家庭菜園で育てたい!おすすめの果物3選

2020.05.12

家庭菜園では、収穫の楽しみを味わえるのもメリットのひとつです。 野菜も良いのですが、果物にチャレンジしたい!と思っている人は多いですよね。 今回は、家庭菜園でおすすめの果物を3種類紹介します。 家庭菜園で果物を育てるにはいくつかポイントがあります。 おすすめの美味しい果物を家庭菜園で栽培するための方法やコツを解説します。

果物栽培と野菜栽培の違い

果物栽培と野菜栽培の違い

家庭菜園で自分で果物を育ててみたい!という方は多いと思いますが、果物栽培は野菜栽培より少し難しいです
その理由を説明します。

良い土壌が必要

果物は実を収穫するため栄養豊富な良い土壌が必要です。
土壌が悪いと大きく甘い実をつけることができません。実さえつかない…といった場合も多いのです。
大きな木に成長する果物も多いので、プランターでは難しい場合もあり、広い土地が必要という点でも家庭菜園では難易度が高いと言えますね。

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手がかかる

プロの果樹農家は、高級果物を育てるために枝に2~3個だけ残して、他の実はつみとってしまいます。
また、確実に受粉できるように花粉を人の手でひとつひとつつける、といった作業も行なっています。
家庭菜園ではプロのようにする果物栽培を必要はありませんが、美味しい果物を収穫しようと思ったら、入念に果物のお手入れをする必要があります。

家庭菜園におすすめの果物3選

家庭菜園におすすめの果物3選

家庭菜園におすすめな、プランターで育てやすいおすすめ野菜を3種類紹介します。
それぞれに育てるポイントがありますので参考にしてみてくださいね。

おすすめの果物①手がかからないラズベリー

おすすめの果物①手がかからないラズベリー

ビタミンが豊富なラズベリーは、美容にも良いと人気の果物です。
比較的手がかからずに育てられるので初心者の方にもおすすめです。
樹高が低いので、大きめのプランターでも育てることができて家庭菜園ではおすすめの果物のひとつです。
病害虫がつきにくく、強い果樹であるのも家庭菜園で育てやすい果物であるのもおすすめポイントです。

・植え付け時期 3月、9~11月
・収穫時期 6~7月

《家庭菜園で育てる際のポイント》
乾燥に弱いので、土が乾かないようにたっぷりと水やりをします。特にプランターの場合は、夏場であったら朝晩2回の水やりが必要です。
一日中直射日光が当たる場所よりは、半日陰の方が育てやすいです。
花が咲く前の5月と新芽が出てくる8月に肥料を与えると実が良くなります。ベリー用の用土が市販されていますので、家庭菜園の際は利用することをおすすめします。
冬は落葉しますが、その頃に剪定を行います。その年実を付けた枝は冬には枯れてしまいますので、枯れた枝を剪定しておきましょう。そうして古い枝を間引くことで、翌年また生き生きとした果物をつけますよ。

おすすめの果物②葉も楽しめるオリーブ

おすすめの果物②葉も楽しめるオリーブ

オリーブは、庭木としてだけでなく、家庭菜園としても人気でおすすめの果物です。
太陽にキラキラと光る銀色の葉は庭のシンボルツリーとして選ぶ方も多い、おすすめの果樹です。
枝をリースにしたり、家に飾ったりと家庭菜園意外の楽しみ方ができるのも嬉しいおすすめポイントのひとつ。
オリーブは寒さに弱く、体感温度は-3度で霜や凍結には弱い果物ですので注意しましょう。寒い地域での家庭菜園で育てる場合には、鉢植えにして冬場は霜が当たらない軒下などで育てましょう。

・植え付け時期 3~4月、9~10月
・収穫時期 9~11月

《家庭菜園で育てる際のポイント》
オリーブを家庭菜園で育てる際に一番大切なポイントは、複数種を植えるということです。オリーブは多種多様ですが、ひとつの品種だけを植えても実がつきません。2種類以上の品種をセットにして育てることがポイントです。
乾燥気味の土を好みますので、水はけの良い土壌で育てるように注意しましょう。地植えの場合は、ほとんど水やりの必要はありませんが、完全に乾かないようにしましょう。特に冬場は意外と乾燥してしまうものですので、冬場もよく土壌チェックを行うように気をつけます。
オリーブは日光が大好物。日当たりが良い場所で育てると良い実をたくさんつけてくれますよ。
環境が良いとどんどん大きくなる果物なのですが、良い実をつけるためには剪定が必要です。風通しが良くなるように花がつく前の2~3月に剪定を行います。

おすすめの果物③お料理にも重宝するレモン

おすすめの果物③お料理にも重宝するレモン

家庭菜園で果物を育てたい!という方に人気が高くおすすめできるのがレモンです。
柑橘系の果物は家庭菜園でも育てやすいのですが、レモンはお料理でも使うことが多いので1本あると重宝しますよね。
耐寒温度は-3度と寒冷地では育てにくいとされてきたレモンですが、最近では品種改良や温暖化の影響で育てられる地域も増えてきました。寒い地方で育てる場合は鉢植えで冬場は軒下などに移動させるか、ビニールを被せるなどして工夫すれば家庭菜園で果物の収穫を楽しめるためおすすめです!

・植え付け時期 3~4月
・収穫時期 10~1月

《家庭菜園で育てる際のポイント》
家庭菜園で育てる際には、まずはレモン苗を用意する必要があります。ホームセンターでレモンの木のポットを扱っていますので、既に実がなっているものを選ぶと家庭菜園では失敗が少ないです。鉢植えにする場合は果実用の培養土を使用すると安心です。
レモンの木は水を切らさないようにすることが家庭菜園で育てるポイントです。地植えの際には、乾燥しがちの土壌は避けるようにしましょう。
大きく生き生きとした実をならすためには、樹木全体に日が当たることが必要不可欠です。そのためにも花がつく前の3~4月に剪定を行います。風通しを良くすると共に花に満遍なく陽を入れることで大きな実をつけてくれるのでおすすめですよ。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。
家庭菜園で育てる人気でおすすめの果物を3種を紹介しました。
野菜を育てるよりは少し手間がかかりますが、一度育て方のコツをつかんでしまえば毎年実をつけてくれます。
それが家庭菜園での果物栽培の醍醐味であり、おすすめポイントです。
ぜひ、家庭菜園で育てた採れたての果物を味わってみてください!

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