オリヅルランの育て方|初心者でも失敗せず美しく育てるコツ
2026.02.17
オリヅルランは、涼しげな葉と子株が垂れ下がる姿が美しい観葉植物です。非常に丈夫な性質を持つため、基本的なコツを掴めば誰でも元気に育てられます。この記事では、水やりや植え替え、冬越しの方法、子株を増やすコツを解説します。
オリヅルランを健康に育てる基本環境

オリヅルランを元気に育てるためには、まず「光・水・温度」の3要素を整えることが大切です。室内管理が中心となるため、季節に合わせた微調整が健康維持のカギとなります。
日当たりと最適な置き場所
オリヅルランは明るい日陰を好むため、直射日光を避けた場所に置きましょう。強い光に当たりすぎると、葉が焼けて白く変色してしまうからです。室内ではレースのカーテン越しに日光が届く窓際が最も適した環境といえます。適度な光を浴びることで、葉のコントラストがはっきりした丈夫な株に育ちます。暗すぎる場所では葉が細く弱々しくなるため、適度な明るさを確保してあげてください。
失敗しない水やりのタイミング
水やりは、土の表面が乾いたことを確認してから行います。オリヅルランの太い根には水分を蓄える機能があり、常に土が湿っていると根腐れしやすいからです。土を触ってみて、乾燥していたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。受け皿に溜まった水は、雑菌の繁殖を防ぐために毎回必ず捨てるようにしましょう。乾燥気味に管理することで、根が自ら水を求めて強く張り、環境変化に負けない株になります。
冬を越すための温度管理とコツ
冬場は室温を5度以上に保ち、水やりの回数を大幅に減らすのが鉄則です。熱帯原産の植物であるため、寒さで成長が止まる休眠に入るからです。冬の間は、夜間に急激に冷え込む窓際から部屋の中央へ移動させてあげてください。水やりは土が乾いてから数日後に行う程度にし、休眠中の根を腐らせないよう注意しましょう。暖かい昼間に霧吹きで葉水を行うと、乾燥から葉を守りながら健康に冬を越せます。
美しい姿を維持する日常のお手入れ

基本の環境が整ったら、次は成長を後押しするメンテナンスを行いましょう。定期的な植え替えや肥料は、植物がエネルギーを必要とするタイミングを見極めることが重要です。
適切な肥料を与える時期
肥料は、成長が活発になる春から秋(5月〜9月)に与えるのが理想的です。この時期は新しい葉やランナーを出すために、多くの栄養を必要としているからです。2ヶ月に1回程度の緩効性肥料か、10日に1回程度の液体肥料を与えてください。冬場の休眠期に肥料を与えると、かえって根を傷める原因になるため控えるようにします。正しく栄養補給することで、葉の枚数が増え、ボリューム感のある美しい姿を楽しめます。
植え替えのサインと手順
鉢の底から根が飛び出してきたり、土に水が吸い込みにくくなったりしたら植え替え時です。オリヅルランは根の成長が非常に旺盛で、放っておくと根詰まりして鉢の中が根で埋まってしまいます。1~2年に一度、暖かい時期に一回り大きな鉢へ新しい土で植え替えましょう。古い土を軽く落として植え直すことで、根が呼吸しやすくなり成長が促進されます。根の詰まりを解消することで、翌シーズンにはさらに多くの子株を付けてくれます。
葉先が茶色くなる原因と予防策
葉先が茶色く枯れるのは、主に空気の乾燥や根詰まりが原因です。湿度が不足すると葉の先端まで水分が行き渡らなくなり、組織が乾燥してしまうからです。対策として、日常的に霧吹きで葉全体に水をかける葉水を習慣にしましょう。もし枯れてしまった部分は、ハサミで葉の形に沿って斜めにカットするときれいな見た目に戻ります。乾燥しやすい室内では、湿度を保つ工夫をすることで美しい緑を維持できます。
子株を増やして楽しむ繁殖テクニック

オリヅルランの魅力の一つは、ランナーの先に付く子株を切り取って増やせることです。初心者の方でも簡単に新しい株を作ることができます。
ランナーと子株の仕組み
株が成熟すると伸びてくる細長い茎をランナーと呼び、その先に小さな子株が付きます。これはオリヅルランが効率よく子孫を増やすための仕組みで、親から栄養を得て育ちます。ちなみに、この垂れ下がる子株の姿が「折り鶴」に見えることからオリヅルランという名前の由来となっています。
子株の根元に白い突起が見えてきたら、自ら根を出す準備ができた合図です。子株をそのまま残して豪華に垂らすのも、切り取って増やすのも自由な楽しみ方です。
水挿しで根を出す方法
ランナーから切り離した子株を水に挿しておくと、数日で白い根が伸びてきます。常に水分がある環境は、小さな子株にとって乾燥の不安がない最適な育苗場所だからです。透明なコップなどを使えば、根が日々成長する様子を観察できて愛着も湧くでしょう。水は毎日交換して清潔を保ち、直射日光の当たらない明るい場所で見守ってください。根が3センチほどまで伸びれば、土に植え替えてもしっかりと根付きます。
土へ植え替えて自立させるコツ
発根した子株を土に植える際は、根を優しく広げるようにして浅めに植え付けましょう。最初は小さな鉢を使い、根が土をしっかりと掴める環境を作ると良いです。植え付け直後はたっぷりと水を与え、1週間ほどは風通しの良い日陰で休ませてください。徐々に光に慣らしていけば、やがて力強く成長し始めます。自分で増やした株が大きくなっていく過程は、園芸の喜びを改めて教えてくれるはずです。
植物の基礎体力を高める活力液の活用

室内で育てる観葉植物は、どうしても日照不足や温湿度変化などのストレスを受けやすいため、日常のケアに活力液を取り入れるのが非常に効果的です。肥料が成長のための「食事」であるのに対し、活力液は植物の代謝を整え、根の張りをサポートする「栄養サプリメント」のような役割を果たします。
特に植え替え直後のデリケートな時期や、夏の暑さ・冬の寒さで少し元気がない時に活用すると、植物本来の生命力を引き出してくれます。特に化学成分を含まない天然由来の製品であれば、室内でも安心して使用でき、環境にも優しいケアが可能になります。
なかでも世界中で愛用されているHB-101はスギやヒノキ、マツなどの天然植物から抽出されたエキスを使用した活力液です。天然植物活力液は、薄めて水やり代わりに与えるだけで、葉の艶が見違えるほど良くなり、根から効率よく栄養を吸い上げる力を高めてくれます。
まとめ
オリヅルランは、明るい日陰と乾いてからの水やりを徹底するだけで、誰でも育成を楽しめます。 丈夫な性質を活かしながら、季節に合わせた少しの気遣いがあれば、何年も美しく育ち続けてくれるはずです。
最後に大切なポイントをまとめます。
• 明るい日陰に置き、直射日光は避ける
• 水やりは土が乾いたことを確認してから行う
• 冬場は水やりを控え、5度以上の暖かい場所に置く
• 子株を切り取って、水挿しや土植えで増やせる
• 天然の活力液で植物の基礎体力をサポートする
子株が増えてお部屋が緑で満たされていく様子は、心を穏やかにリフレッシュさせてくれるでしょう。










