ガーデニングに推し色を♪推し色に庭を染める寄せ植えの作り方
2020.10.20
様々な表情を見せる寄せ植え作りは、やってみたいガーデニングのひとつ。 推し色で寄せ植えを作れば気分もあがり、ガーデニングがより一段と楽しくなりますよ。 「寄せ植えって、なんだか難しそう…」「素敵に見える作り方って?」 一見上級者向けに思える寄せ植えですが、作り方のコツをつかめば誰でも素敵なガーデニングをすることができますよ! 好きな色を使った自分だけの寄せ植えはスペシャル感たっぷり。寄せ植えの上手な作り方や配色のコツをご紹介してきます。
推しの色を使ったガーデニング!寄せ植えの作り方
色を使ったガーデニング、寄せ植えの作り方を紹介します。
作り方のポイントは全部で3つです。
1. メインの色を決めること
2. 白い色を入れること
3. グラデーションを使うこと
それでは、ひとつひとつ作り方を詳しく見ていきましょう。
作り方のポイント1:ガーデニングでメインとする色を決める
まずは、メインとなる1色を決めてからガーデニング構想をするのが作り方のポイントです。
寄せ植えのテーマカラーを決めておくと、全体にまとまりがうまれて全体が美しく仕上がります。
特に初心者は、色の使いすぎに注意。寄せ植えに使う色は「メインの1色」プラス「サブ1,2色」にとどめましょう。
作り方のポイント2:白い色でまとまりを演出
いくら同系色でも、色のある花ばかりを使ったガーデニングは雑然とした印象になり美しく見えません。
センスのよいガーデニングにする作り方のコツは、白い色を効果的に取り入れること。
白い花やシルバー系のカラーリーフを加えると、調和が取れてこなれた印象になります。
ガーデニングで組み合わせに違和感のある部分があれば、間に白い小花を挟むとまとまって見えることも多いですよ。
作り方のポイント3:迷ったら同系色のグラデーション
ガーデニング配色に迷ったら、好きな色を中心としたグラデーションでまとめてみましょう。
花色がグラデーションになるように配置すると、統一感が出てつつも動きが感じられる寄せ植えになりますよ。
グラデーション寄せ植えのいいところは、作り方が簡単で初心者でも美しく仕上がることです。
まずは自分の好きな色のグラデーションでガーデニングにチャレンジしてみるといいでしょう。
色別!寄せ植えガーデニングにおすすめの植物
ガーデニングを彩る、カラフルな寄せ植え。作り方とともにテーマカラーにぴったりなおすすめの植物を見ていきましょう。
各色系統ごとに、背丈が低いもの・中くらいのもの・高いものをご紹介。上手な作り方は、背の高いものを寄せ植えの奥に配置し、低いものを手前にすることです。
各花を使った寄せ植えの作り方ポイントもご紹介!ガーデニングの参考にしてみてくださいね。
推し色ガーデニング1 ブルー・パープル系
ベロニカ
春先に背丈の低い青色の花を咲かせます。憧れのガーデニング、ブルーガーデンを作りたい方にはおすすめの花です。
冬の寒さで葉色が美しいブロンズ色になります。花のない時期も楽しめる多年草です。
半日陰でも栽培出来る品種で、性質も強く初心者におすすめの花です。
・寄せ植えの作り方
背丈が低いため、花壇の手前に配置します。冬季にはカラーリーフとしても楽しめます。葉牡丹と合わせても素敵です。
ムスカリ
春に楽しめる青い花として定番のムスカリ。寄せ植えにぴったりな美しい発色の花色です。
植えっぱなしで翌年も楽しめる球根植物です。栽培難易度が低いため、初心者にもおすすめできる花です。
・寄せ植えの作り方
背丈は中くらいなので、花壇の中盤に配置すると良いでしょう。いくつかまとめて配置し、アイキャッチにするのが最適です。
デルフィニウム
鮮やかなブルーがとても美しいデルフィニウムは、青色好きの人にはたまらない花のひとつ。春先に、背の高い大輪の花を咲かせます。
多年草として販売しているケースもありますが、夏の暑さには弱い性質。夏越しは非常に難しいです。
