ラズベリーの植え方は?栽培する時の注意点も詳しくご紹介!
2024.05.07
甘酸っぱいラズベリーは、大人も子どもも好きな人が多い果物です。ラズベリーはバラ科キイチゴ属の植物で、園芸の初心者でも育てやすいとされています。庭でも鉢植えでも育てることができます。ラズベリーを育てたいと思っているため、育て方が気になる人も多いでしょう。 今回は、ラズベリーの育て方についてご紹介します。ラズベリーの実を家で手軽に楽しみたいという方は、特に必見です。
ラズベリーはどんな植物?
ラズベリーは、可愛らしい花が咲いた後に赤い実をつけるバラ科キイチゴ属に属する植物です。ビタミンCや鉄粉、ポリフェノールの一種であるエラグ酸が豊富に含まれているため、がん予防や美白効果、リラックス効果など女性にも嬉しい効果があります。
フランス語でラズベリーはフランボワーズと呼ばれますが、その語源はFraise(いちご)とAmbrosia(永遠の命を与えるという神々の食べ物)から名付けられました。たくさんの小さい粒がより集まっている形状で、イチゴの仲間に分類されます。
ラズベリーの基本情報 | |
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原産地 | 北アメリカ、ヨーロッパ |
科名属名 | バラ科キイチゴ属 |
植え付け時期 | 3月 |
開花時期 | 4月中旬〜5月下旬、8月下旬〜9月中旬(二季なり性の場合) |
収穫時期 | 6〜7月、10月上旬〜11月下旬(二季なり性の場合) |
花言葉 | 「愛情」「謙遜」「羨望」「深い後悔」 |
ラズベリーの果実の食べ方
ラズベリーには、さまざまな食べ方があります。完熟したラズベリーは後味がすっきりとした甘酸っぱさが魅力なので、そのまま食べても良いですしヨーグルトやケーキと一緒に食べるのもおすすめです。砂糖と煮込んでジャムにすることもできます。
ラズベリーをジャムにする際は、完熟したラズベリーを使うことで自然な甘さと芳醇な香りを楽しむことができます。他にもシロップ漬けやソースにも使うことができます。
ラズベリーの効果
アレンジも自由自在なラズベリーには、ビタミンCが豊富に含まれています。免疫力の向上や美肌への作用、消化促進、気分をリラックスしてくれる効果が期待できるため、特に女性に良い影響を与えてくれるのです。ダイエット効果も期待できるラズベリーは、冷凍しても栄養を損なうことはないとされています。
ラズベリーの植え方は?
ラズベリーの植える時期は、2〜3月か9〜11月の寒すぎない時期が適しています。具体的な植え方は、地植えの場合、幅60cm深さ40cmほどに掘った穴に株を入れましょう。軽く根っこをほぐし、根を傷つけないようにします。土は、果樹専用の培養土か野菜用の培養土に鹿沼土を7:3割合で混ぜたものを使用すると、たくさんの実をつけてくれます。
鉢植えを使った植え方は、苗よりも一回り大きな鉢植えを用意して植え替えます。プランターの大きさは、7〜10号の間から選びましょう。使用する土は地植えで使用する時と同じ土でOKです。コンパクトな鉢植えは狭いスペースでも育てやすいのが魅力の反面、鉢植えのサイズが大きすぎると植え替えや移動が重く大変です。
プランターはプラスチックや素焼き、陶器など種類やデザインがさまざまなので、インテリアや好みに合ったものを選びましょう。
ラズベリーを育てる時の3つのポイント
ラズベリーは丈夫で育て方も非常にシンプルですが、たくさんの実をつけてもらうために気をつけたいポイントがあります。成長を促すためにどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか?
剪定方法
ラズベリーは非常に成長が早いため、放置していると大きくなりすぎてしまいます。管理しやすい大きさに維持するためには、こまめな剪定が必要です。
ラズベリーには、一季なり性とニ季なり性の2種類があります。一季なり性のラズベリーの場合は、6〜7月と12〜2月の夏と冬2回の剪定をしなければなりません。二季なり性のラズベリーは秋に実がなった後、翌年の春にもう一度実をつけます。
12〜2月の冬の剪定は、実がなる枝以外を全て切りましょう。地面にギリギリ触れないところまでバッサリ剪定してOKです。
肥料の与え方
ラズベリーは、定期的に肥料を与えることで土壌が豊かになり実つきを良くすることができます。緩効性有機肥料、もしくは即効性化成肥料を施肥しましょう。追肥をするタイミングは、新芽が芽吹く2月はゆっくりと長く効く緩効性有機肥料を、収穫時期である6月と9月にも同じように肥料を与えましょう。鉢植え栽培の場合も土植えと同じように時期に肥料を施します。
かかりやすい病気や害虫
ラズベリーは、病害虫に非常に強い植物です。害虫被害もほとんどなく、カイガラムシやハダニ、ケムシなどがつくこともありますが、ついても少数なので農薬で対処すれば簡単に撃退できます。
雨が降ることが多い6月から7月の後半にかけて灰色かび病にかかる恐れがありますが、枝葉を剪定し風通しをよくすると予防することができます。
なぜラズベリーは育ててはいけないと言われているの?
果実が美味しいラズベリーですが、しばしば育ててはいけないと言われることがあります。その理由とされるのが、繁殖力の強さです。ラズベリーは痩せた土地でも成長し、地下深くに根を伸ばします。一度でも広範囲に成長すると対処が大変です。また、ツルを伸ばすためフェンスや壁への誘引を欠かすことができません。
手間がかかるラズベリーですが、ブラックベリーほどではないものの鋭いトゲを持ちます。手入れで怪我をしたり服に引っかかってほつれたりすることも多いです。小さいお子様や犬がいる家庭は、置き場所を選ぶ必要があります。
ラズベリーの栽培におすすめ!HB-101
ラズベリーは、肥料を与えることで美味しい実をたくさんつけるようになります。肥料の中でも特におすすめなのが、株式会社フローラのHB-101です。100%天然成分で作られており、枯れかけた植物も元気を取り戻します!ラズベリーはもちろん、どんな植物にも使えるのでガーデニングの花や植物たちも生き生きとするでしょう。
HB-101の料金は、下記にまとめたので確認してみましょう。
HB-101 | |
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35cc | 1,000円 |
100㏄ | 2,400円 |
500㏄ | 10,500円 |
1ℓ | 19,000円 |
5ℓ | 90,000円 |
10ℓ | 175,000円 |
20ℓ | 340,000円 |
まとめ
ラズベリーは、実がなるのが1年に1回の一季なり性と1年に2回のニ季なり性の2種類があります。日当たりが良く水はけが良い場所を好むため、植えたり鉢植えを置いたりする場所は日差しが振り注ぐ明るい場所を選びましょう。
ラズベリーの実は、免疫力の向上や美肌効果といったアンチエイジにも効果があります。そのまま食べるのはもちろん、ジャムやジュースにしても美味しいです。ラズベリーを植えて、手軽にラズベリーの実を楽しみましょう。