厳選して、「育てやすい果物 おすすめ品種5選」をランキング形式でご紹介いたします。

1位 ナス

ナス

堂々の第1位はナスです。
ナス科ナス族の野菜であり、代表的な夏野菜ですね。
支柱は必要とするものの、プランターでも育てられるコンパクトさは魅力的です。
強い日差しにも耐えるため、日当たりの良い場所で管理してあげましょう。
成長が早く、植え付後2ヶ月〜収穫できる点も嬉しいポイントです。

2位 玉ねぎ

玉ねぎ

続いて第2位は「玉ねぎ」です。
ヒガンバナ科ネギ属の野菜で、日当たりの良い場所を好むため直射日光で育てる場合には非常に栽培しやすい野菜であるといえます。
お料理に登場する頻度が高い点も嬉しいですね。
注意点としては、植えてから収穫までが長いことと、冬に植え付けを行うため越冬の準備が重要であることです。

3位 トマト

トマト

第3位はトマトです。
ナス科ナス属の野菜でありコンパクトなプランターでも育てられる点も魅力的です。
直射日光が大好きで、日当たりが悪いと生育が鈍ってしまうため、光がたくさん当たる場所で栽培しましょう。
注意点として、トマトはツル性の植物であるため柵の準備が必要になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事では「直射日光に強い野菜」をテーマにご紹介いたしました。
今回ランキングで紹介した品種以外にも多種多様な陽性の野菜が存在します。
活力剤を使ったグループと使っていないグループに分けて成長を比べてみるのも面白いかもしれませんね。
気軽に始められて奥が深い家庭菜園にぜひ挑戦してみてください。

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