モンステラの新芽が出ない!室内で成長が停滞する原因と復活テクニック
2026.02.10
「最近モンステラの新芽が出てこない」「何となく葉っぱに元気がない」 丈夫で育てやすいモンステラですが、育てていると成長が止まったように見えることがあります。枯れてはいないが植物が成長しないのは不安になります。 今回は、モンステラを育てる上でよくある成長停滞の原因と、そこから抜け出すための復活テクニックを解説します。
新芽が出ないよくある4つの原因
ほとんどの場合、モンステラは室内で育てられます。室内で管理する中でよくある、新芽が出ない現象には原因があります。まずは次の4つに当てはまっていないかチェックをしてみましょう。
光不足
モンステラは耐陰性(光が少なくても生きられる力)がありますが、本来は明るい場所が好きな植物です。光合成で作り出すエネルギーが少ないと、今の葉を維持するので精一杯になり、新芽を出しにくくなります。光不足のサインとしては、茎がひょろひょろと伸びて節と節が間延びすることが挙げられます。
低温
モンステラは本来熱帯で生息しており、元気に成長するには20℃以上の温度が望ましいです。概ね20℃を下回ってくると成長が緩やかになり、10℃以下では休眠という成長が停止する状態になります。休眠しているかどうかの判断の目安として、土の乾く速さが挙げられます。水やりをして2、3日経っても土の表面が乾かない場合は成長が止まっている可能性が高いと考えられます。
根詰まり
植物は根から水や養分を吸い上げ、光合成で得たエネルギーと合わせて成長します。根の周りに水や養分を蓄えた土が無いと吸い上げがうまくできず、モンステラ自身がこれ以上成長できないと判断して成長を止めてしまう可能性があります。鉢の底から根がたくさん飛び出していたり、前回の植え替えから目安として3年以上経っていたりする場合は根詰まりを起こしていることが考えられます。
害虫
ハダニやカイガラムシがつくと、植物の養分を吸汁されて、新芽に行くはずのエネルギーを奪われてしまいます。どちらの虫も小さくて見つけにくいのですが、ハダニなら葉の表面または裏面に蜘蛛の巣のような糸、カイガラムシなら葉にベタベタした液体が付着するのが特徴です。
逆効果!やりがちなNGケア
モンステラの元気がない時に良かれと思って行うお世話で、実際はさらに状況を悪化させてしまうこともあります。
水のやりすぎによる「根腐れ」
モンステラが弱っているからと言って水やりを続けて常時鉢内の土が湿っていると、根が窒息したり、悪い菌が繁殖して根を腐らせてしまう「根腐れ」が起きたりすることがあります。植物には確かに水が必要なのですが、屋外の草花の育て方のイメージで水を与えすぎると逆効果になってしまいます。新芽が出ないなどの成長が止まっている時には、根から水を吸い上げる力も弱くなっています。
弱っている時の「肥料」は逆効果
肥料は元気な植物をさらに成長させるためのものです。弱っている植物は肥料を有効利用する力も落ちているので逆効果となります。人間で例えると、手術や病気で弱っている人にステーキを無理やり食べさせるようなものです。人間が消化不良を起こすように、植物も肥料を吸収できずに余計に根を傷めてしまうことになります。
これで解決!室内でできる回復テクニック

モンステラが不調になる原因がわかったところで、次に具体的な解決策を解説していきます。
置き場所と環境の調整
今置いている場所が窓から遠く、光が弱い場合は日当たりの良い暖かい場所に移動しましょう。ただし、窓越しでも急に直射日光に当てるのは、葉焼けのリスクがあるため避けましょう。理想は南向きの窓際でレースカーテン越しに柔らかい日光を当ててあげることです。
また、室内では空気が淀みがちになります。サーキュレーターや扇風機で植物の周辺の空気を優しく動かしてあげると、新鮮な空気が葉に当たり生育に良い影響があります。新鮮な空気が流れることで葉からの蒸散活動が高まり、結果として根から水を吸い上げる力が高まるのです。
水やりの見直し
水やりをし過ぎていた場合は、一度タイミングを見直しましょう。土の表面だけでなく、鉢の中まで完全に乾いてからたっぷり与えるのが基本です。中の湿り気を確認するには、割り箸を土に挿してみるのが確実です。抜いた割り箸が乾いていれば、水やりのサイン。しっかり乾かす時間を作ることで根が呼吸できるようになり、株の体力が回復します。
植え替え
根詰まりを起こしていると考えられる場合は植え替えを検討しましょう。ただし、植え替えの時期は暖かくなり成長が促進される4〜6月がおすすめです。
害虫駆除
ハダニやカイガラムシが付いている場合は除去します。簡単な方法としてはシャワーの水圧で洗い流すか、爪楊枝など細いもので取り除きます。もしくは、観葉植物用の殺虫剤を使用します。
弱った株の救世主!植物の基礎体力を上げる方法
日当たりや環境、水管理を見直した後、さらにモンステラに元気を取り戻してもらうために活力剤を与えるという方法があります。
肥料ではなく活力剤を使う
肥料は「主食(ご飯)」、活力剤は「サプリメント」とイメージすると分かりやすいかもしれません。株が弱っている時に肥料を無理に与えるよりも、まずは微量要素(ミネラルなど)を含む活力剤で様子を見るのがおすすめです。発根を促し、基礎体力を整えることで、スムーズな回復の手助けになるはずです。
おすすめの活力剤
どの活力剤を使うか迷ったら、定番のアイテムを試してみると良いでしょう。
「メネデール」は鉄分を含み、弱った株のケアによく使われます。
なかでも「HB-101」は スギやヒノキなど天然植物由来のエキスで作られた活力剤で、化学成分を含まないため室内でも安心して使いやすく、微量要素によって根の張りや葉の色艶を良くする効果が期待できるため、数ある活力剤のなかでもお勧めの商品となっています。発芽や発根、光合成を助ける働きもあり、薄めて使う原液タイプや手軽なスプレータイプなど、用途に合わせて選べるのも魅力です。
まとめ
モンステラの新芽が出ない時は、焦って肥料や水をあげるのではなく、まずは「環境の見直し」と「待つこと」が大切です。
• 光や環境、温度を確保する
• 水は乾いてからあげる
• 肥料ではなく活力剤で様子を見る
この3つを意識して、モンステラ自身の力をサポートしてあげてください。環境が整えば、またきっと可愛い新芽を広げてくれるはずです。










