葉っぱにトラブル発生!変色する原因をざっくりご紹介

葉っぱにトラブル発生!変色する原因をざっくりご紹介

2022.03.29

多くの植物と同じように、観葉植物も古くなった葉っぱは変色し枯れていくもの。しかし元気な葉っぱまで黄色や茶色に変色し出したら、びっくりしますよね。葉っぱの変色は、何か問題が起こっていて解決して欲しいという植物のサインでもあります、変色トラブルの理由は様々です。今回は、頭を悩ませる方も多い観葉植物の葉っぱトラブルの原因についてご紹介します。

観葉植物の変色は、トラブルのサイン

観葉植物の変色は、トラブルのサイン

今まで元気に目を和ませてくれていた観葉植物の葉っぱが、弱ってきたらびっくりしますよね。美しい緑色だった葉も日を追うごとに黄色や茶色に色褪せていく姿を見るのも辛いものです。植物は、日々成長し、どんどん新しい新芽や葉を茂らせていきます。古い葉っぱは必然的に枯れていくものですが、まだ新しい葉っぱが色褪せていくのは注意が必要。もしかしたら、重大なトラブルを抱えているかもしれません。
どのくらい前から調子がおかしくなったのか、何か普段と変わったことがないか、葉っぱや土に何か異常はないかをチェックする必要があります。その内治るかも、と思って放置しておくのはおすすめ出来ません。次第に観葉植物全体に広がっていき、弱り切ってしまうかもしれないからです。まずは、何故観賞植物の葉っぱが変色しているのか、まずは原因を探ってみましょう。

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葉っぱトラブルの原因は?

葉っぱトラブルの原因は?

観葉植物といっても、その種類は様々です。日光を好む種類もいれば、あまり好まない種類もあります。葉っぱが変色するトラブルは、意外に多いもの。変色のトラブルには必ず理由があります。では、葉のトラブルを起こす代表的な原因をご紹介します。

葉焼け

観葉植物は、室内で育てることの出来る植物です。他の植物と同じく生育に日光が欠かせませんが、直射日光や窓際の日差しが強すぎると葉焼けを起こしてしまいます。葉焼けとは、強すぎる日光によって葉が焼けてしまい黄色や茶色、白色に変色してしまう現象です。
病気や害虫のトラブルから観葉植物たちを守るには、風通しや日当たりが良い場所に置くのが一番です。しかし、当てすぎも良くありません。変色してしまった葉は取り除き、少し明るい日陰やレースカーテン越しの窓際などに移動させると改善します。

肥料過多

元気な植物の成長を助けるのに必要不可欠なのが肥料です。しかし、いくら成長に必要だからとあげすぎは良くありません。肥料をあげすぎると植物自体が弱り、葉っぱのトラブルも増えてしまいます。
肥料が入っている袋の裏には、与える頻度や量が明記されています。明記通りに与えれば、問題はありません。もし肥料過多で葉の変色トラブルが起こっている場合は、肥料部分を出来るだけ取り除くか土そのものを入れ替えることで改善することが多いです。

根詰まり

植物は成長と共に根を伸ばしていきます。鉢の中で根がぎゅうぎゅう詰めになって根詰まりを起こしてしまうと、根が水分を吸えません。根から吸収した水分を植物全体にいきわたらせ、水蒸気として放出することを蒸散機能と呼びます。蒸散機能が滞ると、植物の調子が悪くなってしまいます。
蒸散機能が正常に行われないと、観葉植物の健康を維持している葉緑素の働きが落ちたり不足したりしてしまいます。鉢の底や土の表面から根が飛び出ていれば、根詰まりを起こしているかもしれません。鉢に対して植物が大きすぎる状態なので、今よりも大きな鉢に植え替えすることで改善します。

根腐れ

観葉植物にとって根は、養分や水分を吸収する大切なものです。しかし、水の与え過ぎなどが原因で根腐れを起こすと、葉っぱの色が変わり観葉植物全体が弱っていきます。植物によってはこまめな水やりが必須でも、とにかくあげれば良いわけではありません。
基本的に表面が乾いてからあげるのがおすすめです。根腐れを起こしている植物は、なるべく早く腐った根を処理し水はけのいい土を施した鉢に植え替えましょう。

日光不足

室内で栽培できる観葉植物ですが、照明だけでは十分な光合成が出来ません。光合成が十分に出来ていないと、葉っぱが黄色や茶色などに色褪せてしまいます。直射日光は逆に葉焼けの原因になってしまうので、窓ガラス越しやレースカーテン越しなどの柔らかい日差しを浴びせてください。光合成がきちんと行われれば、変色トラブルを起こすことなく美しい緑の葉っぱを大きくするはずです。

病気・害虫による葉っぱの変色

病気・害虫による葉っぱの変色

観葉植物の葉っぱトラブルは、土や日光、根の問題だけではありません。十分植物にとって良い環境を整えていても、葉っぱの変色トラブルは起きてしまいます。原因は、病気や害虫によるものです。では、葉っぱトラブルを起こす病気や害虫にはどんなものがあるのでしょうか?

