不思議な植物・マザーリーフの失敗しにくい育て方を詳しくご紹介!

2025.02.18
マザーリーフは、母となる葉から次々と子株が生まれてくる不思議な植物です。縁起が良く、育てることで幸運が訪れるとされています。 初心者にも育て方が簡単なマザーリーフは、多肉植物であるため部屋の中でも栽培が可能です。近年100円ショップやホームセンターなどでも売られているため、手に入りやすいでしょう。。 今回は、マザーリーフの育て方についてご紹介します。
マザーリーフはどんな植物?
マザーリーフは多肉植物の一種であり、「灯籠草(トウロウソウ)」の和名で呼ばれることもあります。初心者でも比較的簡単な育て方で栽培ができる植物です。
マザーリーフは通称であり、セイロンベンケイソウが正式名称となります。花言葉は、「無限の愛」「信じて従う」「平穏無事」です。葉の脇から新しい芽が次々と生まれてそれぞれが大きくなっていくという、他の植物にはあまりない珍しい増え方が特徴です。自然界では、風などで自然に落ちた葉から生まれ出た子株が根付き、増えていくそうです。
マザーリーフはその増え方から子宝草や幸せの葉っぱ、ミラクルリーフとも呼ばれ、その名の通り子宝や幸運に恵まれるという縁起が良い植物とされます。
マザーリーフの上手な育て方
マザーリーフは、袋に入れられて売られていることが多いです。成長スピードが早く初心者でも育てやすい一方で、ある程度のお世話をしなければ枯れてしまう恐れがあります。多肉植物ならではの育て方をすることも大切です。
ここでは、マザーリーフを大きくするために大切な育て方について詳しく解説します。
最初は寝かせて育てる
マザーリーフの葉を入手したら、まず発根させる必要があります。一般的に、マザーリーフは水に浮かべることで発根させることが可能です。湿った土の上に置き、子株が出てくる葉の縁が土に触れるように軽く土を寄せて発根を促すこともできます。
水に浮かべる方法も土の上に置く方法も、日当たりが良い明るい場所に置き、乾燥気味にして子株が育つのを待ちましょう。子株の根がしっかり出て、もともとの葉が萎れてきたら土を入れた鉢に植え替えましょう。
やや乾燥気味にする
マザーリーフは多肉植物であるため、葉の中に水を蓄える性質を持ちます。多湿を苦手とするため、乾燥気味な育て方をすることが大切です。水のあげ過ぎは根腐れの原因になるため、注意が必要です。
春から秋にかけては鉢を持った時に軽く感じたり、土の表面が乾いたりしている時に鉢底から水がしみ出てくるまでたっぷりと水をあげましょう。マザーリーフの成長がストップする冬はさらに乾燥気味に育て、土の表面が乾いた2、3日後に水やりをするようにします。
日光を好むが直射日光はNG
マザーリーフの育て方では、日当たりにも注意が必要です。比較的日当たりが良い場所を好むマザーリーフですが、直射日光が当たる場所に長時間置くと葉焼けして葉が変色することがあります。特に夏場の日差しは、マザーリーフにとって強いダメージを与える恐れがあるため、レースカーテン越しに日光を当てるようにしましょう。
日光が差す方向に向かって成長するため、定期的にプランターを回してあげることがおすすめです。一方で日光不足になると、茎が細く長く育つ徒長に陥りやすくなるため、日光が不足しない育て方をすることが大切です。
定期的な植え替えが必要
マザーリーフは大きくなるため、定期的な植え替えをする育て方が大切になります。5月から6月にかけてと9月に植え替えをしましょう。2年から3年に一度、一回り大きな鉢に水はけの良い土を入れて植え替え作業を行います。
株が大きい場合は植え替えと一緒に支柱も立てることがおすすめです。植え替え時には、根を傷付けないよう扱いに注意が必要です。また、子株も落ちやすいため持ち方にも気をつけましょう。
寒さ対策をする
マザーリーフは寒さに弱い傾向があります。もともと亜熱帯の地域に自生する植物であるため、室温は15℃から20℃程度に保つことが大切です。−3℃まで耐えられるとされていますが、冬でも10℃を下回らないような育て方をしましょう。気温が低い状態が続くとマザーリーフが枯れてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
マザーリーフの花を咲かせるためにできること
マザーリーフは、適切な育て方をすることで10月から2月にかけて緑が混じったピンクや赤の灯籠に似た鐘状の花を咲かせることがあります。日照時間が短くなった冬に花芽がつきやすくなるため、できるだけ夜は明るい場所に置かないようにします。
日照時間、室温、土の状態の3つの条件をそろえることが大切です。また、日頃からしっかり成長するような育て方をし、傷んでいる葉は取り除くなどこまめに手入れをしてあげることがおすすめです。
マザーリーフの肥料にはHB-101がおすすめ!
マザーリーフは春から秋にかけての成長期に肥料をあげることで丈夫に育てることができます。マザーリーフの成長をサポートするのにおすすめなのが、株式会社フローラのHB-101です。スギやヒノキといった植物から抽出されたエキスで作られたHB-101は、100%天然由来!
枯れかけた植物も活性化させることができる活力剤です。希釈して使うためコスパ面も良く、継続して使うことで病害虫にも強くなることが期待できます。HB-101の詳細については、ぜひ公式サイトをチェックしましょう!
野菜作りや園芸に。プロご用達「HB-101」 | |
35cc | 1,000円 |
100cc | 2,400円 |
500cc | 10,500円 |
1L | 19,000円 |
5L | 90,000円 |
10L | 175,000円 |
20L | 340,000円 |
まとめ
短期間で子孫をたくさん誕生させるマザーリーフは、適切な育て方をすることでどんどん増える子株の様子を楽しむことができます。子株は大きくなるにつれて根が伸びるため、株分けして大切な家族や友人に贈ることもおすすめです。
適切な育て方をしたとしても、マザーリーフの花が咲くことはごく稀です。もし開花に恵まれた場合は、とてもラッキーであるため良いことが起こるかもしれません!