家庭菜園で作る!パセリの育て方をご紹介します
2019.10.29
パセリは、料理の飾り付けというイメージの強い野菜ですが、ビタミンCなどが多く含まれ、非常に栄養価の高い野菜です。胃や腸の働きを良くし、女性にうれしい美肌効果も期待できます。 そして、家庭菜園初心者でも安心できるほど、育て方は簡単です。また、プランターなどでの栽培にも適しています。ここでは、家庭菜園での育て方のポイントについて ご説明しましょう。
パセリを育てる時期
パセリは寒さに強く、水はけの良い土壌を選べば育て方も簡単です。一度植え付けてしまえば長い間収穫を楽しむことができ、栽培期間も1年と長いのが特徴です。種から育てる育て方は植え付けを始めるまでに約70日と時間がかかってしまうため、苗を購入して植え付けるのがおすすめです。4~7月頃が最適といわれています。
パセリの苗の選び方と植え付けのコツ
・まず、葉の色をチェックしましょう。鮮やかな緑色をしていれば健康なパセリの苗です。
・葉の密度が高く、ふわっとしているものを選んでください。
・乾燥しやすく味に影響が出てしまいますので、見た目がみずみずしいものというのも選ぶ基準になります。
・植え付けは、日当たりと風通しのいい場所を選びましょう。
・夏の強い日差しに当たると葉が固くなってしまうので、明るい日陰がおすすめです。
パセリの水やりと追肥のコツ
・乾燥に弱いからといって過度に水をやりすぎると根腐れの原因になります。
・地表が乾いてからたっぷりと水をやるようにしましょう。
・冬はあまり生育しないので、水やり回数は控えてください。
・どんどん葉が成長する生育期間中は、肥料を切らさないようにします。
・植え付け時は効き目がゆっくりと出る肥料をあらかじめ土に混ぜておきます。
・追肥(必要な養分を追加で与えること)は、葉の色合いや生育状況を見ながら、液体肥料を与えるといいでしょう。
パセリは害虫を寄せ付けない
パセリはハーブの一種です。そのため、香りが強く害虫に強いといわれています。そのため、無農薬(農薬を使わずに米や野菜などの植物を栽培する方法)で育てることが可能で、防虫ネットも不要です。ですが、まったくつかないわけではありません。風通しを良くし、水のやりすぎや葉の乾燥に注意をします。また、肥料をあげすぎないようにしましょう。要は、パセリが育ちやすい環境であれば害虫も寄り付きません。
パセリのお世話
パセリは家庭菜園初心者でも安心して育てられるほど、手間がかからず、適度な追肥でどんどん育ち、栄養価にも優れた野菜です。初夏になると花芽をつけます。これを「とう立ち」といいますが、とう立ち(とう立ちすると、野菜、特に葉菜類や根菜類は、旬の時期を過ぎてしまい、おいしくなくなります)すると株が弱まり食味も落ちてしまいますので、花芽が付き始めたら摘み取ってください。
基本的に寒さに強いので雪をかぶっても問題はありません。ですが、冬でも収穫したい場合は、ビニールトンネル(トンネル状にビニールが重ねてあるもの)などで保温すれば、安定した成長と収穫を見込むことができます。
パセリの収穫
本葉が15枚程度になったら収穫できます。株元を2~3cmほど残して外側からかき取ります。1つの株から2~3枚程度収穫すれば十分な量になりますので、必要に応じて収穫してください。
一度にたくさんの葉を収穫してしまうと、その後の生育が悪くなってしまいます。10枚くらいの本葉を残すイメージで収穫すると、定期的な収穫が見込めます。
日差しの強い夏場は葉が固くなりがちなので、少し早めに収穫して若い芽を出すようにします。また、葉が茂りすぎて風通しが悪くなると葉が枯れてくる原因になるので、風通しを良くするためにも、ちょっと多いなと感じたときは収穫するようにしましょう。
パセリを家庭菜園で育てる時は!植物活力液HB-101
私が家庭菜園でパセリを育てる際は、植物活力液HB-101を使って、完全無農薬で栽培しています。HB-101の使い方は、苗を植え付けた後、1Lの水に1ccの割合でHB-101の千倍液を作り、成長の様子を見ながら根の回りと葉面に月三回散布しています。
HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。家族にも無農薬なら安心して食べられると好評なので、料理に使用し楽しんでいます。味だけではなく葉の色ツヤや形もよくなり、成長が良くなるので欠かさず行っています。ぜひ家庭菜園でパセリを育てる際には、植物活力剤HB-101を試してみてください。
まとめ
パセリの育て方についてご紹介しました。簡単に栽培できて、食卓の彩りになるだけでなく、意外と栄養豊富な野菜です。ぜひ、挑戦してみてください。