冬の家庭菜園で育てるなら!ベランダ菜園向けの野菜5選!

2021.05.04

「ベランダだから大きすぎる野菜は作れないけど、冬の家庭菜園も楽しんでみたいな」 冬もベランダで家庭菜園を楽しみたい人に栽培をおすすめしたいのが、次の3つの野菜。 1. 水菜 2. こかぶ 3. 春菊 冬のベランダ家庭菜園は、難易度が低いことを知っていましたか?冬は病害虫が少なく、積極的に家庭菜園にチャレンジしたい季節なんですよ。 この記事では、冬のベランダ家庭菜園にぴったりな3つの野菜について、育て方や知っておくべきポイントを紹介します!ベランダという限られたスペースを有効活用して、家庭菜園で冬野菜を楽しみましょう♪

冬のベランダ家庭菜園を始める前に

冬のベランダ家庭菜園を始める前に

おすすめ野菜を見ていく前に、冬のベランダ家庭菜園をする上で知っておきたいポイントを確認しておきましょう。
冬のベランダで家庭菜園を管理する上で注意すべきなのが「エアコン室外機の温風に当てない」「土の凍結に注意する」の2点です。
ベランダにあるエアコン室外機から出る風は、家庭菜園の植物に悪影響を与えます。場合によっては、乾燥が進んで枯れてしまうことも。ベランダ家庭菜園プランターの置き場所には十分注意してください。
また土の凍結にも要注意。冬の寒さに強い野菜でも、土の凍結や強い霜が続くと枯れてしまったり葉が傷んでしまったりするのです。以下の対策で、土の凍結を防止しましょう。
●水やりは午前中に行うこと
●強い風が吹く場所にはプランターを置かないこと
●あまりにも強い霜が連日降りる場合は、寒冷紗などで霜よけを行うこと
今回は「ベランダ」での家庭菜園なので、プランターで育てやすい野菜に絞って紹介していきます。それではさっそく、冬のベランダ家庭菜園におすすめの野菜を見ていきましょう。

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冬のベランダ家庭菜園におすすめその1 ミズナ(水菜)

冬のベランダ家庭菜園におすすめその1 ミズナ(水菜)

クセが無くどんな料理にも使える水菜は、繊細な味から想像がつかないほど丈夫な野菜。
冬のベランダ家庭菜園には「晩生」の品種を選ぶのがおすすめです。早生や中生に比べて寒さに強いため、冬の間長期間収穫を楽しむことができます。

育て方

種まきは9月上旬に行います。3cm間隔で種まきをし、本葉が出たら5cm間隔になるよう間引いてください。株が充実してきたら最終的に8cm間隔で育てましょう。12月頃には収穫できるようになります。
間引いた苗はベビーリーフとして食卓に出すことができますよ。捨てずに料理に使ってくださいね。

ポイント

水菜は肥料と水を好む野菜です。有機物に富み、堆肥を十分にすき込んだ用土を使用してください。冬場の強い乾燥には弱いため、土をカラカラな状態にしないように注意しましょう。
収穫の際は「抜く」のではなく「根元から切る」のがベター。根本から切れば、また茎が伸びてきて再度収穫することができます。省スペースで何度も収穫できる、ベランダ家庭菜園にもってこいの野菜なのです。

冬のベランダ家庭菜園におすすめその2 こかぶ

冬のベランダ家庭菜園におすすめその2 こかぶ

冬の煮込み料理がおいしいこかぶ。体を温める効果があり、冬のベランダ家庭菜園にピッタリの野菜です。
ベランダ家庭菜園で栽培するときは、深さ15cm以上あるプランターを用意して育てましょう。

育て方

9月に種まきします。1cm間隔で種をまき、本葉が出たら3cm間隔に間引きましょう。成長に伴い間隔を広くしていき、最終的には14cm間隔にすると混み合いすぎず大きな株に育ちます。早くて11月頃から収穫できるでしょう。

ポイント

発芽までは乾燥させないように水やりを行います。発芽して以降は、土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。
収穫を長く楽しみたければ、時期をずらして複数回種まきをしてください。収穫時期がずれるので、長期間こかぶが楽しめます。

冬のベランダ家庭菜園におすすめその3 春菊

冬のベランダ家庭菜園におすすめその3 春菊

ほろ苦い大人の風味が魅力的な春菊は「湯豆腐」など、素材を楽しむ鍋に入れたい冬野菜のひとつ。
他に紹介しているベランダ家庭菜園の野菜と異なり、ちょっとした寒さ対策が必要な点が栽培のポイントです。

育て方

種まきは9月から10月に行いましょう。種をまいたあとは、種が軽く隠れるように薄く土をかぶせます。発芽したら密集した部分の間引きを行い、最終的に株間が10cm程度になるよう調整していきます。11月頃から収穫できるようになり、長いと1月頃まで楽しめます。

ポイント

用土のポイントは、堆肥と腐葉土をたっぷりと入れた肥えた土を利用すること。成育中は2週間に1回程度追肥を行うと株が充実します。
冷涼な気候を好むため冬のベランダ家庭菜園に向いた植物ですが、霜が当たると葉が傷むため要注意!ベランダには軒があるため庭に比べて霜は防げますが、念のため寒冷紗などで小さなトンネルを作りましょう。
また、収穫する際は地際から10cm弱の茎をカットするのがおすすめです。切った後は脇芽が伸びてくるので何度も収穫でき、長期間栽培を楽しめますよ。

まとめ

ベランダという小さいスペースでも長期間楽しめて、料理にも使える「冬のベランダ家庭菜園」。彩りが少なくなる冬のベランダに、家庭菜園が生き生きとした鮮やかな緑を添えてくれますよ♪
冬は害虫が寄りつきにくいため、虫嫌いで家庭菜園ができなかった人でも手軽に始められます。今年の冬はベランダ家庭菜園で、家族で楽しい収穫体験をしてみてはいかがでしょうか。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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