バジルをお家で育てたい!摘心や花芽摘みのタイミングなど、育て方をご紹介
2019.09.24
バジルはお料理の香りづけやソースなど、オシャレな食材として親しまれています。 好きでよく使うという方は、自分でも栽培したくなりますよね。 ハーブのなかでも簡単に栽培でき、場所もとらないのでおすすめです。そこで、お家でのバジルの育て方や注意点、摘心のタイミングなどについてご紹介しましょう。
バジルの育て方のポイントは?
育てやすいとはいえ、みずみずしくおいしいバジルを育てたいものですよね。ここではより活き活きとしたバジルをお家で育てるための育て方のポイントをいくつかご紹介します。
バジルの育て方①種まき
バジルの種は、ひとスペースにつき3~4粒ほど蒔いていきます。お家で育てる場合は、本葉が出るまでは育苗ポットで管理をすると手入れが楽です。バジルの種に土をかぶせたら、日当たりがよく暖かいところにポットを置き、土の表面が乾かないよう水をこまめにやります。この時、土は保湿性を高くするため、腐葉土を混ぜておきましょう。バジルの種まきは4月~6月が適しており、発芽までは早くて1週間ほどです。
バジルの育て方②定植後
バジルの本葉が出てきたら、3本のうち1本を間引きしていきます。そのあと、本葉4~6枚の頃に残ったバジルの苗をポット(植木鉢)か露地に植え替えます。定植のあとも、日光と水が十分足りているかしっかり管理しましょう。追肥は様子を見ながら2~3週間に1回おこない、栄養補給をさせます。
バジルの育て方③虫対策
バジルは香りの強いハーブなので虫の被害は少ない方ですが、アブラムシなどが茎についていたら早めに駆除してください。株の周りに、黄色い粘着シートを支柱に取り付けて立てておくと、アブラムシを防ぐ効果があります。
バジルをポットで育てる時の注意点
お家でバジルを育てる際のポット(植木鉢)は深さが15cm以上のもので、1ポットに1株を植えます。ポットの底には鉢底石を敷いておき、元肥入りの水はけの良い培養土を入れてバジルの苗を植えていきます。植木鉢の場合は特に土が乾燥しやすいので、表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。ポットでの育て方は露地栽培と同じで、追肥は2週間に1回液体肥料を与えます。日の当たりが悪いとバジルの苗が弱ってしまうのでお家でもよく日が当たりやすい場所を選んでください。バジルは収穫期間が長く冬でも楽しめますが、寒さには弱いので室内で育成させると長持ちします。
バジルの摘心や花芽摘みのタイミングはいつ?
バジルの茎の先端を摘み取る摘心という作業をすることにより、枝の数が増えてたくさん収穫できるようになります。本葉が成長して丈が伸びてきたら、先端の花芽を摘み取ります。するとわき芽が出てくるので、それも花芽摘みをおこないます。このようにバジルの摘心作業を繰り返すことで、葉がこんもりと茂ってお家でも収穫量を増やすことができます。花が咲くと葉が固くなってしまうので、摘み取っておくと収穫期間も長くなります。また、摘心した茎を水差しすると根が出てくるので、それをまた土に植えて育てることもできます。
バジルの追肥に迷ったら!植物活力液HB-101
お家でバジルを育てる際、肥料は何を使えばいいのか迷いますよね。私の場合、HB-101という液体肥料を使っています。HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので、植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。減農薬栽培や有機栽培にも最適で、お家でも安心して使える肥料です。
まとめ
バジルは、お家の日の当たりがいい場所に置き、水をたっぷりとあげることが育て方のポイントです。花芽摘みをすれば収穫量も増え、摘心した茎を差して新たな株を育成することもできます。手軽に何かを育てたい方やハーブ好きの方は、お家でバジルを栽培してぜひお料理に活用してみてください!