家庭菜園で作る!水菜の育て方をご紹介します
2020.01.07
今では全国どこでも栽培されている野菜ですが、元は京野菜のひとつです。そのシャキシャキとした食感は、鍋物はもちろん、サラダにもおひたしにもなる万能野菜。育て方は「水と土があれば育つ」といわれるほど。水やりをしっかりすれば、あまり難しくないので、水菜は家庭菜園向きです。
水菜を育てる時期
水菜の生育に適した温度は10~25度といわれています。特に家庭菜園の経験があまりない人は、育て方の難しくない4~6月、9~11月に種をまくのがおすすめです。1ヶ月半くらいで収穫することができます。
水菜の種の選び方と植え付けのコツ
・土の準備をしたら、高さ10㎝程度の畝(畑で作物を作るために何本も間隔を空けて細長く直線状に土を盛り上げた所のこと)を作る。
・そこに深さ1cmくらいの溝を作ったら、種をまく。
・種が隠れる程度に周囲の土をかぶせたら水やりをする。
・毎日水やりをすれば、3~4日ほどで発芽する。
種まきから発芽までが早いので、苗を購入する必要はありません。
水菜の水やりと追肥のコツ
・土の表面が乾いたら水をあげます。頻繁に水やりをしすぎると根腐れをしてしまう可能性が高くなりますが、生育には多くの水分を必要とする野菜ですので、乾燥しすぎにも注意をしてください。
・栽培する期間が短いので、土づくりの時点で肥料を入れている場合、基本的に追肥は不要ですが、葉の色が薄かったり、黄色っぽかったり明らかに栄養不足だと感じるときは、即効性のある固形肥料か液体肥料を使います。
水菜の害虫対策
水菜はアブラナ科の植物なので、害虫に非常に好まれてしまいます。そのため、害虫対策はしっかり行うのが育て方のポイントです。種まきをしたら、直後から収穫直前まで防虫ネットを使用するなどしましょう。防虫ネットの使用有無問わず、毎日葉裏をチェックして、アブラムシなどの害虫がいないかの確認は怠らないでください。
水菜のお世話
種まき後、3~4日ほどで発芽します。その後、1週間くらいで双葉が開いて本葉が見え始めたら、間引きを行います。3~4cm間隔で間引くと良いでしょう。間引き後には、軽く土を寄せてあげてください。
夏場は株間(かぶま 農作物の株と株とのあいだ。)が狭いと間延びしてしまうので、5~6cm程度に間引いてください。
水菜の収穫
種をまいてから7~8週間、草丈が20cm以上になったら収穫します。根元から1株ごとにハサミで切りましょう。
水分の多い水菜は収穫後から乾燥が始まってしまうので、できるだけその日のうちに食べる分だけ収穫するようにします。
水菜を家庭菜園で育てる時は!植物活力液HB-101
水菜は育てる期間が短いので、基本的に肥料は必要ありません。ですが、葉の色が薄い時や黄色っぽい時は栄養不足の可能性があります。その時におすすめなのが、即効性のある植物活力液HB-101です。
HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促してくれます。しかし水菜は肥料を与えすぎてしまうと、葉や茎が固くなり食感が悪くなってしまう事があるので、様子を見ながら与えるようにしています。ぜひ水菜を育てる際には、植物活力剤HB-101を試してみてください。
まとめ
水菜の育て方をご紹介しました。ちなみに食べ方ですが、サラダなど生で食べるときは、事前にえぐ味がないか確認をしてください。えぐ味が感じられたら、鍋に入れたりおひたしにしたりと、過熱調理をしてから食べるようにしましょう。水菜の育て方のポイントを参考にして、ぜひ水菜を育ててみて下さい。