観葉植物の葉が丸まる?!原因と対策は?育てやすい植物5選!
2022.06.28
リビングや玄関にグリーンがあると、空間が華やかになりますよね。 元気に見えた観葉植物が、なぜか葉が丸まってぐったりしてくると枯れてしまうのでは?と心配になります。 葉が丸まってしまう原因はいくつかあります。気になった時はまず植物への接し方を見直してみましょう。 実は水やりや日当たりなどちょっとしたことで葉が丸まってしまうことがあります。 今回は観葉植物の葉が丸まってしまう原因と、対策方法、初心者にも育てやすい植物を5選ご紹介します。 グリーンを身近に飾って、日々の生活を彩りましょう。
葉が丸まるのは水と日照不足が原因!!対策方法は?
元気だった観葉植物が、なんだかぐったりしてきた!
葉っぱが丸まって来た!
という経験はありませんか?
植物はペットと違い、行動や鳴き声で不調を伝えてくれることはありません。
その分健康状態はよく観察する必要があります。
「葉」は観葉植物の健康のバロメーターです。
葉から蒸発する水分が、根から吸い上げる水分よりも多いとき、葉が乾燥し、しおれたように丸まるのです。
このような状態となる原因には以下のものがあります。
●水不足
●日照不足
●根詰まり
●風の当てすぎ
特に気温の変化の大きい夏や冬は観葉植物の葉の状態に注意してみましょう。
各原因別の対処法をご紹介します。
水不足が原因の場合
葉が丸まる原因として一番可能性が高いのが、水不足です。
観葉植物の水やりの基本は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水をあげることです。
といっても、土の表面が乾くってどのくらいか目安がわかりませんよね?
そんなときは、土を少し摘まんみましょう。
土が指につかず、パラパラと落ちる状態になったら水やりのタイミングです。
鉢皿に水がたまっている場合は捨てて、新しい水をたっぷりめに与えましょう。
水やり以外に、葉水をすることで回復することもあります。
葉水とは、葉の表面に霧吹きで水を与えてあげることです。
葉水が葉からの蒸散を減らし、乾燥を防いでくれます。
日照不足が原因の場合
観葉植物を育てる上で気を付けたいのが日当たりです。
観葉植物の多くは温暖な気候が原産の植物です。
基本は温かく、日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
葉の光合成が活性化すると水を消費し自然と吸い上げる水の量も増えていきます。
オフィスなどで窓辺に置くことが出来ない場合には、植物用のLEDライトを使用してあげても良いですよ。
LEDライトはインターネットで購入出来ます。
根詰まりが原因の場合
葉が丸まる原因として根の水を吸い上げる力が弱くなっているかもしれません。
根の不調の主な原因として根詰まりがあります。
根詰まりをしているかは鉢植えの土を観察してみるとわかります。
土の表面に細かい根が見えていたら根詰まりを起こしているかもしれません。
根詰まりの対策は、植え替えしかありません。
ですが、植物が弱りやすい時期の植え替えは厳禁です。
植物へのダメージが大きく枯れてしまう恐れがあります。
植え替えのベストな時期は気候の安定している初夏です。
その他の時期に根詰まりしているとわかった場合は水やりを少しずつ小まめにする、葉水をするなどで対処しましょう。
葉が丸まっているときにしてはダメ!NG行動3つ
観葉植物の葉は、健康をはかるバロメーターです。
葉が丸まっているときは、植物が弱っているときです。
そんな植物の葉が丸まっているときに絶対にしてはいけないNG行動が3つあります。
●植え替え
●風に当てる
●直射日光に当てる
植物のパワーがないときにこれらのNG行動をしてしまうと、かえって弱ってしまい最悪枯れてしまうことがあります。
なぜダメなのか、もしどうしてもこれらのことをしたいときはどういったことに注意すればいいのか解説します。
NG行動その1 植え替え
葉が丸まっているときに植え替えをしてしまうと、根がダメージを受け枯れてしまうことがあります。
観葉植物の植え替え時期は初夏がいちばんいい季節です。
それ以外の季節に植え替えると、植物へのストレスが大きく、元気がなくなってしまいます。
