人気のハーブ5選の育て方をご紹介!プランターで家庭菜園を楽しもう!
2024.11.26
プランターでハーブを育てることで、ベランダや庭先のちょっとしたスペースで家庭菜園を楽しむことができるようになります。育て方が簡単で特別なお世話を必要としない種類を選ぶことで、長く新鮮なハーブを楽しむことができるでしょう。お料理やハーブティー、ドライフラワーなどにすることで、よりリラックスタイムを楽しめるようになります。 今回は、ハーブの中でもプランターで育てやすく、育て方も手軽な5選について詳しくご紹介します。
プランターで育てられる人気のハーブ5選と育て方
人気のハーブは、育てやすく場所も取らないプランターで育てることがおすすめです。マンションなどのベランダでも育てやすく、日当たりがハーブに適した環境の場合は室内でも育てることができるでしょう。
好みのハーブを育てることで、新鮮なハーブを手軽に楽しめるというメリットを享受することができます。家庭菜園初心者の場合は、簡単な育て方でぐんぐんと成長する種類がおすすめです。
ここでは、育て方が比較的簡単でプランターでも栽培が簡単なおすすめの5種類のハーブについて解説します。
1.バジル
植え付け時期 | 4〜6月 |
適した環境 | 風通しと日当たりが良い場所 |
水やり | 土の表面が乾いたら鉢底に滲み出るまでたっぷりと水やりをする |
追肥のタイミング | 5〜9月にかけて定期的に肥料を追加 |
収穫時期 | 15〜20cmに成長した頃
花を咲かせると香りが落ちるため、剪定が必要です |
ピザやパスタ、ソースにしても美味しいバジルもプランターで育てることができるハーブです。育て方も簡単で、収穫をしても次々と葉が茂ってきます。バジルの中でも、一年草であるスイートバジルは育てやすいため、ハーブを育て慣れていないという人にもおすすめです。
摘心をして脇芽を育てる育て方をすることで、より長くバジルを楽しむことができるでしょう,無農薬で育てる場合、ナメクジやヨトウムシがバジルの葉を食べるにくることがあるため、こまめにチェックすることが大切です。
2.ミント
植え付け時期 | 4〜5月/9〜10月 |
適した環境 | 風通しが良く、日当たりが半日陰な場所 |
水やり | 土の表面が乾いたら鉢底に滲み出るまでたっぷりと水やりをする |
追肥のタイミング | 2ヶ月に一度緩効性の肥料を株元に施す |
収穫時期 | 若く柔らかい葉を収穫 |
ペパーミントやスペアミントの種類が人気で、育てやすく繁殖力の高いミント。ギリシャ神話の女神がミントになったという伝説があるハーブであり、非常に頑強で園芸初心者でも育てやすい種類の一つです。
繁殖力も非常に強く、ミントを地植えにした場合、庭一面ミントになってしまうことも少なくありません。清涼感のある風味は、ハーブティーやお菓子、料理の彩りとして楽しむことができるでしょう。ミントに含まれているメントールには、鎮痛作用や消化促進などに効果があるとされています。
3.ラベンダー
植え付け時期 | 3〜5月 |
適した環境 | 風通しと日当たりが良い場所 |
水やり | 土の表面が乾いたら鉢底に滲み出るまでたっぷりと水やりをする |
追肥のタイミング | 3月と9月下旬に緩効性肥料を株元にまく |
収穫時期 | 花が咲き始めたら必要な分を脇芽のすぐ上でカット |
乾燥させてポプリにしたり、ハーブティーにしたりすることができるラベンダー。地中海やインドを原産国とし、丈夫であまりハーブを育てたことがない人でも手間なく育てることができるでしょう。特徴的な紫の花は愛らしく、他のハーブ同様あまり肥料を与えなくてもすくすく育ちます。
ラベンダーは、乾燥気味な育て方をした方がよく育ちます。水を与えすぎると根腐れを起こす可能性が高くなるため、注意が必要です。また、水やり時は、蒸れを防ぐために必ず根本から与えます。高温多湿が苦手であるため、梅雨時期には切り戻しと、わき芽の上と込み入った枝を取り除く枝透かしを行うことがおすすめです。
4.ローズマリー
植え付け時期 | 4〜5月 |
適した環境 | 風通しと日当たり、水はけが良い場所 |
水やり | 土の表面が乾いたら鉢底に滲み出るまでたっぷりと水やりをする |
追肥のタイミング | 生育期に10日に一度の割合で水に液肥を加える |
収穫時期 | 基本的に1年中収穫可能だが、生育が止まる冬はなるべく控えることがおすすめ |
煮込み料理やチキン料理に欠かせないローズマリーは、爽やかな香りが特徴のハーブです。オイルは化粧品に配合されていることも多く、ポプリなどにも加工されることも多くあります。
育て方が手軽で初心者にも簡単に育てることができるローズマリーは、乾燥気味の場所を好み、肥料も控えめな量で育つことが多いです。
立った状態で育つ「立性」と地面を這うように広がる「匍匐性」、「半匍匐性」の3種類があります。プランターで育てる場合は、好みに合った種類を育てると良いでしょう。
5.パクチー
植え付け時期 | 種まき:4〜6月
苗:3〜4月 |
適した環境 | 水はけと風通しの良い半日陰の場所 |
水やり | 土の表面が乾いたら鉢底に滲み出るまでたっぷりと水やりをする |
追肥のタイミング | 元肥で足りることも多いため、必ずしも必要としない |
収穫時期 | 種まきから約2ヶ月後 |
香菜(ツァンサイ)やコリアンダーの名称でも知られているパクチーも、プランターで簡単に育てることができます。育て方も簡単であるため、パクチーの葉が茂り始める様子を間近で楽しむことができるでしょう。
暑さに強いというイメージがあるパクチーは、実は高温多湿に弱く、風通しが良い半日蔭を好みます。夏の暑い時期は、プランターの下にレンガを置くことで蒸れを防いだり、プランターの位置を変えたりするなどの工夫が必要です。パクチーは、一年草ではありますが、種を収穫しておくことで翌年以降も育てることができます。サラダや炒め物、スープなどにして楽しみましょう。
ハーブの元肥にはHB-101がおすすめ!
あまり肥料を必要としない種類も多いハーブは、きちんと元肥を施すことで色づきの良い葉っぱを成長させることができます。プランター栽培でハーブを育てる時におすすめなのが、株式会社フローラのHB-101です!
使い勝手の良い緩効性で、使い方は土に混ぜるだけ。手軽に取り入れることができるだけでなく、株元にまけば追肥としてもハーブの成長を助けることになるでしょう。下記は、HB-101の内容量と価格です。公式サイトのチェックもおすすめです!
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300g | 2,000円 |
1kg | 6,000円 |
まとめ
園芸好きなら、一度は育ててみたいと思う人も多いハーブは、プランターで育てることが可能です。移動もさせやすく、ベランダを明るい雰囲気にしてくれるでしょう。
初心者にも育てやすいハーブは、放置しておくと害虫がくることがあるため、水やり時に注意が必要です。またハーブにも季節があるため、適した時期に合わせて植え替えなどを行うようにしましょう。