冬でも育てやすく様々な料理に使える!寒さに強いハーブ6選

冬でも育てやすく様々な料理に使える!寒さに強いハーブ6選

2022.04.26

ハーブのある暮らし、憧れますよね。家で育てたハーブでハーブティーを楽しんだり、料理の調味料として使ってみたりと、夢は膨らみます。そんな使い勝手のいいハーブですが、実は冬の寒さにも強く、育てやすいハーブがたくさんあるんです。そこで、この記事では冬の寒さに強いハーブを6選ご紹介します。冬でもハーブを育てて、温かいハーブティーを楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ハーブとは?

ハーブとは?

香り高く、料理だけでなくオイルやハーブティーとしても親しまれているハーブ。世界中で愛されており、品種によって様々な使い方をされてきました。リラックス効果などに優れ、ヨーロッパではハーブの有効性が証明されています。医療現場でも使われることがあるため、漢方にも似た植物としても知られています。古くから“植物療法”に使われてきたのが、ハーブという植物です。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

お肉や魚料理に欠かせない【ローズマリー】

お肉や魚料理に欠かせない【ローズマリー】

爽やかな香りが魅力的なローズマリー。イタリアを始めとする地中海沿岸が原産の常緑低木です。魚料理や肉料理の臭み消しや香りづけに使われるハーブです。リラックスやリフレッシュ効果があるので、アロマオイルや化粧品など幅広い用途に使われています。
非常に丈夫で乾燥地帯でも育ち、耐寒・大暑にも強いため初心者でも非常に育てやすいでしょう。日当たりが良く比較的乾燥した場所に植えてください。真夏の日差しも平気なローズマリーは、湿気が苦手です。風通しの良い場所で栽培しましょう。木立性とほふく性の2種類があります。成長スピードが早いので、枝が伸びてきたら剪定をして形を整えましょう。

殺菌・防腐効果も持つ【タイム】

殺菌・防腐効果も持つ【タイム】

日本ではタチジャコウソウというハーブが一般的にタイムと呼ばれています。地中海沿岸に多く、世界中に300種類ほど分布しています。古代ローマ時代からハーブとして使われており、殺菌・防腐作用を持つため重宝されていました。香り高くほろ苦い風味は、洋食に欠かせません。ハーブティーとしても人気があります。
低木性とほふく性の2種類がある常緑種です。耐寒・耐暑性に優れているので、非常に育てやすいでしょう。日当たりと風通しが良い乾燥した場所を好みます。痩せた土地でも育つので、砂利交じりの場所でも問題ありません。湿気に弱いので、水のあげすぎには注意しましょう。特に日本の真夏は高温多湿になるので、株が群れて枝や株そのものが腐ることがあります。

臭み消しとしても有名なハーブ【セージ】

臭み消しとしても有名なハーブ【セージ】

ヤクヨウサルビアの和名を持ち、一説ではソーセージの語源にもなったと言われるハーブです。常緑低木の多年草で、地中海沿岸を原産地としています。種類が豊富で、特にコモンセージは免疫力を助ける薬草として古くから親しまれてきました。その効果は、“長寿のハーブ”の呼び名もあるほどです。今でも、お肉、魚問わず臭み消しやスパイスとして料理に欠かせません。ハーブティーにも利用され、愛飲されています。
元肥だけで成長するほど丈夫なハーブなどで、初心者でも安心して育てられます。耐寒・耐暑性に優れていますが、酸性の土を苦手としています。出来れば、ハーブ用の土を用意するか地植えの場合は苦土石灰などを施しましょう。好む環境は、日当たりが良く風通しが良い場所です。反面、多湿は苦手。乾燥気味に育て、表面の土が乾いているのを確認してからたっぷりと水をあげてください。

リラックス効果のあるハーブティーが人気【カモミール】

リラックス効果のあるハーブティーが人気【カモミール】

爽やかで優しい味わいが人気のハーブです。特にハーブティーが人気。カミツレの和名でも親しまれていて、キク科の可愛らしい花が咲きます。心身ともにリラックスさせ、腹痛や胃痙攣、生理痛などを和らげる効果があります。地中海沿岸が原産のハーブですが、現在では世界中に帰化しています。お茶だけでなく薬用にも使われており、とにかく育てやすいのが魅力。種からでも比較的育てやすいハーブです。
耐寒性は強いですが、高温多湿に弱い特徴を持ちます。日当たりと風通しの良い場所で栽培しましょう。踏まれてものともしない頑丈さを持ちますが、株が蒸れると弱ってしまうので乾燥気味に育てます。地植えは、種が落ちるのでカモミールがどんどん広がっていくでしょう。

爽やかな香りが心地よい【ミント】

爽やかな香りが心地よい【ミント】

爽やかな香りと風味が魅力的なミント。ハッカの和名で知られています。ミントティーや料理だけでなく、アイスやチョコなどにも使われるハーブです。代表的なのは、やはりペパーミント。薬用の効果を持つペパーミントは、消化不良の改善や菌調整頭痛の緩和などの効果を持ちます。ポプリや入浴剤としても高い人気を誇ります。
多年草の種類が多く、雑種が生まれやすいのでペニーロイヤル、コルシカミント、ペパーミント以外の栽培時には注意が必要です。冬に枯れても春になれば芽吹くほど、強く成長も旺盛。耐寒・耐暑性に強く、初心者でも育てやすいでしょう。やや湿り気のある肥沃な土を好むので、場所問わず育ちます。あまりにも日当たりが良すぎると土が乾燥してしまうで、半日陰の場所が育てやすいでしょう。

