家庭菜園で育てられる果物 人気ランキング5

家庭菜園で育てられる果物 人気ランキング5

2019.01.10

今、家庭菜園で果樹、果物を育てる人が増えています。 スーパーマーケットや市場で売られているような新鮮な果物を自宅で育てられたら良いですよね! 我が家も完熟果実を家庭菜園で栽培しています。 野菜も良いですが、自分の庭や畑で育った果物を新鮮なままいただいたり、ジャムや果実酒にしたりと使い道が多いので重宝しています。 そんな家庭菜園で人気の果物ランキング5をご紹介!

家庭菜園に果物がおすすめの理由

家庭菜園に果物がおすすめの理由

家庭菜園といえば、トマトやなすなどの夏野菜が一般的ですが、実は果物は植えっぱなしで野菜よりも手間がかかりにくく、比較的育てやすいものが多いのです。
その上、毎年その成長が楽しめるので育てている!という実感が湧きやすいというのもあります。
また加工に利用しやすい点も人気のひとつですね。
そんな中でも特に人気の5種類をご紹介します。

家庭菜園におすすめの果物ランキング5

1、ブルーベリー

家庭菜園におすすめの果物・ブルーベリー

家庭菜園で人気の果物の第1位はダントツでブルーベリー!
比較的放置気味でも育てられ、生でも加工しても大丈夫とあって、初心者からベテランさんまでもが夢中になっています!
我が家のブルーベリーも年々大きく、沢山の実をつけてくれるようになりました。
採れたての果実は別格の甘みが味わえて本当におすすめ!

【植え付け】

日当たりの良い場所で、土は酸性の土壌を好みます。
酸性度の高いピートモス、もしくは弱酸性の鹿沼土を多く用いると良いでしょう。
植え付けの時期は春、または秋がベストですが、寒冷地では雪や寒さの被害が考えられるため、春植えが向いています。

【水やり】

鉢植えの場合は、土の表面が乾ききらないように水やりをします。
水分量が足りないと、果実が大きく育ちません。特に収穫期には、水を切らさないようにしましょう。
地植えの場合は根が張るまでは水切れに注意しますが、根が張ってしまえば真夏以外は放っておいても大丈夫です。

【剪定、肥料】

若木は枝の先端に付いた花芽を剪定します。
少しもったいないのですが、まずは木を大きく、強くすることが重要です。
植え付けから2年以上経ったら元気な枝を残し、細く弱い枝を間引くように剪定します。
剪定は2月頃が良く、剪定後にブルーベリー専用の肥料を与えてください。
その後の肥料は春の芽吹きの時期と収穫後の9月に与えると甘い実がなるようになります。

2、イチジク

家庭菜園におすすめの果物・イチジク

そのままいただいても、ジャムやワイン漬けにしても美味しい上に女性ホルモンに良い人気を与えると女性に大人気のイチジク。
意外にも家庭菜園で育てやすい果物のひとつです。
イチジクは出回る時期が限られていて手に入れにくいのでぜひご自分で育ててみてください。

【植え付け】

日当たりの良い場所を好み、地植えでも鉢植えでもオッケーです。
ある程度水はけの良い土を好みますが、乾燥しすぎないように果樹用培養土7割、と腐葉土3割を混ぜた土に植えるのがベストです。
横に広がって伸びる習性がありますので、植え付け後に支柱を立ててください。

【水やり】

地植えの場合は、真夏の猛暑が続くとき意外は基本的には水やりは必要ありません。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。

【剪定、肥料】

植え付けから1年目は枝の20㎝程度のところで剪定します。
2年目以降は枝が混み合っているところを間引くように剪定すると病気や_害虫を防ぐことができます。
その際に横に伸びていく長い枝は強く太いものを残して剪定します。
生長させるためには、肥料を多くやると良いでしょう。
植え付け時に堆肥、果樹や野菜用の化成肥料、油かすを利用します。
春先から秋までは2ヶ月に1回程度同じように肥料を与えるとみずみずしい実がなるようになります。

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3、ゆず(柚子)

家庭菜園におすすめの果物・ゆず(柚子)

