家庭菜園で作る!ラディッシュの育て方をご紹介。
2019.11.12
ラディッシュは別名で「二十日大根」ともよばれる野菜です。サラダや浅漬けとして手軽に食べられます。病虫害に強く、小さなプランターでも丈夫に育つうえに、日当たりがよければ室内でも育てられるため、家庭菜園には特におすすめの野菜です。家庭菜園で作るラディッシュの育て方のコツや、手入れの仕方をご紹介していきます。
ラディッシュを育てる時期
ラディッシュに適する温度は18~30度のため、真夏と真冬を除いてほぼ1年中家庭菜園での栽培が可能です。種まきは3~11月がよいでしょう。季節にもよりますが、おおよそ25日~40日で収穫できます。
ラディッシュの種の選び方と植え付けのコツ
ラディッシュの品種は豊富にありますが、どの品種も育てやすく丈夫です。人気の品種は「コメット」や「レッドチャイム」です。さまざまな色の実ができる「カラフルファイブ」や、上部が赤で下部が白の「紅白」などもあります。
土は、市販の野菜用培養土を利用すると便利です。自分で土作りをする場合には、完熟堆肥・赤玉土(小粒)・黒土を、7:2:1程度の割合でブレンドし、そこに元肥として有機質のボカシ肥料や油かすなどを混ぜておくとよいでしょう。
植え付けの際には、条間を10~15cm取り、細い支柱などを使って1cm程度の溝を作り、種をまきます。土を5~10cm程度かぶせたら軽く表面を押さえて平らに仕上げ、全体にまんべんなく水をやります。育て方のポイントとしては、一度に全部まかずに1週間程度時期をずらしてまくと、長く収穫を楽しめます。
ラディッシュの水やりと追肥のコツ
・ラディッシュは、発芽までの間は特に乾燥させないようたっぷりと水をやりましょう。
・発芽後も、土の表面が乾いた時にたっぷりと水を与えてください。
・与える水の量は多すぎず少なすぎず、適湿を保つことがポイントです。
・乾燥しすぎると実が固くなりますが、その一方で、多湿すぎると根の成長が遅れてしまうので注意しましょう。
野菜用培養土で栽培している場合には追肥をしなくても収穫できますが、成長を見ながら、化成肥料の代わりに薄めた有機肥料を週1回程度与えるのも効果的です。
ラディッシュの害虫対策
ラディッシュに発生しやすい害虫は、アオムシ・アブラムシ類などです。これらは近くにある他の作物から移ってくることがありますので注意しましょう。
防ぐには、ホームセンターなどで購入できる「寒冷紗」(カンレイシャ)という布をトンネル状に掛けると効果的です。また、雑草が大量に生えていたりしても虫が発生しやすくなりますので、周囲の草取りもこまめに行うようにしましょう。
ラディッシュのお世話
気温が高いと縦長に、気温が低いと球形に育ちます。きれいな丸型に育てるには、間引きを適期に行うのが育て方のポイントです。
発芽したら、成長のよい胚芽がまっすぐに伸び、茎が太く短いものを残し、3~4cmに1株になるように間引きます。育ってきて間隔が狭まってきたらさらに1~2回間引きをし、最終的には5cm間隔程度になるようにします。
ラディッシュの収穫
土から赤い部分がのぞき、直径が2~3cmになった頃が収穫タイミングです。それ以上大きく育てようとすると、実に空洞ができたり割れたりして味が落ちてしまいます。
ラディッシュを家庭菜園で育てる時は!植物活力液HB-101
私が家庭菜園でラディッシュを育てる際は、植物活力液HB-101を使って、完全無農薬で栽培しています。本葉が5枚くらいになったのを目安に、薄めた植物活力液HB-101を与えています。その後は、1週間に1回~2回程度の目安で与えています。
植物活力液HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。
味だけではなく実の色ツヤや形もよくなり、成長が良くなるので欠かさず行っています。
ぜひ家庭菜園でラディッシュを育てる際には、植物活力液HB-101を試してみてください。
まとめ
小さなプランターで家庭菜園でも簡単に育ち、見た目も可愛らしいラディッシュは、野菜栽培初心者にもぴったりの野菜です。種とプランターや土がセットになった栽培キットも市販されているので、ぜひ気軽に栽培にチャレンジしてみてください。