冬のガーデニングで雪対策をしよう!寒さから植物を守る雪対策6選

冬のガーデニングで雪対策をしよう!寒さから植物を守る雪対策6選

2025.01.14

冬のガーデニングは、植物が雪の寒さや重みで傷ついたり枯れてしまったりする恐れがあります。もし天気予報で雪が降ると予報が出た時は、雪対策をすることが大切です。また冬は、雪対策はもちろん、冷たい強風にも注意が必要です。葉や枝が霜や雪に覆われるだけでなく、根も凍ってしまう恐れがあります。 今回は、無事に春を迎えるためにできる冬のガーデニングの雪対策について詳しくご紹介します。

冬のガーデニングにおすすめの雪対策

冬のガーデニングにおすすめの雪対策

冬のガーデニングにおいて、特に雪が降る地域では雪対策が大切になります。雪が降るほど寒いということは、土の中の水分も凍る恐れがあるため、植物の根に負担がかかるからです。霜や雪対策をすることで、植物が弱ることなく春を迎えることを助けることができます。
ガーデニング好きの人の中には、具体的に雪対策にはどのような方法があるのか気になる人もいるでしょう。地植えと鉢植え栽培、それぞれの雪対策についてご紹介します。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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1.室内に入れる

1.室内に入れる

耐寒性があまり強くない種類の植物を鉢植え栽培している場合、本格的な寒さになる前に室内に入れてしまうことがおすすめです。雪対策にもなるだけでなく、外気の乾燥からも植物を守ることができ、管理もしやすくなります。
一方で、外と室内で出し入れを頻繁にすると、温度差で植物に負担がかかる恐れがあります。暖房をつけていると空気が乾燥しやすいため、葉の乾燥に気を使ったり害虫の繁殖に気をつけたりする必要もあるでしょう。日照不足や暖房の風が植物に直接当たらないように置く場所に気をつけることも大切です。

2.マルチングをする

2.マルチングをする

マルチリングとは、ガーデニングの雪対策の中でも鉢植え・地植え両方に効果的な方法の一つです。落ち葉やわら、バークチップ、ウッドチップなどを株元に隙間なく敷くことで、土の中の気温が下がりすぎることが少ないため、根が凍ることを防ぐことができます。雪対策としても効果的で、手軽に取り入れることができるでしょう。
マルチリングをしたガーデニングは、無理に雪を取り除く必要はありません。溶けた雪は土に染み込み、根が吸収します。落ち葉をマルチリングにする場合、カビの発生や害虫が繁殖する恐れがあるため、冬が終わり次第できるだけ早く取り除くことが大切です。

3.不織布などで覆う

3.不織布などで覆う

ガーデニングの雪対策として、鉢に長めの支柱を立てて、その上から不織布や梱包用のプチプチ、ビニール袋などで植物全体を覆う方法もおすすめです。冬は雪や霜だけでなく、冷たく強い風もガーデニングにとって大敵となります。植物をすっぽりと覆うことで、雪や霜、風が直接当たらないため枝葉を守ることができるでしょう。
特に不織布は、通気性が良いため、植物全体を覆っても湿気がこもりにくく、水やりもそのままできるというメリットもあります。ビニール袋などで覆う時は、通気性を良くするために穴を開けておくことがおすすめです。

4.軒下に移動させる

4.軒下に移動させる

冬になり、降雪予報が出た時は、雪対策として鉢植えを軒下に移動させることもおすすめです。雪が積もらない軒先に避難させることで、土が凍結し根がダメージを受けたり、風や雪の重みで枝が折れたりすることなく冬を過ごすことができます。
軒先がない場合は、屋根がある玄関先などに避難させることもおすすめです。一方で、日当たりが悪い軒先の場合、日照不足となり光合成ができなくなる恐れがあるため、置き場所には注意が必要と言えるでしょう。

5.二重鉢にする

5.二重鉢にする

ガーデニングの鉢植えを二重鉢にする方法は、雪対策や暑さ対策に有効です。苗が植わっている鉢よりも一回り大きな鉢を重ねて、隙間にウッドチップなどを入れることでガーデニングを雪や冬の風から守ることができます。
寒さによる根へのダメージも軽減させることができ、移動させる時は鉢を抜くだけで簡単。保温効果だけでなく急激な気温の変化を受けにくいため、春までガーデニングの植物が生き生きとするでしょう。鉢を二重にすることで、植物を冬の乾燥から防ぐ効果も期待できます。

6.昼間は日光が当たる場所に置く

6.昼間は日光が当たる場所に置く

ガーデニングの植物に雪が積もった時、無理に降ろすと枝が折れる恐れがあるため、自然に溶けるのを待つこともおすすめです。日差しが眩しい日に、日向に置くことで自然と雪が溶けるでしょう。土の中の気温も上がるため、根の凍結を防ぎ、日光で光合成が促されてガーデニングの植物たちが元気になる効果も期待できます。
一方で、日光が当たる場所は寒暖差が激しく、夜になると冷える恐れがあるため、夕方になる頃には室内や軒下に移動させることがおすすめです。

植物に雪が積もった時の注意点

植物に雪が積もった時の注意点

朝起きて、ガーデニングの植物に霜や雪が積もっているのを見て驚くこともあるでしょう。雪が降った時は、無理に積もった雪や霜を降ろそうとしないことが大切です。冷たい雪ですが、かまくらの中が暖かいように、雪には断熱効果があります。地植えの場合、雪が積もることで土の中の温度が安定し、寒さから植物を守ることにつながります。
また、無理に雪を降ろそうとすると、葉や枝が折れる恐れもあります。一方で、大雪が降った際は、雪の重みで枝が折れる恐れがあります。雪を下ろす時は、枝の下から手やほうきで軽く叩いて下ろしましょう

寒肥におすすめ!プロも愛用するHB-101

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

冬は、多くの植物が成長をストップさせる休眠期になります。一方で12〜2月の寒い時期に梅やツツジ、果樹に肥料を与えることで、春に新芽を伸ばす手助けをすることができます。特に寒い地域では重要な作業で、一般的に冬に与える肥料は「寒肥」と呼ばれます。
雪が降る前もしくは雪が溶け始めた頃に与える寒肥には、顆粒タイプのHB-101がおすすめです!土に軽く混ぜ込むだけで、じっくりと栄養が行き渡るようになります。100%植物由来であるため、ペットや小さな子どもがいるご家庭でも安心して使うことができることも魅力と言えます。
プロも愛用するHB-101の詳細については、株式会社フローラの公式サイトをチェックしましょう。

植物の土づくり、土壌改良に「顆粒HB-101」
130g 1,000円
300g 2,000円
1kg 6,000円

まとめ

まとめ

雪が降るような寒い日は、ガーデニングを雪から守ろうと雪対策をすることで、植物を霜や雪のダメージから守ることができます。ガーデニングの雪対策には、室内に入れたり上から覆いをしたりするなどの方法がいくつかあります。
育てている植物が寒さに弱いのか強いのか、地植えや鉢植えなどのスタイル、家を取り巻く環境を考慮して、植物に合った雪対策をすることが大切です。植物が雪によってダメージを負う前に対策をすることで、元気を失うことなく春を迎えられるようになるでしょう。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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