種のまき方、苗の選び方や植えつけ方をご紹介。
2019.11.19
「野菜を育てようと思って種を買ったけれど、どうやってまいたらいいの?」、「元気な苗はどうやって見分ければいいの?」など、野菜を栽培しようとするとき、疑問に思うことがたくさん出てくると思います。 そこで、種のまき方や苗の選び方のコツ、苗の植えつけ方など、家庭菜園に必要となる知識をご紹介しましょう。
種の選び方
種を選ぶときは、種の入っている袋の裏側の採取年月日を見て、新しい種を選びます。また袋の裏側には、まき時期やまき方など栽培に大切な情報が載っているため、しっかりチェックしましょう。
種のまき方
種のまき方には3種類あり、野菜によって適したものを選びます。
種のまき方①点まき
間隔をあけて深さ1~2cmの穴を作り、そこに種を5~6粒まいていく方法です。ダイコンやハクサイなど、株と株の間隔が必要な野菜に用います。
種のまき方②すじまき
一直線上の溝に約1cmの間隔で種をまいていく方法です。ホウレンソウやコマツナ、ニンジンなどの多くの野菜に用います。間引きなどの作業が行いやすい方法です。
種のまき方③ばらまき
簡単なまき方で、土の表面にまんべんなくまいていく方法です。
いずれも種が隠れるよう土をかぶせ、手で軽く押さえて種が流れないようにします。最後にたっぷり水をやって、種まきは完了です。
野菜の種類によって、種が発芽しやすい温度が異なるため、それぞれの種類に合った発芽の適温をチェックして種まきをします。
ホウレンソウやキャベツなどは15℃~20℃の低い温度を好み、トマトやナスなどは20℃~28℃の高い温度を好みます。
また、ニンジンやインゲンの種は光が少ないと発芽しないので、種がかぶる程度に薄く土をかけます。
苗の選び方のコツ
せっかく苗を買って植えても、すぐに枯れてしまったら悲しいですよね。元気に育つ良い苗を見分けるために、そのコツをおさえておきましょう。
選ぶときの主なポイント
・葉が大きくて色が濃いか
・病気や害虫被害がないか
・ポットの下から見て根が見えているか
茎が弱々しく葉も落ちていて、いかにも元気がなさそうな苗はやめておきます。
逆に、節と節の間が短く、茎がしっかりしている苗を選びます。
また、苗には「接ぎ木苗」という別の植物の苗を台木にして接ぎ合わせたものもあり、少し値段は高いですが、病気や害虫に強く育てやすいのでおすすめです。
苗の植えつけ方
トマトやナスなど実のなる野菜を育てる場合、初心者の方は苗から植えた方が簡単です。
苗が弱らないように、日差しが強くなく、風もない日を選んで植えましょう。
まず、苗がすっぽり入るくらいの穴を掘ります。その穴に水をたっぷり注ぎ、いったん引くのを待ちます。
次にポットからそっと苗を取り出して穴に入れ、根元にそっと土をかぶせて手で軽く押さえます。最後にもう一度水をやって、植えつけは終わりです。
根が伸びて定着するまでは、土が乾燥したらたっぷりと水をあげるようにしてください。
わき芽は取ったほうがよい?
野菜の育て方を調べていると、よく「わき芽をかく」という言葉を目にします。「わき芽」とは、太い主枝と葉の付け根から出てくる芽のことを言います。そして「わき芽かき」とは、その芽を摘み取る作業のことです。
ほとんどの野菜について、わき芽を取る作業は必要になります。わき芽を摘むことで、実をつけるのに必要な栄養分が行き渡り、収穫量を増やすことができます。
わき芽は、小さければ手でちぎることができますが、長く伸びている場合は剪定バサミで切っていきます。コツがつかめてくるとテンポよく作業が進むでしょう。また、切り取ったわき芽を挿し木にすることで、株を増やすことのできる品種もあります。
成長に応じてわき芽取りを行い、大きくて立派な実をたくさんならせましょう。
種をまく前に!植物活力液HB-101
私が家庭菜園で野菜を育てる際は、種をまく前に必ず植物活力液HB-101の1000倍液に浸してからまく様にしています。野菜の種類によって浸しておく時間も違いますが、葉物野菜の場合は3時間程度、根菜類の場合は1時間程度浸しています。
このひと手間をかける事で育ちがよくなり、実り方も違ってくるのでかかさず行っています。
植物活力液HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。
ぜひ1度種まきをする際には、植物活力液HB-101を試してみてください。
まとめ
野菜を育てようとしても、意外とわからないことがたくさんあると思います。
種のまき方は野菜によって異なるため、基本的なまき方をおさえ、その品種に適したやり方でまくことが大切です。
また、苗から育てるときには、元気な苗を選んでたくさん実をならせてください。世話をしていくなかで、きっと色々な楽しみや発見があると思います。
家庭菜園に挑戦することを考えている方は、コツをつかみながらおいしい野菜をたくさん栽培してください!