アロマティカスってどんな香り?育て方や特徴は?

アロマティカスってどんな香り?育て方や特徴は?

2022.01.04

アロマティカスという多肉植物を知っていますか? 見た目はとてもシンプルですが、丸くて分厚いモコモコとした葉っぱがとても可愛いです。 多肉植物というと、「見た目がきつそう」「どうやって育てたらいいか分からない」となる人もいるでしょう。 「多肉植物を育てたいけど育て方が分からない」という人向けに、アロマティカスの魅力と年間通しての育て方を解説します。

アロマティカスはどんな植物?

アロマティカスはどんな植物?

まずはアロマティカスがどんな植物か知りましょう。
アロマティカスはシソ科で寒さに弱い多年草の植物です。

特徴的なのは多肉植物ならではのプニプニした葉っぱを持ち、葉っぱを触るとミントのような爽やかな香りがします。
アロマティカスは料理やハーブティにも使われ、鑑賞するだけでなく食べることでも楽しむことができる植物です。
そして海外では傷を癒すハーブとして使われることもあるようです。

色んな使い方ができる万能な多肉植物です。
多肉植物はたくさんありますが、その中でも育てやすいのがアロマティカスなので、まずはアロマティカスを育ててから他の多肉植物を育てることをおすすめします。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

アロマティカスの基本的な育て方

アロマティカスの基本的な育て方

普通の植物やハーブと育て方が違うところもあるので、はじめてアロマティカスを育てるなら基本的な部分をチェックしておきましょう。

アロマティカスの日当たり・置き場

植物を育てるなら日当たりが大事です。

アロマティカスは太陽をたくさん浴びることができ湿度が少なめで、水はけのいい場所を好みます。
カラッとした乾燥気味の地域が好きなので、日本で育てる時もアロマティカスが育ちやすい環境を作ってあげてください。

普通の植物やハーブなら土が乾燥したら水やりをしますが、アロマティカスのような多肉植物は、水やりをしすぎると育たたなくなるのです。
ただし、夏場は太陽の光りが強すぎるので、直射日光を避け風通しのいい半日陰に置くと良く育ちます。
そして寒い時期は外気温10度を下回ると枯れてしまいます。

基本的に多肉植物は寒いところが苦手なので、冬場は室内に移してあげて窓辺に移動させましょう。
冬でも太陽の光が足りないと育ちが悪くなってしまうので、明るく日差しのいい場所を選んであげてください。

アロマティカスの様子を見ながら置き場所を決めるのがポイントです。

アロマティカスの水やり・肥料

土が乾ききる前に水やりをすると、湿気でアロマティカスが弱ってしまいます。

多肉植物はプニプニした葉っぱに水分をキープしているので、多少乾燥気味に育てても簡単には枯れません。
肥料はなくても育ちますが、土に拘ったり、肥料を適量与えると育ちが良くなります。

アロマティカスの病害虫

ハーブや多肉植物にはアブラムシ、ナメクジ、などの害虫が発生することがあります。
虫がついてしまうと、アロマティカスも病気になってしまい枯れてしまう場合もあるんです。
害虫を寄せ付けない丈夫な多肉植物を育てるには、植物に適した環境と整え、マメに様子を見ることを心がけてください。

アロマティカスを育てる上での注意点

アロマティカスを育てる上での注意点

どんな植物でも育てる時は注意するところがあります。
アロマティカスは生育する上でどこに気を付けたらいいのかお伝えします。

植え替えや剪定のタイミング

アロマティカスをはじめ、多肉植物はとても繁殖力の強い植物です。

「まだ小さいから大丈夫」と思って1つの鉢で育てているとすぐに一杯になり、鉢の底から根がはみ出してしまいます。
ハーブを育てた事がある人なら、すぐに増えることは良く知っているでしょう。

