プランターでのバジルの育て方

プランターでのバジルの育て方

2021.12.28

これからプランターでバジルを育てるならば、詳しい育て方が気になりますよね。バジルの育て方はプランターと地植えで異なるのか、他の植物と育て方に違いがあるのかも気になるでしょう。この記事ではプランターでのバジルの育て方を中心に知っておきたい点をまとめました。

プランターでのバジルの育て方

プランターでのバジルの育て方

プランターによるバジルの育て方について解説します。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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最適なプランターの設置場所

プランターでのバジルの育て方として設置場所は大切です。バジルにとって最適な育て方は約20℃で風通しや日当たりの良い場所で育てることです。そのため、バジルのプランターは上記の条件に当てはまる場所に設置してください。ただし、夏頃になると気温が上昇してプランターのバジルにとっては暑すぎる状態になります。この場合は半日陰に置くのが育て方のポイントです。暑すぎると強い日差しによって葉が硬くなり、見た目も悪くなってしまいます。それを避けるための育て方を心がけましょう。また梅雨の時期になると雨に当たりやすくなります。長雨に当たるとバジルの葉が変色するため、そのときにはプランターを雨が当たらない場所に移動させてください。

プランターの大きさや深さについて

バジルの育て方としてプランターの選び方は重要です。それぞれの植物に合ったプランターを選ぶのが正しい育て方だからです。バジルについては、基本的に底の浅いプランターでも問題ありません。バジルは根をそこまで深く降ろさないからです。そのため、浅型プランターとされている底の浅さが15~20cm程度のもので問題ないでしょう。大きさについては5号(15cm前後)のプランターであればバジルには十分です。

また、複数のバジルを植え付けたいならば、育て方として細長いプランターを選ぶ方法があります。これならば、複数のバジルをプランターに植え付けてもキレイに育ってくれるからです。

プランターで育てる際の土の整え方

バジルをこれからプランターで育てる際には土の整え方にも注意しましょう。バジルは多湿を嫌うため、その点を意識した育て方が求められます。基本的には通気性が良くて、水はけも良い土を用意してください。市販されている土をそのまま使用すれば良いでしょう。初心者の方は土の整え方まで育て方にこだわるのは大変であり、自分で土を整えるのは難しいため、市販のものでも十分バジルを育てられます。

もしバジルの育て方として自作での土作りにこだわるのであれば、腐葉土や黒曜石パーライドなど混ぜて土を用意しましょう。そうすれば水はけが良くなるため、バジルに都合の良い環境が整います。自作の土には必ず肥料を混ぜましょう。

水やりのポイント

プランターでバジルを育てる際の育て方で重要な要素は水やりです。水やりについては、土が乾いてきたタイミングで与えましょう。水やりをしたときにプランターの底より水が出てくるぐらいがちょうどよいです。たっぷりと水を与えることでバジルが元気に育ってくれます。育て方のポイントとして真夏になると水枯れしやすくなるため、暑い時期には朝と夕の2回のタイミングでバジルの水やりをしましょう。

間引きのやり方

バジルの育て方として間引きをすることは大切です。バジルが発芽したならば、3株だけを残して間引をします。混み合い具合をチェックして、成長の良い株を残していくのです。それぞれの点において1株ずつ残しておくと良いです。バジルの育て方で間引きという作業が必要な理由は、そのままだと葉が混み合ってしまい生長に影響が出るからです。また、多くの葉があるとそれぞれが栄養を取り合ってしまい肥料の効果が小さくなってしまいます。

肥料について

バジルの育て方として肥料はそれほどこだわる必要はありません。家庭菜園で他の野菜を育てる際に使っているような普通の肥料でも問題ないのです。ただし、別の野菜も育てているケースでは、化成肥料を選んだ方が良いでしょう。その方が幅広い野菜に使うことができるからです。バジルの肥料は植え付けてから1ヶ月後に追肥します。液体肥料の場合は1週間に1回程度の頻度で与えましょう。

摘心について

バジルの育て方として摘心も重要です。摘心をすることでバジルの成長点を止めることができます。種を収穫する予定がない普通の家庭菜園であれば摘心をしておきましょう。20cm程度まで生長したならば、上から数えて2~3枚目の葉の下あたりを茎ごと切り取ります。すると付け根より脇芽が生えてくるため収穫量を増やすことができます。摘心しない場合、バジルはそのまま生長して花を咲かせてやがて種を収穫できるようになるのです。

プランターでバジルを育てる際の注意点

プランターでバジルを育てる際の注意点

プランターでバジルを育てるときに注意するべき点を紹介します。

越冬について

バジルはもともと多年草であり越冬することは可能です。ただし、寒さにそれほど強いわけではないため、基本的に冬場は室内にプランターを設置して育てるべきでしょう。その際にはしっかりと日当たりの良い場所を選ぶことがポイントです。また、冬場は夜になると窓際などは逆に寒くなってしまうため注意しましょう。

軟腐病に注意する

バジルがかかりやすい病気の一つとして軟腐病があります。これは枝先が急激に腐ってしまう病気のことです。常にバジルの見た目に気を配り、萎れたりくさっていたりする場合にはすぐに株を処分しましょう。

薬品を使わずに虫害を予防するには

バジルを育てるときに薬品を使いたくないというケースがあるかもしれません。バジルをそのまま料理に使いたいときには薬品を直接使っているバジルを使うのに抵抗があるものです。アブラムシの被害にあいやすいため、目視でアブラムシを確認して取り除くことをおすすめします。この方法であれば薬品を使う必要がありません。また、薬品を使った場合には2~3週間は収穫しないようにすれば安全です。

まとめ

まとめ
バジルをプランターで育てる際にはプランターの大きさや設置場所などにこだわりましょう。この記事で紹介した育て方を参考にすることで、バジルをプランターで元気に育てられます。

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