ただし、土からかびっぽい臭いがしたときは要注意です。
根腐れをしている可能性が高いので、こうなった時のみ、用土を入れ替えるなどの対策をしましょう。
その場合でも、冬や真夏は避け気温に注意して、植え替えてあげましょう。
NG行動その2 風に当てる
葉が丸まる原因のひとつに乾燥があります。
エアコンの風などが当たる場所に植物を置くと、乾燥し葉が丸まってしまいます。
ただし、締めきった室内ではカビが繁殖し根腐れの原因になることがあります。
サーキュレーターなどで空気を循環させ、強い風に当たらないようにしてあげましょう。
NG行動その3 直射日光に当てる
葉が丸まるのは、日照不足が原因だからと窓辺に鉢を移動させるのは要注意です。
一部日光が大好きな植物を除き、直射日光は葉焼けを起こすもとになります。
日当たりはよくしつつ直射日光を避けて、明るいところに置いてあげるのがいいでしょう。
窓際に置くのであれば、レースのカーテンをするのもおすすめですね。
育てやすい!初心者おすすめ観葉植物5選
1.サンスベリア
キジカクシ科 熱帯アフリカ原産
縦長の葉に横縞の模様が特徴的な観葉植物です。
乾燥に強く、日当たりの良いところを好みます。
湿度に弱いため、冬の休眠期は水やりを控えましょう。夏は土が乾いていたらあげるくらいの気持ちで大丈夫です。
2.シュフレラ
ウコギ科 台湾・中国南部原産
手のひらのように広がる葉が特徴的な観葉植物です。
耐陰性、耐寒性に強いので室内に置くのにも適しています。乾燥に強いので水やりは土が乾いたら与える程度で大丈夫です。空気が乾燥していたら葉水をあげましょう。成長が早いので、大きくなりすぎた時は、剪定してあげましょう。切った枝は挿し木として利用できます。
3.ユッカ
キジカクシ科 メキシコ原産
耐陰性があるので室内でも育ちますが、できれば直射日光が当たるくらい日当たりがいいところがいいでしょう。水やりは土が乾いたらたっぷりあげるのが基本ですが、冬は乾かし気味にしてあげましょう。
4.モンステラ
サトイモ科 熱帯アメリカ原産
上に伸びた茎に深い切込みのある葉が特徴的な観葉植物です。印象的な見た目なので部屋の雰囲気がガラリと変わる人気の植物ですね。耐陰性があり明るい室内でよく育ちます。水やりは夏場は毎日与え、冬は乾かし気味にするといいでしょう。寒さにも強いので、霜に当てないようにすれば越冬します。
5.アイビー
ウコギ科 北アフリカ・西アジア・ヨーロッパ原産
正式名称は「ヘデラ・ヘリックス」といい、ツル性の茎に特徴的な葉が付きます。耐陰性が高く、置く場所を選びません。水やりは夏は土が乾いたらあげる程度で大丈夫です。冬は乾かし気味にしましょう。仕立て方も支柱に巻き付けるヘゴ仕立てや、吊るした鉢から垂らすハンギングなど様々楽しめます。
観葉植物に元気がないときに!!おすすめ活力剤!!
植物がの元気がなくなると、なんだか自分も疲れてきてしまいますよね。
そんなときにおすすめなのが活力剤です。
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鉢植えに使うなら液状タイプがおすすめ。希釈して使うのでたくさん使ってもお得ですよ。
夏の日差しになんだかぐったりしてきたな。と思ったらHB-101で元気をチャージしちゃいましょう。
まとめ
観葉植物の葉が丸まってきたら、水不足や日照不足が原因のことが多いようですね。
水やりの頻度や鉢植えを置く場所などを見直して、植物に合った環境を整えてあげましょう。
特に鉢植えの土の状態は、水やりをするタイミングを見るためによく観察しましょう。
土が乾燥してきたら水をしっかりとあげましょう。
土が乾燥していないのに、葉が丸まっていた時は根詰まりや根腐れの可能性があります。
土がかび臭くなっていないか、細かい根が出ていないかなどよく観察してみましょう。
観葉植物の多くは、日当たりのいい場所を好みます。
室内に置いていると、どうしても日が当たらなくなってしまいます。
適度に日の当たる場所に移動させるなどして、日照不足を解消しましょう。
インテリアを彩る観葉植物。生き生きとした姿に癒されますよね。
長く楽しむためにも、葉や土の状態をよく観察し適切な対応をしてあげましょう。
少しでも参考になればうれしいです。