家庭菜園で作る!ワケギの育て方をご紹介します
2019.11.26
ワケギ(分葱)は、ネギとタマネギの雑種の野菜です。緑黄色野菜の1つで、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含んでいます。主に薬味としてさまざまな料理に使え、小さなプランターで大変簡単に栽培できるため、家庭菜園やベランダ菜園にも最適です。
ワケギを育てる時期
ワケギに適した温度は16~18度です。秋から春に成長し夏は休眠するため、7~10月(関東より北の地域は8~9月、南の地域は9~10月)に、球根を植え付けていきます。成長は大変早く、植え付けから30日程度で収穫できるようになります。
ワケギの球根の選び方と植え付けのコツ
ワケギの球根には早生種と晩生種があります。
・早生種
秋~冬にかけて収穫する場合は「木原早生」など。
・晩生種
年末~4月上旬にかけて収穫する場合は「木原晩生一号」などが適しています。
土作り
土は、市販の野菜用培養土を利用すると便利です。自分で土作りをする場合には、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜ、必要に応じて堆肥や油粕を加えるとよいでしょう。とはいえ、日当たりのよい場所であればそれほど土質は問いません。
植え付け
植え付けの際には球根の株を2~3球ずつに分け、傷付けないように注意しながら外皮を丁寧に取り除きます。株間は10~20cm程度とり、1ヶ所あたり2~3球を、球根の先端の葉先がみえる程度の深さに植え付けるのが育て方のポイントです。深すぎると球根が腐る可能性がありますし、逆に浅すぎると株がぐらついてしまい倒れやすくなる可能性があります。
ワケギの水やりと追肥のコツ
・乾燥した状態が続くと成長が悪くなります。土の表面が乾かないよう、たっぷりと水をやりましょう。
・肥料は成長をみながら与えます。草丈が10cm程になったら、株元の土を寄せて倒れにくくしてから、薄めた液体肥料を与えます。
・その後も肥料は1週間に1度程度与えるようにし、半月に1回程度は土寄せすると、成長がよくなります。
ワケギの害虫対策
ワケギは害虫の付きにくい野菜ですが、ネダニ類やネギアザミウマが発生する可能性もあります。防ぐには、防虫用のテープやフィルムなどを利用したり、植え付け前に薬剤を散布したりしておくとよいでしょう。
ワケギのお世話
ワケギは球根を保存して翌年にまた栽培できます。あらかじめ保存する球根を決めておき、1~2回収穫したら放っておきます。球根がある程度太って葉が倒れ、黄色く枯れて休眠に入ったら掘り起こし、土を落として風通しのよい日陰で乾燥・保管します。ネットに入れて吊して保管するのがおすすめです。
これを、また休眠の開ける頃に植え付ければ、再度家庭菜園での収穫を楽しめます。
ワケギの収穫
草丈が20~30cmに伸びたら、収穫のタイミングです。根元を3~4cm残して刈り取ります。株全体を手でわしづかみにし、園芸用のハサミやナイフで水平に切り落としましょう。収穫後は液体肥料を与えると新葉が出てきやすくなり、何度も収穫できます。
ワケギを家庭菜園で育てる時は!植物活力液HB-101
私が家庭菜園でワケギを育てる際は、植物活力液HB-101を使って、完全無農薬で栽培しています。植えつけてから草丈が10cm程になったら、株元の土を寄せて倒れにくくし、薄めた植物活力液HB-101を与えています。その後は、1週間に1回程度の目安で与えています。
HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。
味だけではなく葉の色ツヤや形もよくなり、成長が良くなるので欠かさず行っています。
ぜひ家庭菜園でワケギを育てる際には、植物活力剤HB-101を試してみてください。
まとめ
ワケギは狭いスペースで簡単に栽培でき、病害虫も付きにくいため、野菜栽培初心者にも非常におすすめの野菜です。ご家庭で栽培すれば、味噌汁や豆腐・納豆など、毎日の食卓でちょっと使いたい時にすぐ収穫し、新鮮なものを食べられて便利ですね。
ワケギの栽培から、家庭菜園ライフの第一歩をスタートしてみませんか?
ぜひ家庭菜園での育て方を参考にしてみてください。