マンションでもガーデニングを楽しみたい人へ♪コツや注意点を伝授!
2020.11.10
うちはマンションだからガーデニングはむずかしい…と諦めていませんか? 諦めるのはまだ早いかも!?ポイントや注意点をしっかりチェックすれば、マンションでガーデニングを楽しむこともできますよ。 マンションでのガーデニングはベランダのインテリアになったり、癒やし効果があったりと、いいことがたくさん。 この記事では「マンションならではのガーデニングのコツ」を詳しく説明していきます。 自分のマンションでガーデニングが始められるかどうか、一緒にチェックしていきましょう。
マンションガーデニングの前に確認すること
マンションガーデニングの場合、事前の確認は非常に重要です。
逆に言えば、このポイントさえクリアできていれば、あとはガーデニングを始めるだけ!
ご自宅のマンションは、ガーデニングの出来るマンションですか?植物の栽培にあった環境でしょうか?
マンションでのガーデニングを始める前に確認すべきチェックポイントを説明します。
マンションの規約を確認する
自分が住んでいるマンションの規約を読み、ベランダガーデニングが可能かを確認しましょう。
マンションによって独自のルールを設けているところもあります。規約によっては、床に物を置くことを禁じている場合も。
マンションのベランダは、住民の共用部分とされています。
近隣の住民や、管理人とのトラブルを回避するためにも、ベランダでガーデニングを始める前にはマンション規約を確認するようにしましょう。
ベランダの日照と風通しをチェックする
ガーデニングでもっとも大事になる要素が、日照と風通しです。
ベランダの日照と風通しについては、以下のポイントでチェックしましょう。
● 日が当たるスペース
● 日が当たる時間
● 西日が当たるか
● 風通しの有無・強さ
日当たり、風通しは植物の生育に大きく影響を及ぼします。
植物によって、日当たりが好きなもの苦手なもの、強風で痛みやすいものなど様々です。
環境に合う植物を選ぶことができれば、枯らしてしまうリスクを減らすこともできます。
環境によってとるべき対策も異なってくるため、日照と風通しのチェックは必須項目になりますよ。
ベランダのスペースが確保できるか
ベランダに十分なスペースが確保できるかどうかを事前に確認します。
スペースの目安は、プランターを置いた上で人が通れる余裕があることです。
ベランダは、洗濯物干しや非常時の脱出など、ガーデニング以外で使用する場合があります。
いざ使用する時にじゃまにならないよう、人やものが移動するために十分なスペースを確保できることが必要です。
マンションガーデニングの注意点
マンションガーデニングの注意点は、大きくわけて3つあります。
安全性を確保するための注意点、ベランダにもともと置いてあるものの注意点、衛生環境への注意点、これらについて詳しく説明していきます。
注意点を押さえれば、安心して気持ちよくベランダガーデニングができますよ。
マンションガーデニングの安全に関する注意点
ベランダでのガーデニングは、高所であるという点で安全性に十分配慮する必要があります。
具体的には、次の3つについて注意します。
1. プランターが、ベランダのてすりの隙間からはみ出さないようにする。
2. 台風や強風のときは、鉢を倒して固定したり室内に入れるなどの対策をする。
3. ちいさい子どもがいる場合、上に乗れそうなアイテム(棚など)の設置を控える。
ベランダでは、ふとしたことが重大な事故に繋がる可能性もあります。
安全性の確保には十分に注意しましょう!
エアコン室外機の注意点
エアコンの室外機から出る熱風は、植物の大敵です。
高温と極度の乾燥で、植物に大きなダメージを与えます。特に夏場は、植物を枯らす大きな原因になるほど。
エアコンの室外機の前面には、絶対にプランターを配置しないようにして下さい。
室外機からの熱風があたる場所への配置はNGです。
ベランダ衛生の注意点
ガーデニングでは、土や落ち葉などのゴミが発生します。
ベランダにゴミが増えると、排水溝のつまりや植物の病害虫の原因にも。
トラブルを避けて気持ちよくガーデニングするために、ベランダの掃除はこまめに行い、清潔に保ちましょう。
マンションガーデニングならではの工夫
ベランダはコンクリートに囲まれており、植物にとっては過酷な環境。ですが、少しの工夫をすることで、楽しく快適にマンションガーデニングができます!
手軽にできる、マンションガーデニングならではの工夫を3つご紹介します。
壁を利用したハンギングバスケット
庭と違って壁が多いのがベランダならではの特徴。これを利用し、壁にかけるハンギングバスケットを楽しみましょう!
省スペースで楽しめるうえ、高さを出して日当たりも確保できるため、マンションでのガーデニングにピッタリの栽培スタイルです。
ベランダの熱対策に、すのこや鉢カバーを使う
床のコンクリートは高温になりやすく、夏場は50℃に達することもあります。極端な高温は、植物にとってもつらい環境です。
床の蓄熱に直射日光が加わってプランター内が高温になると、根が傷み枯れてしまうこともあります。
床からの熱には「すのこ」。直射日光には「鉢カバー」を利用することで、プランター内温度の急な上昇を抑えることができます。
また、すのこや木製の鉢カバーはナチュラルな雰囲気も演出します。
デザインと機能を兼ね備えた「すのこ」と「鉢カバー」。上手に使ってマンションガーデニングをしてみましょう。
こまめな切り戻しで、植物の蒸散を防ぐ
マンションで植物を栽培するときは、切り戻しをこまめに行うのが吉。
理由は、葉の量を減らして蒸散を防ぐためと、株の蒸れ防止のため、そして株を小さく保つためです。
限られたスペース内で健康な株を保つためにも、こまめに切り戻してコンパクトに育てましょう。
まとめ:ベランダを彩るマンションガーデニング♪ポイントを押さえて楽しもう
マンションでのガーデニングは制約があるものの、限られたスペースだからこその面白さがあります。
狭い場所である分、センスよく空間をまとめやすいのもベランダガーデニングの魅力。
全てがプランター栽培になるため、植物のレイアウトも手軽に変えられます。開花時期ごとに配置を移動させて楽しむのも素敵ですよ。
自分の家のベランダで、ガーデニングの楽しみを見つけてみませんか?