トマトやチーズとの相性が抜群【オレガノ】

トマトやチーズとの相性が抜群【オレガノ】

地中海沿岸を原産としたハーブで、マジョラムの近縁種です。和名は、ハナハッカ。お茶だけでなく、料理やポプリなどにも利用されています。鎮痛剤としても使われ、消化不良や胃の不調を改善させる効能を持ちます。トマトやチーズとの相性が良いため、特にイタリア料理に欠かせません。やや苦さも感じる爽やかな香りがとても強いハーブです。原産は、地中海沿岸。生の葉っぱよりも乾燥させたオレガノが良く使われます。
耐寒性に優れていますが、日本の高温多湿には弱いので蒸れないように育てましょう。特に梅雨の時期は、雨の当たらない場所に避難される必要があります。風通しと日当たりの良い場所を好み、乾燥した土でも育つ丈夫さを誇ります。株の蒸れなどさえ気を付ければ、初心者でも非常に育てやすいハーブです。

ハーブを育てる時の注意点

ハーブを育てる時の注意点

ハーブは基本的に丈夫な品種が多く、初心者でも簡単に育てられるものが多い特徴を持ちます。耐寒・耐暑性にも優れているものも多く、痩せた土地でも成長するのがハーブの魅力の一つです。ただ、そんなハーブの栽培にも注意点があります。ハーブを育てる時の注意点とはどんなものがあるでしょうか?

初心者は苗からがおすすめ

ハーブを育てる際、種から育てるのか、苗から育てるのかの2択です。ガーデニングに慣れている方なら種から発芽させて育てる方法でも問題ないでしょう。しかし、ハーブの栽培に慣れていない初心者は、すでにある程度の大きさに育った苗からの栽培がおすすめです。
頑健なハーブですが、種から育てると発芽までに時間がかかり、水やりなど難しい調整があります。苗よりも扱いにくく枯れやすいので、失敗の可能性も増えてしまうでしょう。苗なら鉢に植え替えるだけなので、育てやすく失敗も少ないはずです。ある程度ハーブ栽培に慣れてきたら、種に挑戦してみましょう。

水のあげすぎに注意

多くのハーブは、比較的乾燥した場所を好みます。日本は地中海沿岸と違って多湿の国です。湿気は枯れる原因になってしまうので、育てる場所には注意が必要です。日当たりの良い場所に植えると育つハーブですが、種類によっては水のあげすぎに注意が必要です。
やや乾燥気味の環境を好む種類が多いハーブは、水の与えすぎは厳禁。根腐れを起こしてしまうと、美しい葉っぱも生えなくなってしまいます。土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。ハーブの種類によっても好みが違うので、必ず確認をしましょう。

定期的な植え替えは必須

ハーブは良く育ち、見栄えも美しい植物です。適した環境で育てれば、ぐんぐん大きくなります。鉢植え栽培なら、定期的な植え替えが必要です。
植物は、根で栄養や水を得ます。根っこが鉢の中で詰まると、養分や水を吸い取ることが出来なくなるため次第に弱っていってしまいます。根詰まりは、植え替えをしないと改善しません。鉢の底の隙間から根っこが出ていないかを定期的にチェックしましょう。特に小さいサイズの鉢だと根詰まりを起こしやすくなるので、ハーブのサイズに合った鉢を使いましょう。

追肥も必要

基本的に痩せた土地でも育つのがハーブです。しかし、追肥をすることで新しい新芽が成長するお手伝いが出来ます。新しい新芽や葉っぱを大きくさせるには、沢山のエネルギーがいつもの。ハーブが大きく成長するには、定期的に追肥が必要です。あげすぎはハーブの苗が弱る原因にもなるので、必ず袋の裏面に書かれている分量を確認しましょう。

美味しいハーブが育つ活力剤HB-101

美味しいハーブが育つ活力剤HB-101

出典:株式会社フローラ公式通販サイト

HB-101は、ハーブにも使える植物活力剤です。顆粒タイプと液体タイプが選べます。顆粒タイプは元肥のように土と一緒に鉢の中に混ぜ込むだけでOK。液体タイプは、定期的に水で薄めて与えられます。ハーブの成長を助け、より香り高く美味しいハーブになるのを助けてくれます。
杉やヒノキを始めとする天然成分100%を使用しているので、口に入れるハーブにも安心。環境に左右されにくく植物本来の成長力を促してくれます。害虫も寄せ付けない抵抗力もつくので、安心して栽培が出来るでしょう。

ハーブにも安心して使えるHB-101
液体タイプ:35㏄~1ℓ 1,000円~19,000円
顆粒タイプ:130g~1kg 1,000円~6,000円

天然植物活力液HB-101

まとめ

まとめ

ハーブは冬でも育てやすい品種が多い植物です。料理やお茶などにも使えるので、様々なシーンで役立つでしょう。香りや風味だけでなく、ハーブには心身の調子を整える効果がたくさんあります。ぜひ、ハーブを育てて日常生活に気軽に取り入れてくださいね!

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