鍋などの冬の料理、料理の風味付けに、柚子をお風呂に入れた柚子湯…と用途の広い柚子。
柚子は寒さに強く日本の気候風土にも合い、家庭菜園で育てやすい果物のひとつですのでチャレンジしやすいと人気です。
家庭菜園の柚子は市販のものに比べると形も不揃いですが、一本あるとお料理使いにとっても便利です。
ただし、トゲのある品種もあるのでお子様のいるご家庭では気をつけましょう。

【植え付け】

地植えでも鉢植えでもオッケーです。
ある程度温暖で日当たりが良好な気候を好みますので、東北地方以南が良いようです。
植え付けは早春か秋に行いますが、寒冷地の場合は冬の被害がない早春が良いでしょう。
水はけが良く、且つ水持ちの良い土壌を好みますので植え付けの際に赤玉土、腐葉土などを等分で配合します。

【水やり】

地植えの場合は基本的には水やりは必要ありませんが、雨の少ない時期には水やりが必要です。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら下から水が漏れるまでたっぷりと水やりが必要です。

【剪定、肥料】

剪定は早春に行い、混み合った部分を間引くように強く太い枝を残して剪定します。
枝は横に開くように剪定すると、実がつきやすくなります。
有機質肥料、科学性肥料を春、夏、秋と分けて与えます。
成長する4月~9月、実の付く9月~11月に行うと葉も枝も成長し、より良い果実をつけるようになります。

4、梅

家庭菜園におすすめの果物・梅

梅は花も実も楽しめる最も日本人らしい果物で、家庭菜園の定番と言えますね。
梅干しに梅酒、梅ジャム…と加工に適しているのも人気の理由です。
明治時代の中期から日本では梅の栽培が始まり、無農薬でも大丈夫と植木としても人気があります。
春いちばんに花が咲く梅の木は庭に彩りを与えてくれます。
実がなりにくいという場合もありますので、3品種以上を植え付けておくと良いでしょう。

【植え付け】

地植えがベストです。
開花は2~3月頃ですが、その前の気候に左右される傾向があります。
2~3品種を3m程度の間隔を取り植栽しますので、ある程度の広さが必要です。
日当たりの良い場所を好みます。

【水やり】

根が張るまでは土が乾かない程度に水をやります。
その後は基本的には水やりは必要ありませんが、雨の少ない時期には水やりが必要です。

【剪定、肥料】

剪定は夏と冬の二回行い、夏季は暑さが弱まる9月上旬、冬季は花が咲く前、11~1月中旬に行います。
夏季は込み入った_葉と枝を間引き、十分に全ての葉に日光を与えるようにしますが元気な枝葉が日焼けしないように気をつけます。
冬季は夏季に切り込まなかった部分を剪定します。
肥料は積極的には必要ありませんが、冬季剪定の時期に完熟肥料を与えると良いでしょう。

5、パッションフルーツ

家庭菜園におすすめの果物・パッションフルーツ

ブラジル原産のパッションフルーツが、夏のグリーンカーテンに人気です。
ツルが太陽に向かって旺盛に伸び、多年草で年ごとに株が太りますので直射日光を大きく遮ることができます。
花も実も見た目が夏らしく、子供も大人も楽しめるパッションフルーツが家庭菜園の果物栽培で人気急上昇中!
我が家も実がなった時は子供達も大喜びでした。
なかなか味わえないパッションフルーツをぜひ試してみてください!

【植え付け】

プランターが一般的ですが、九州以南の温暖地であれば地植えも可能です。
4~5月に大きめのプランターに植えつけます。
1日を通して南向きで日当たりの良いところで育てましょう。
風が強すぎる場所は好みません。
グリーンカーテンとして使用する際にはネットなどでツルを誘引します。
20~30度が適温ですが、耐寒気温は5_度程度で、秋から冬は屋内やハウスなどに移動します。

【水やり】

生育のために、水は多く必要です。
6~7月にたくさんの花を咲かせる事が重要ですので、その頃の水枯れには注意しましょう。
春から秋は水が切れないように水やりの必要がありますが、冬場は根腐れしないように控えめにします。

【剪定、肥料】

収穫が終わり、冬の時期に入る際に50㎝程度を残して剪定します。
植え付けの際に赤土4割、腐葉土4割、赤玉土3割を配合します。
追肥は実がなる頃の6月に粒状の肥料、もしくは液体肥料を施します。

まとめ

果物は実だけでなく、花も楽しめるのが魅力です。
自分の庭に一本あるだけで華やかになりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

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