アロマティカスが大きくなってきたら、大きな鉢にお引越しするか、株分けして植え替えしてください。

夏越しと冬超しに注意

多肉植物は夏の暑さと湿気に弱く、アロマティカスも同じです。
風通しの良い場所で育て葉っぱは茂り過ぎたら蒸れてしまうので、マメに間引きしてあげてください。
太陽の光りが好きなアロマティカスですが、強すぎると葉っぱが焼けてしまうので気を付けましょう。
そして梅雨前も増えた葉っぱを剪定し風通しをよくすることで、秋まで丈夫で健康な株になります。

秋から冬になったら屋内へ移動させて暖かくしてあげてください。
寒いところが苦手なアロマティカスは窓越しに光を当ててあげることで、生育を続けることが可能です。

また、中には「冬の間はバスキングライトを使えば問題ない」と考え、多肉植物やハーブに爬虫類用のライトを当てる人もいますが、正直人工的なライトでは不足するものもあります。
ほとんどの多肉植物やハーブは、バスキングライトでは育たない可能性が高いのでご注意ください。

面倒かもしれませんが、毎日お日様に当ててあげるのがアロマティカスには健康的です。

多肉植物アロマティカスの増やし方

多肉植物アロマティカスの増やし方

繁殖力の高いアロマティカスは、初心者でも簡単に増やすことができます。
たくさん多肉植物を育てたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

挿し木の場合

アロマティカスの増やし方は鉢に挿す方法と水を入れた花瓶に挿す方法があります。
先に鉢に挿して増やす方法を紹介しますが、枝の先2~3節の長さを切って剪定をして出た枝の場合は、元気そうな枝を使ってみてください。

神経質にならなくても、剪定して出た枝をそのまま挿すのでも問題ありません。
そのまま土に挿して水をたくさんあげてください。
切った部分をちゃんと挿すことで、しっかり根が出てきます。

風通しがよく日当たりが丁度いい場所に置いておけば、約2週間程で根がつきはじめます。
できれば土は多肉植物ようにブレンドされたものを使うのがおすすめで、アロマティカスをグングン増やすなら春から秋がおすすめです。

水が足りないなと思ったら、数時間給水させてから挿し木の作業を行いましょう。

水挿しでの増やし方

アロマティカスは水挿しでも簡単に増やすことができます。
初心者におすすめなやり方で、こまめに水替えをするだけでいいのと、日々の成長を見ることが可能です。
約1週間で、小さな根っこが出てきて、そこから2日、3日やつと根っこが増えて成長していきます。

そこから2週間経っても葉っぱの肉質やプニプニ感は変わらず、ミントのようなハーブを思わせる香りも残ります。
部屋の中でも育てることができるアロマティカスはトイレやリビングに置いてもキレイですが、トイレはおすすめできません。

空気がこもってしまうような場所では、アロマティカスは枯れてしまい育ちにくいようなので、高温多湿を避けたところで生育させてください。

元気なアロマティカスを育てるには栄養剤も大事

元気なアロマティカスを育てるには栄養剤も大事

多肉植物やハーブを育てる時は日に当てて、水やりをするだけでなく、栄養のある土を用意してあげることが重要です。

しかし初心者では、アロマティカスに最適な土がどれか、ブレンドの仕方が分からないと思います。
そこで当サイトでおすすめしたいのが「HB-101」という栄養剤です。

天然素材を使ったもので、植物を元気にし根っこの張りを強くしてくれます。
水で薄めた「HB-101」を土に混ぜるだけで簡単に使うことができます。

多肉植物だけでなく、あらゆる野菜やハーブを育てる上で理想の土を作ることが可能です。
大切な植物に使う肥料に悩んだら、「HB-101」がおすすめです。

天然植物活力液HB-101

まとめ

まとめ

アロマティカスは見た目の可愛さやミントのような香りがすることで人気のある植物です。
初心者でも育てやすく、以下のことを覚えておけば誰でも育てることができます。

・高温多湿を避ける
・冬は室内で育てる
・適度な間引きが必要
・栄養のある土を用意してあげる

このようなことに気を付けて楽しみながら育ててくださいね。
またアロマティカスを増やす時は増やし過ぎに気を付けましょう。

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