青い花が魅力のルリマツリの育て方とは?花を長く楽しむコツもご紹介

青い花が魅力のルリマツリの育て方とは?花を長く楽しむコツもご紹介

2024.10.08

育てやすく、花が咲く種類の庭木を植えることで、毎年花の季節が来るたびに庭に見応えが出るでしょう。夏の庭を彩る樹木なら、ルリマツリがおすすめです。空のように美しい青色の花が愛らしいルリマツリは、初夏から秋にかけて花を咲かせます。 半つる性であるため、壁に沿わせれば家周りを華やかにしてくれるでしょう。一方で、剪定をきちんとしなければ荒れやすくなるという一面もあります。 今回は、園芸初心者でもお世話がしやすいルリマツリの育て方を詳しくご紹介します。

ルリマツリの基本情報

ルリマツリの基本情報

ルリマツリは、別名「アオマツリ」とも呼ばれる半つる性の常緑低木です。学名は、プルンバコ・オーキュリタ。日本では、学名のプルンバコで販売されていることも多くあります。花の名前は、瑠璃色の花を咲かせる姿から「瑠璃色のマツリカ」という意味で名付けられました。
房状に咲く可愛らしい5弁の花びらの花が特徴で、半つる性のためフェンスやアーチに誘引して楽しむことができます。代表的な淡い青だけでなく、白やピンクといった花色もあります。
庭やプランターに植えることで、夏の庭を爽やかな雰囲気にしてくれる樹木です。花言葉は、「いつも明るい」「同情」「ひそかな情熱」です。園芸初心者でも育てやすく、シンボルツリーとともに育てることで家の周りを華やかなものにしてくれることが期待できるでしょう。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

ルリマツリの育て方

ルリマツリの育て方

ルリマツリは、非常に生育が旺盛な樹木になります。園芸初心者でも手軽に育てられる一方で、手入れを怠ると見目が悪くなる恐れがあるため、定期的な手入れは必須になります。
ここでは、ルリマツリの育て方について詳しく解説します。

生育に適した環境

生育に適した環境

ルリマツリは、日当たりと風通しが良い場所を好みます。日光不良に陥ると花付きが悪くなるため、日が良く当たる場所に植えましょう。一方でルリマツリは大きくなるため、地植えの場合は、植える場所に注意が必要です。水はけ・水もちが良い土壌を好むため、植える際は盛り土をすることがおすすめです。
熱帯植物であるため、暑い場所は得意な反面、耐寒性は低いため、氷点下を下回る冬は越冬のために鉢上げをすると良いでしょう。自立はするものの、半つる性であるため、支柱といった支えられる園芸用品を揃えておくことも大切です。

土・肥料

土・肥料

ルリマツリの植え付け時期は、4〜6月にかけてです。水はけを良くするために、プランターでの育て方を希望する場合は、水はけを良くするために鉢底に鉢底石を敷き、園芸用の培養土を使うことがおすすめです。
地植えで育てる場合は、スコップで植えたい場所に穴を掘り、赤玉土と腐葉土、緩効性肥料を配合します。土が馴染む2〜3週間後にルリマツリの植え付けを行いましょう。プランターでも地植えでも、ルリマツリを植え付けた後は、たっぷりと水やりを行います。
肥料は、ルリマツリの生育期である4〜10月に緩効性肥料を株元にまいて土と馴染ませます。花が咲く季節には1週間に一度、水に混ぜた液体肥料も与えることが大切です。

水やり

水やり

プランターでのルリマツリの育て方で大切なのは、水切れを起こさないようにすることです。土の表面が乾いているのを確認した時は、底から水が染み出てくるくらいたっぷりと水をあげましょう。特に花が咲く季節は水やりが大切になるため、朝夕の1日2回、気温が低いうちに水やりを行いましょう。
ルリマツリの新しく出た梢がだらんと下がっている状態は、水が不足しているサインです。特に夏は暑いため、水不足のサインを見逃さないことが大切になります。
地植えの場合は、水やりを行う必要はありませんが、乾燥しやすい夏は水不足を補うために散水をしてあげましょう。冬はルリマツリの生育がストップするため、乾燥気味にして問題ありません。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

