レモンの木はほったらかしでも育つって本当?育てやすくなるコツもご紹介

2025.06.10
忙しい日々の中で、緑のある暮らしに憧れている人も多いのではないでしょうか?特に季節になるとみずみずしい果実を楽しめる果樹に興味がある、けれど手間がかかりそうで手が出しづらいという方は少なくないはず。 そんな方におすすめの果樹がレモンの木です。レモンの木は最小限のケアで香り高い葉と鮮やかな実を楽しむことができます。完全にほったらかしにはできないものの、忙しい日々の合間だけで十分に栽培することができるでしょう。 今回は、レモンの木をほったらかし育てる育て方についてご紹介します。
基本的なレモンの木の育て方
レモンは、太陽の光が大好きな果樹です。プランター、地植えともによく育ち、大きくなれば100個以上のレモンの実を収穫できるようになります。
元肥を施した保水性と排水性を両方兼ね備えた土に植え、一日6時間から8時間日光が当たる場所で育てましょう。寒さを非常に苦手としているため、冬は防寒対策が必須になります。プランター栽培の場合、土の表面が乾いているのが確認できたらたっぷりと水やりをします。地植えの場合は、ほとんど水やりをする必要はありません。
レモンの木は、地植えにすることでプランターよりもほったらかし気味に育てることができます。良い香りのする花も楽しめるため、果樹の栽培経験が少ない方でも楽しめるでしょう。
レモンの木はほったらかしでも育つって本当?
レモンの木は育ちやすいように環境を整えることで、ある程度ほったらかしでも育つことができます。日当たりと土、水、適切な剪定、定期的な植え替えをすることでお世話の手間を減らすことができるでしょう。
また、レモンの木をほったらかしで育てるためには植え付け時が大切です。植え付け時には深さ30cm以上の鉢に植えましょう。この時古い根や弱々しい枝などを剪定しておくと、その後のお世話が楽になります。
レモンの木をほったらかしにし過ぎるデメリット
レモンの木は非常に成長スピードが早いです。基本的にほったらかしでも育つ一方で、ほったらかしにし過ぎると枝が混みいって風通しが悪くなるため、病気になったり栄養が行き渡らず実りが悪くなったりする恐れが出てきます。
適度な剪定と追肥が必要なレモンの木を完全にほったらかしにしすぎた場合、質の良い実は収穫できません。またプランターで栽培する際は、ほったらかしにすると根詰まりを起こしやすくなるため2年に一回は植え替えをすることが大切です。
レモンの実はいつ頃収穫できる?
レモンの実は、鮮やかな黄色に変わると収穫可能になります。収穫時期は、11月から3月頃です。品種や気候によっては9月から10月から収穫可能になるようです。レモンの収穫のサインは他の果樹よりもわかりやすいため、次々と実が色付いてくるとワクワクするでしょう。
レモンは完熟すると皮が柔らかくなり、弾力性もあります。果汁に甘味が出るため、ヨーグルトやお菓子にも加えやすくなります。
また、レモンは実が緑のままでも収穫ができます。グリーンレモンは、黄色くなったレモンの実よりもずっと苦味や酸味が強いため、より爽やかな香りと味を楽しみたいという方におすすめです。
レモンの木に多い病害虫
強い酸味からレモンを狙う害虫は少ないイメージがあるという人も多いと思います。葉には実以上に精油が多く含まれているため、やや苦味のある香りが特徴です。レモンの木は、実に黒い斑点が特徴の黒点病や葉や実に黒いすすのようなカビが発生するすす病、アゲハチョウの幼虫やアブラムシ、カイガラムシなどがつきやすい傾向があります。
害虫や病気を見つけ次第、薬剤を散布したり葉を切って取り除いたりしましょう。定期的に病害虫に効果のあるスプレーを吹きかけておくことで、ややほったらかしでも安心して栽培することができます。普段から異常がないかどうか、こまめに実や葉をチェックすることも大切です。
レモンの木の成長を促進するためにHB-101を与えよう!
レモンの木には、春と秋の年2回から3回の追肥を施すことが大切です。株式会社フローラの顆粒HB-101は粒が小さいため、土に混ぜやすく元肥としても活躍します。どんな植物にも使うことができるため、世界中の園芸科に愛されている植物活力剤になります。
大きく美味しい果実も実りやすくなるため、レモンの木にもおすすめです。100%植物由来であるため、家で安心安全のレモンを育てたいという方からも選ばれています。
顆粒HB-101の詳細については、公式サイトを要チェックです。
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まとめ
レモンの木に合ったお世話をすることで、ほったらかしのすることが多くても育てることができます。育て方も簡単で害虫の被害にも遭いにくいため、「果樹を育てたことはないけど、ずっと興味があったので育てたい」という方にもレモンの木はおすすめです。
レモンの木は縁起が良いため、家のシンボルツリーとしてもぴったりです。たわわに実った果実は、料理やソース、お菓子、紅茶として幅広く楽しむことができるため、果樹を育てたいと思った時はレモンの木を選びましょう。