うどんこ病

糸状菌というカビの一種が引き起こす植物の病気も葉っぱトラブルを引き起こします。観葉植物を始め様々な植物が罹るメジャーな病気なので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。葉っぱの表面を白い粉のようなもので覆うのが最大の特徴です。白くなった葉っぱは光合成を阻害されてしまうため、徐々に植物全体の元気がなくなっていきます。
初期なら、葉っぱを切って様子を見ましょう。薬剤で対処する方法もありますが、重曹やお酢でも代用が可能。重曹は、水と重曹を1:1000の割合で溶かして葉っぱに吹きかけます。お酢は、20倍に薄めて重曹と同じように葉っぱに吹きかけると良いでしょう。

すす病

カイガラムシなどの排せつ物を栄養分として葉っぱの表面に広がるカビの一種です。すす病にかかった葉っぱは、黒いすす状のかびに覆われてしまいます。厚くなると光合成を阻害し、放置していると枝などにも被害が拡大していきます。春から秋にかけて多い病気です。
ティッシュやブラシで擦ると落ちるため、大抵の場合はこの対処法で奇麗になります。見栄えが悪いため、葉っぱを切っても問題ありません。カイガラムシやコナジラミの排せつ物が原因なので、寄せ付けないよう対策をするか発見したらすぐに水やブラシで洗い流すかしましょう。

ハダニ

葉の裏につく体長0.3~0.5㎜ほどの害虫です。繁殖力が高く風に乗って飛んでくるハダニは、観葉植物の葉の裏に寄生し液を吸い取ります。寄生された葉っぱは黄色や白色に変色をし、被害が拡大すると観葉植物全体に広がり弱る原因になってしまいます。
ハダニは、風通しの良い場所や水に弱い生き物です。重なり合う葉や枝は、剪定をして風通しを良くしましょう。霧吹きなどで葉の裏に水を吹き付けるだけで、ハダニ予防が出来ます。

カイガラムシ

葉っぱや枝に張り付き、樹液を吸う害虫です。樹液を吸われることで葉っぱや枝が、黄色や茶色、白などに変色してしまいます。成虫は殻や繭に覆われているため、薬剤での治療が効きにくい特徴を持ちます。
繁殖スピードがすさまじいので、1匹でも見つけたら根絶やしにしなければなりません。普段からカイガラムシに効果的な薬剤を使うか、水に弱いため散水する習慣をつけると良いでしょう。

コナジラミ

黄色っぽい体に白い羽が生えた虫です。体長約2㎜程の小さい虫で、葉裏に張り付き樹液を吸います。吸われた葉っぱは、ぽつぽつとまだらに白く変色してしまいます。羽化から成虫になるまでのスピードが非常に早いため、あっという間に増殖してしまいます。排泄物は甘い匂いを放つため、すす病やウイルス感染も引き起こしやすくなります

観葉植物の健やかな成長に欠かせないHB-101

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観葉植物が毎日元気に成長してくれるために欠かせない、日光や肥料。出来ればどんな植物にも使えるものが安心出来ますよね。HB-101は、プロも使う植物活力液です。
全ての植物に使えるだけでなく、100%自然由来の成分を使っているので人間も安心。根や葉っぱが丈夫に育つのを助けてくれます。病害虫を寄せ付けず、弱った植物にも抜群の効果を発揮してくれるでしょう。

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まとめ

まとめ

観葉植物の葉っぱの変色は、今トラブルが起こっているよ!助けて!と知らせる救難信号のようなものです。変色トラブルになっている原因を突き止めて改善をすれば、元の健康的な状態に戻せます。葉っぱの変色トラブルの原因は様々です。葉っぱが変色し出したら焦ってしまうかもしれませんが、まずは何が原因なのかを突き止めることに専念しましょう。

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