トマトの葉が黄色・茶色・丸まるのはなぜ?症状別の原因と対処法をわかりやすく解説
2026.07.07
家庭菜園でトマトを育てていると、「葉っぱが黄色くなってきた」「茶色い斑点が出てきた」「葉がくるくる丸まっている」など、葉の異変に気づくことがありますよね。 そのまま放置してしまうと、実のつきが悪くなったり、最悪の場合は枯れてしまったりすることも。 葉の症状にはさまざまな原因がありますが、原因を正しく把握することで適切な対処ができます。病気なのか、栄養不足なのか、環境によるものなのかを見極めることが大切です。 この記事では、トマトの葉が黄色・茶色・丸まるといった症状別に、原因と対処法をわかりやすく解説します。 初心者の方でも実践できるポイントを中心にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
トマトの葉が黄色くなる原因と対処法

葉が黄色くなるのは、トマト栽培でもっとも多く見られる症状のひとつです。原因はいくつか考えられます。順に見ていきましょう。
下葉から順番に黄色くなる場合:栄養不足のサイン
株の下のほうの葉から黄色くなってくる場合は、窒素などの栄養不足が考えられます。長期間にわたって実をつけ続けるトマトは、肥料を多く必要とします。追肥のタイミングを見直し、適切な量の肥料を与えましょう。
葉全体が薄い黄色になる場合:マグネシウム欠乏
葉脈は緑のまま、葉の部分だけが黄色くなる場合はマグネシウム(苦土)不足の可能性があります。苦土石灰を施したり、マグネシウム入りの液体肥料を与えることで改善することが多いです。
新しい葉まで黄化する場合:過湿・根腐れの可能性
下葉だけでなく、新芽まで黄色くなってくる場合は、根のトラブルが疑われます。水のやりすぎや排水不良による根腐れが起きている可能性があるため、水やりの量を見直し、土の水はけを改善しましょう。
トマトの葉に茶色い斑点が出る原因と対処法

葉に茶色い斑点や枯れが出てくる場合は、病気や害虫の被害が原因である可能性が高いです。
黒褐色の斑点が広がる:疫病・葉かび病
梅雨時期や雨の多い時期に発生しやすい「疫病」や「葉かび病」は、茶色〜黒色の斑点が葉に広がる特徴があります。罹患した葉はすぐに取り除き、風通しを良くすることが基本的な対策です。発生が広がる場合は、適用のある農薬を使用することも選択肢のひとつです。
葉の縁が褐色になる:カルシウム不足
葉の先端や縁が茶色く枯れてくる場合は、カルシウム不足や水分ストレスが原因のことがあります。石灰を含む肥料を与えたり、水やりを均一に行うことで改善できる場合があります。
小さな斑点が無数にある:ハダニの被害
葉の裏側に白い粉のようなものがついていたり、無数の小さな斑点が出る場合は、ハダニの被害が考えられます。葉の裏をよく確認し、水で洗い流したり、適用薬剤を使用してください。
トマトの葉が丸まる原因と対処法

葉がくるくると丸まる症状も、原因がいくつかあります。慌てずに状況を確認してみましょう。
生理的な巻き(正常な反応)
実際には病気ではなく、強い日差しや乾燥から葉を守るために自然に丸まることがあります。朝・夕は葉が開いており、日中だけ丸まる場合は問題ない可能性が高いです。水やりを適切に行い、土が乾きすぎないよう管理しましょう。
全体的に内側に巻く:水分・肥料過多
葉が内側に丸まり、緑が濃すぎる場合は窒素過多が考えられます。追肥を一時中断し、バランスを整えましょう。また、水やりのしすぎも葉の丸まりにつながることがあります。
ウイルス病による巻き
モザイク病などのウイルス病にかかると、葉がねじれたり丸まったりする症状が出ることがあります。葉の色がモザイク状になっていないかも合わせて確認してください。ウイルス病は治療薬がないため、感染株の除去とアブラムシなどの媒介昆虫の防除が対策になります。
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まとめ

トマトの葉の異変には、栄養不足・病気・害虫・環境ストレスなど、さまざまな原因があります。症状をよく観察して原因を特定することが、適切な対処への第一歩です。
・葉が黄色くなる → 栄養不足・根腐れ・マグネシウム欠乏を疑う
・茶色い斑点が出る → 病気(疫病・葉かび病)・害虫(ハダニ)を確認
・葉が丸まる → 生理現象か水分・肥料バランスを見直す
・日ごろからHB-101などで株の健康を維持する
早めに気づいて対処することで、トマトはまた元気を取り戻してくれます。今回紹介した症状別のチェックポイントを参考に、ぜひ健康なトマト作りに役立ててください。