剪定

剪定

ルリマツリは、ぐんぐんとすごい勢いで枝葉を伸ばすため、定期的な剪定が不可欠になります。基本的にルリマツリは、どこを剪定しても問題ありません。いつ剪定をしなければいけないという決まりもありませんが、花が咲いた後に全体の1/3ほど剪定をすることで、再び新芽を伸ばすようになります。
ルリマツリは非常に丈夫であるため、枝葉を伸ばす生育時にばっさりと剪定をしても花を咲かせることができます。自分の好みや庭に合ったスタイルに剪定をすることも可能です。

植え替え

植え替え

ルリマツリのプランターでの育て方では、根詰まりに気をつけなければいけないため、1年に1回は植え替えをする必要があります。ルリマツリの植え替えに適した時期は、4月です。
植え替え方法は、ルリマツリを傷つけないようにプランターから出し、枯れていたり長く成長しすぎたりしている根を園芸用のハサミでカットします。鉢底石と新しい土が入った新しいプランターに植え替えることで、作業は完了です。最後に鉢底から水が滲み出てくるほど、水やりを行います。
鉢底からルリマツリが根を伸ばしても大丈夫なように、新しいプランターは以前植えていたものよりも一回り大きなサイズのものを用意しましょう。

花付きを良くしたい場合は花がら摘みが大切

花付きを良くしたい場合は花がら摘みが大切

ルリマツリは、5〜11月の初夏から秋にかけて新しい花を咲かす樹木です。より花付きを良くしたい場合は、花がら摘みをすることが大切になります。花がら摘みとは、咲き終わった花をどんどん取り除いていく手入れ方法です。
咲き終わったルリマツリの花を花首から取り除くことで、次のツボミがつきやすくなる効果が期待できます。花びらを散らすだけでは効果が薄いため、こまめに終わった花を取り除くことで次の花が咲きやすくなります。取り除く時は、手で千切るのではなくハサミでカットする方が便利です。

液肥におすすめ!HB-101

天然植物活力液HB-101
天然植物活力液HB-101

水と一緒にルリマツリに与える液体肥料は、確かな安全性があるものが良いと考える人も多いでしょう。液体肥料は、どんな植物にも安全に使えるプロ御用達の「HB-101」がおすすめです!ルリマツリの生育を助け、たくさんの花を楽しむためにも、公式サイトをチェックしましょう!

野菜作りや園芸に。プロご用達「HB-101」
35㏄ 1,000円
100㏄ 2,400円
500㏄ 10,500円
1ℓ 19,000円
5ℓ 90,000円
10ℓ 175,000円
20ℓ 340,000円

まとめ

まとめ
ルリマツリは成長が早く、大きく育てれば見応えが出る樹木です。栽培環境が整っており、きちんと水やりや追肥を行うことで、毎年たくさんの花を咲かせてくれるでしょう。花がら摘みを行うことが、花をより長く楽しむためのコツになります。
放置すると他の草花を覆い尽くす勢いで成長するため、定期的な剪定でコンパクトにしましょう。夏の庭を爽やかなナチュラルガーデンにしたい方に、ルリマツリはおすすめの樹木と言えます。

RELATION関連記事

  • 初心者がやりがち!プランター菜園で植物が枯れる3つの原因

    プランター菜園が枯れる3つの原因について詳しく説明します。枯らさないポイントは、水やり、栽培環境、剪定です。

    2020.11.03

  • 庭のスペースを生かしたお洒落なガーデニングをしよう

    ガーデニングをするスペースが庭に少ないお家の方でも、アイデア次第でお洒落なガーデニングが楽しめる方法をご紹介します。

    2021.06.08

  • 常緑草なら日陰でも大丈夫!グランドカバーにおすすめの植物15選!!

    季節により花が減るとお庭が寂しくなってしまいます。そこで常緑植物をグランドカバーとして植え付けることでお庭にいつも緑が茂るようになります。また、常緑植物なら日陰でもよく育つものがたくさんあります。今回はおすすめの15種類の常緑植物を紹介します。

    2022.05.31

  • ホウセンカの葉と花の美しさを最大限に引き出す方法

    ホウセンカの魅力と正しいケア方法を徹底解説。日当たり、水やりまで、ホウセンカを美しく育てるためのヒントを提供。

    2023.12.19