100センチ以上の背丈になりますので、支柱で支えてあげましょう。
・寄せ植えの作り方
大株になるので、花壇の最奥に配置します。
透明感のある青なので、存在感の割に意外と何とでも合わせやすい花です。黄色やピンクといった他の色の花とも美しくマッチします。
推し色ガーデニング2 ピンク系
オレガノ・ケントビューティー
小さな房が連なった形がかわいらしく、淡いグリーンの葉の先端が桃色に色づき美しいです。
蒸れに弱いため、高温多湿の環境に気をつけましょう。
・寄せ植えの作り方
ピンク色がテーマのガーデニングでは、花壇の手前に配置すると良いでしょう。背丈が低く、垂れ下がるように成長します。
ペチュニア
目を引く鮮やかな色彩が美しいペチュニアは、花壇のメインとなれる花です。
育てやすく花も咲かせやすいので初心者向け。どの花にするか迷ったら、まずは選んでみるといいかもしれません。
・寄せ植えの作り方
花色も豊富なため、様々なペチュニアを使ったグラデーションガーデニングがおすすめ。
近い色合いを何色か用意して配置することで、簡単に美しい寄せ植えが完成できます。
ジギタリス
背の高いピンク花を咲かせます。手入れも比較的簡単で、アルカリ土壌であれば育てやすい植物です。
有毒植物ですので、キッチンガーデンに混入させないよう注意して下さい。
・寄せ植えの作り方
寄せ植えの後方に配置するとよいでしょう。5月ごろから花のピークを迎えます。
イングリッシュガーデン風にすると、花姿が自然にマッチします。
推し色ガーデニング3 イエロー・オレンジ系
ヒューケラ
様々な色の品種がある代表的なカラーリーフで、よく寄せ植えに用いられます。
育つと株が立ち上がってくるため、定期的な剪定でコンパクトにまとめましょう。
・寄せ植えの作り方
背丈は低いため、寄せ植えの手前や隙間の気になる部分に配置するとよいでしょう。「キャラメル」品種は柔らかい黄色で、ガーデニングをする際に映えますよ。
カレンデュラ
花期が長く、1年中花を楽しむことができます。
花壇全体を明るくするような色が多く、イエロー系のガーデンにぴったり。栽培も容易で初心者向けの花です。
・寄せ植えの作り方
種類によって形や花色が様々なので、好きなニュアンスの株を選びましょう。花壇の手前に配置すると、花壇全体がぱっと明るくなります。
エキナセア
ピンクや白など様々な花色があリます。特に、オレンジ系の花色のものは全体がグラデーションががり美しいためおすすめです。
植えっぱなしでも毎年咲き続ける強さも嬉しい花。ローメンテナンスで存在感のある花を咲かせます。
・寄せ植えの作り方
大きいものだと100センチほどになるので、寄せ植えの中から奥に配置しましょう。
自然風ガーデニングにもってこいの花です。
推し色ガーデニング4 白系
アガパンサス
小さなユリを集めてボールにしたような、個性的な花姿をしています。
育てやすいのも特徴で、植えっぱなしでも大丈夫。初心者に優しい白花です。
・寄せ植えの作り方
背が高いので、花壇の中盤に配置しましょう。
白い品種は清楚な印象で、ガーデニングのアクセントになりつつも寄せ植えをまとめる働きをします。
ローダンセマム
シルバーリーフと白い花色が爽やかな花です。寄せ植えに加えるだけで可憐な美しさが加わります。
寒さには強いですが、湿気と暑さは少し苦手。日陰を用意したり混み合った枝を切るなど、涼しく管理してあげましょう。
・寄せ植えの作り方
癖のない形なので、どんな寄せ植えにも合わせることができる万能選手です。
色がうるさいと感じる部分に、緩衝材として配置するとマイルドな印象になります。
まとめ:色のテーマを決めて自分だけの寄せ植えを♪
好きな色をふんだんに使ったガーデニングは、気分があがり日々の生活が楽しくなります。
難しそうに思える寄せ植えも、紹介した作り方を意識すれば案外簡単に実践することができますよ!
推し色ガーデニングで、オンリーワンの寄せ植えづくりにチャレンジしてみてくださいね。