家庭菜園で作る!キャベツの育て方をご紹介します

2020.03.24

キャベツは揚げ物のつけ野菜にはかかせないものです。家庭菜園で栽培するのは大変かもと思う方もいるかもしれませんが、そのお世話は難しくなく、意外に手間のかからない、育て方も比較的簡単な野菜です。さっそくキャベツの育て方のポイントについてご説明しましょう。

キャベツを育てる時期

キャベツを育てる時期

キャベツの生育に適した温度は15~20℃です。春・夏・秋と年に3回植える時期がありますが、初心者の方は夏から秋にかけて栽培するとよいでしょう。家庭菜園でキャベツを種から育てる場合は、ポットに種を4~5粒まき、最終的には1本になるよう間引きしてください。本葉が5~6枚になったら植えつけのタイミングです。

キャベツの苗の選び方と植え付けのコツ

苗は、栽培を始める時期に適した品種を選びましょう。
・キャベツの葉の色が濃く、節の間隔が狭くて茎がしっかりしているものを。
・土は、植えつけの1~2週間前までに堆肥や肥料、苦土石灰を混ぜて耕しておく。
・水はけをよくするために、畝(うね 畑で作物を作るために(何本も間隔を空けて)細長く直線状に土を盛り上げた所のこと)は高めに。
・苗は30~40cmの間隔で。
・子葉が隠れるほど深植えにならないように。
植えたあとは、キャベツの根元を手で軽く押さえてたっぷりと水をあげてください。

キャベツの水やりと追肥のコツ

キャベツの水やりと追肥のコツ

苗を植えたあとの1週間くらいは、キャベツの根を活着させるために欠かさず水をあげるのが、家庭菜園の育て方のポイントです。

・土の表面が乾いたら水をやるという程度で。
・水やりが多すぎると、根が腐ったり病気になりやすくなるので、少し乾燥気味に。
・追肥(必要な養分を追加で与えること)は、苗の植えつけから2~3週間後、本葉が10枚くらいになった頃に行います。
・化成肥料(複数の肥料を化学的な方法などにより肥料成分の3要素(窒素N、リン酸P、カリK)の内、2種類以上を含ませた肥料を化成肥料と呼びます。)を株元に施し、土を寄せておく。

2回目の追肥(必要な養分を追加で与えること)は、芯のまわりの葉が立ち上がり、球がなり始めた頃に行います。肥料が足りないと球がならない場合があるため気をつけてください。

天然植物活力液HB-101
天然植物活力液HB-101

キャベツの害虫対策

害虫駆除も、キャベツの育て方で大切なポイントです。球がなるまでの間は、寒冷紗(かんれいしゃ、植物を覆う網目状の薄い布)という防虫用の布をかけて害虫対策することをおすすめします。芯が食べられてしまうと球がならないため、毎日観察して害虫がいないかチェックしてください。

キャベツのお世話

キャベツのお世話

春もしくは秋から栽培を始めた場合、低温期から高温期に移行するときに「とう立ち」(とう立ちすると、野菜、特に葉菜類や根菜類は、旬の時期を過ぎてしまい、おいしくなくなります)することがあります。とう立ちすると球をつけなくなってしまうため対策が必要です。先ほども説明した通り、植える時期に適したキャベツの品種を選ぶことが第一です。また、気温の低い日が続くときは寒さよけのネットを張りましょう。キャベツが球をつけるまでは、できるだけ温度の管理に気をつけてください。

キャベツの収穫

苗の植えつけから約3~5ヶ月で収穫の時期を迎えます。キャベツの球が大きくなり、手で押して固く締まっていたらいよいよ収穫です。まわりの葉を広げてキャベツを少し傾けたあと、包丁で株元から切り取りましょう。収穫のタイミングが遅くなると、キャベツの球が裂けることがあるため注意してください。

家庭菜園でキャベツを育てる時は!植物活力液HB-101

私自身、家庭菜園でキャベツを育てる際は堆肥、肥料を厳選し、化学肥料は使用していません。その変わり、植物活力液のHB-101を使用しています。キャベツの育て方のポイントとしては、キャベツの本葉2~3枚の頃に、HB-101の千倍液を3回散布しています。野菜を害虫から守る事で丈夫に育ち、柔らかくて香り立つキャベツの収穫が出来ています。

HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。ぜひキャベツを育てる際には、植物活力剤HB-101を試してみてください。

天然植物活力液HB-101
天然植物活力液HB-101

まとめ

家庭菜園で作る!キャベツの育て方をご紹介します まとめ

キャベツは、植えつけの時期や水やり、肥料のポイントを押さえれば家庭菜園でも十分に栽培可能な野菜です。ただし、害虫がつきやすい野菜ではあるため、球がつくまでは注意を払うことが必要になります。ご紹介した育て方のコツを押さえ、立派なキャベツを栽培してみてください。

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