多年草がおすすめ!8月に植える花の中でも人気の品種をご紹介
2024.05.28
夏本番である8月に楽しめる花を庭に植えたいという人も多いでしょう。8月に植える花を選ぶ際は、多年草を植えるのがおすすめです。根付けば、毎年花が咲くので夏の庭を楽しむことができるでしょう。 今回は8月に植える花の中でも多年草に焦点を当ててご紹介します。ガーデニングにおすすめの人気の品種も紹介するので必見です。
夏におすすめの多年草の選び方
夏におすすめの多年草にはさまざまな種類があるため、どんな花が良いかと迷ってしまう人も少なくないでしょう。8月に植える多年草の選び方について、5つのポイントをご紹介します。
花の色と高さ
花を植えるにあたって、花の色を重視する人は多いと思います。赤や黄色、オレンジ、ピンク、白、紫など、夏の花も色とりどりです。すでにある植物と相性の良い色を選んでも良いですし、家の雰囲気にあったものを選ぶのも素敵です。庭のレイアウトを考えて、高さにも目を向けてみるのも良いでしょう。
咲く期間
8月に植える花といっても、どのくらいの期間開花するのかは種類によって異なります。初夏から秋まで咲く花もあれば、9月が近づくにつれて萎れていってしまう花もあります。
長い期間咲き続ける花を植えれば、植え替えをしたりお世話をしたりする必要はありません。夏の花を長く楽しむこともできるでしょう。
必要な日照時間
夏に咲く花の中には夏の日差しが大好きな多年草もあります。日照時間が短いと花つきが悪くなったりするため、思った以上に花を楽しめないということもあるでしょう。多年草を植えるなら、育ちやすい場所に植えることで、毎年花が咲きやすくなります。
耐寒性
多年草でも、冬の寒さに耐えきれずに根が枯れてしまえば一年草になってしまいます。本来は多年草でも日本の冬を超えられないものは、屋内に入れる必要があります。8月に植える花を地植えにする予定なら、冬を越えられる耐寒性を持つ種類を選びましょう。事前に植える予定の種類の耐寒性を調べておくことが大切です。
繁殖力
多年草を育てる際は、繁殖力も考慮しなければなりません。多年草は時間が経つごとに株が大きくなります。咲く花の数も多くなりますが、周りに他の植物がある場合、邪魔になってしまう恐れがあります。どんな花を植えているのかを覚え、周りに植える花と距離を空ける必要があるのです。
8月に植える花のおすすめ5選
真夏でも凛として咲く多年草を植えることで、繰り返し楽しむことができます。8月に植える花には、どのような種類があるのでしょうか?人気の種類もご紹介します。
ルドベキア
猛暑でも可憐な花を咲かせるルドベキアは、8月に植える花の中でも丈夫でガーデニング初心者でも育てやすい花です。高温多湿や病害虫にも強いため、夏の庭を鮮やかに彩ってくれます。
ルドベキアには一年草と多年草の品種がそれぞれあります。ルドベキアは日当たりと風通しが良い場所を好み、肥沃な土地でよく育ちます。−10℃まで耐えられるため、温かい地域では冬越しもできるでしょう。
チェリーセージ
サルビア・ミクロフィラなどを含むチェリーセージは、赤や白、ピンクなどの花色を持つ愛らしい花です。地植えで育てると大きくなるため、ガーデニング好きの間でも人気があります。
8月に植える花の中でも好まれる種類ですが、真夏の暑い日々が続くと花が咲かなくなることがあります。日当たりや水はけ、風通しが良い場所を好みます。冬には上部が枯れますが、根さえ生きていれば初夏になると花を咲かせるでしょう。
宿根アサガオ
一般的に知られているアサガオは一年草ですが、品種によって宿根もあります。宿根アサガオは、緑のカーテンに適している種類の花です。アサガオは夏の代名詞でもあり、繁殖力が強いためフェンスや柵に誘引することで家の周りが美しくなります。
風通しと水はけが良く、夜でも明るい日当たりの良い場所に植えましょう。関東以西では、冬を越すことができるため、多年草になります。それ以外の地域では、枯れてしまうため一年草です。
宿根ヒマワリ
一般的なヒマワリは一年草ですが、宿根ヒマワリは多年草の花になります。8月に植える花の中でも人気があり、夏になるとミニサイズのヒマワリに似た花がたくさん咲くので庭が明るく華やかになります。
宿根ヒマワリは、日当たりと水はけ、風通しが良い場所を好むため、日陰や多湿の場所に植えないようにしましょう。乾燥に強いため、強い日差しが照りつける真夏にはおすすめの多年草と言えます。
ホリホック(タチアオイ)
ホリホックは、タチアオイの英名です。学名はアルセアといいます。8月に植える花の中でも暑さに強く、民家の庭や公園にも咲いているのを見ることができます。ホリホックは寒さにも強く、成長すると人の背と同じかそれ以上に高くなるので見栄えがする花です。
花の色は鮮やかなピンクや赤、ピンクなどがあり、種類も豊富です。ホリホックには一年草やニ年草、多年草があるため、環境がホリホックに適していれば毎年同じ場所で咲いてくれます。
夏の庭作業は熱中症に注意して行おう
夏に庭を整える作業は、熱中症に注意が必要です。特に太陽が昇り切った時間帯での作業は避ける必要があります。もし誰も側にいない中で、熱中症になってしまうと危険です。
どうしても炎天下の中で作業をする場合は、水分補給をしっかりとし定期的に涼しい場所で休憩することが大切です。夏の庭作業は、なるべく朝や夕方の涼しい時間帯で行いましょう。
まとめ
8月に植える花には、ルドベキアや宿根ヒマワリなど人気の品種も多くあります。多年草は真夏の暑さの中でも花を咲かせ冬は土の中で春を待つため、根が生きていれば毎年のように花を楽しむことができるでしょう。
花の種類によって植える場所や耐寒性が違うため、適した場所に植えることが大切です。また、夏の暑さの中でも庭作業は熱中症になる恐れがあるので注意が必要です。