家庭菜園で作る!ピーマンの育て方をご紹介します

2020.03.10

炒め物によく使われるピーマンですが、独特の苦みがあることから、子どものころ苦手だったという方も多いのではないでしょうか? 大人になってから、おいしさに気付くことも多い野菜かもしれません。 そんなピーマンは、暑さに強く、実をたくさんつけるため、育てやすい野菜のひとつです。 そこで、家庭菜園で作るピーマンの育て方のコツや、手入れの仕方をご紹介します。

ピーマンの育て方のポイントとは?

ピーマンの育て方のポイントとは?

ピーマンは寒さにはあまり強くないので、5月以降に少し暑くなってきてから植えます。
種からだと植え付けできるまで時間がかかるので、苗から植えるのをおすすめします。

日当たりが良く、通気性の良い場所を選んで栽培します。土は通気性をよくするために腐葉土などをすき込み、畝を立てた後に土の温度を保つために黒いビニール製のマルチを敷いておきましょう。

家庭菜園での育て方のポイントになるのは水やりです。ピーマンは乾燥に弱いため、土の表面が乾いたらたっぷりお水をあげることが大切です。特に、苗を植えて根付くまでの約1週間は、水分を切らさないように気をつけてください。また、実がつき始めたら定期的に追肥をすることも必要になります。

ピーマンをプランターで育てる時の注意点

お家のベランダで栽培するときは、深さが30cm以上の大型なプランターを使うのが育て方のポイントです。ピーマンは根を浅く広げるのですが、適度の水分が含まれる土を好むため、深めのものを選ぶとよいです。土は、すでにブレンドされている市販の培養土を使うと手軽に始められます。

プランターで育てるときも乾燥には注意し、夏場は朝夕に底から水が出るまであげてください。暑さには強いので、ベランダの日当たりがよいところに置いてプランター栽培を楽しんでみてください。

天然植物活力液HB-101
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ピーマンの中に虫が入ってしまう?

ピーマンの中に虫が入ってしまう?

ピーマンは長く収穫を楽しめる一方、その間害虫の被害に気をつけなくてはいけません。葉や茎だけでなく、実の中に入って種を食べてしまう虫もいるため、注意が必要です。
その害虫とは、蛾の一種であるタバコガの幼虫です。新芽や茎を食べ始め、大きくなると実に穴をあけて中身を食べてしまいます。ヘタ付近に穴が開いていたら、中に入っている可能性が高いので要注意です。

タバコガの被害を防ぐには、支柱を立てて防虫ネットを張り、成虫が産卵できないようにするのがポイントです。食害を見つけたときは、すぐに実を採取して中にいる虫を駆除しましょう。また、肥料をやりすぎて実があまりに多くなっていると、虫の被害に遭いやすいので気をつけてください。
ピーマンを切ったら中に虫がいたという衝撃的なことにならないよう、予防対策と早めの駆除が大切です。

ピーマンの摘心や剪定のタイミングはいつ?

花が咲き始めると、その茎の根元からわき芽が出てくるので、花のついた茎の根元のわき芽を残して、それより下のわき芽は株の成長を促すために摘み取りましょう。また、摘心という整枝作業ですが、初めについた実の上の枝を3~4本残し、横に伸びた枝は切ってしまうと実がつきやすくなります。

さらに、重なり合った枝や葉も剪定していくことで、日当たりを良くし、病気や害虫の発生も防ぐことができるのです。

実をつけ始めたときをタイミングとして、取り過ぎない程度に摘心や剪定をすれば十分と言えます。より味のよいピーマンにするために、成長を見ながら手入れをしてあげてください。

ピーマンを家庭菜園で育てる時は!植物活力液HB-101

私が家庭菜園でピーマンを育てる際は、植物活力液HB-101を使って、完全無農薬で栽培しています。最初の実が膨らみ始めたら、水やりの際に、1週間に1回の目安で薄めた植物活力液HB-101を葉と根元の土に与えています。

HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。HB-101を使用すると、果肉が分厚く柔らかいピーマンが収穫出来る為、欠かさず行っています。また苗の高さも2mほどまで成長し、収穫量も増やす事が出来ました。ぜひ家庭菜園でピーマンを育てる際には、植物活力剤HB-101を試してみてください。

天然植物活力液HB-101
天然植物活力液HB-101

まとめ

家庭菜園で作る!ピーマンの育て方をご紹介します まとめ

腐葉土などを入れた水はけの良い土で栽培し、乾燥に気をつけて水やりの管理をきちんとすれば、初心者でもおいしいピーマンを収穫することができます。また、葉や枝の成長具合を見ながら摘心をすることで、実の立派なピーマンが育ちます。この記事で紹介したピーマンの育て方のポイントを抑えながら、夏野菜のひとつとして、ぜひ自分でつくったピーマンのおいしさを味わってみてください!

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