部屋で家庭菜園できるの?室内で野菜を育てるためのポイント!
2021.08.31
住まいのさまざまな事情から部屋で家庭菜園をしたいという人は少なくありません。しかし、室内で家庭菜園するとなると、何を育てれば良いのか、どんな点に注意すれば良いのか気になる人は多いでしょう。そこで、この記事では部屋で家庭菜園をするのに適した野菜の紹介や室内で家庭菜園するためのポイントなどについてまとめました。
部屋で家庭菜園するのに適した野菜を紹介
室内で家庭菜園をするのに適している野菜を紹介します。
キュウリ
キュウリは野菜の中でも特に室内で家庭菜園しやすい種類とされています。ただし、つる性のため支柱を立てておく必要がある点に注意しましょう。最終的には高さが2m以上にも達するため部屋でキュウリの家庭菜園をする際には、高さも含めて余裕のあるスペースを確保しましょう。
植え付けをするのは4月から6月であり、収穫できる時期は5月中旬から9月中旬です。気温が高いときには朝と夕方にしっかりと水やりをしましょう。
枝豆
枝豆は室内で家庭菜園をする際に人気の高い野菜の1つです。収穫するまでは時間がかかる点は注意しましょう。極早生種であれば80日から90日、早世や中世種の場合は90日から110日ほどかかります。そのため、異なる品種を栽培すると長い期間で収穫を楽しむことができるでしょう。
家庭菜園で枝豆を部屋の中で育てる場合には湿度や光に注意してください。室内で十分な湿度や光を得ることができないときちんと育ちません。日光が当たる時間帯のみ室内から外に出すという方法もあります。枝豆の家庭菜園はペットボトルを使うこともできるため、持ち運びは便利です。部屋であれば害虫の心配はありませんが、室内から出す場合は対策をしておきましょう。あらかじめ防虫対策をしておくことで、一時的に室内から出しても安心です。
ミニトマト
ミニトマトといえば部屋で家庭菜園をする際の定番といえるでしょう。学校の授業で育てたことのある人もいるはずです。大きめのプランターを用いて、土をたっぷり用意して育てましょう。部屋の中で日当たりのよい場所に設置してください。午前中にきちんと室内で水やりを済ませておきましょう。
ミニトマトを部屋で家庭菜園する際には、植え付けの時期は3月から6月、収穫する時期は4月から8月です。
パセリ
パセリは部屋で家庭菜園をする際に人気の野菜です。室内であってもすくすくと育ってくれます。パセリを部屋で家庭菜園する際には強い日光を避けましょう。部屋の中で半日陰の場所で育てることも可能です。日差しが強い日にはパセリを部屋の半日陰の場所に移しましょう。部屋に遮光カーテンを用意しておくと、パセリを家庭菜園するときに便利です。
レタス
レタスも室内で育てるのに向いている野菜です。ベビーレタスやリーフレタス、サニーレタスといった種類がおすすめであり、水耕栽培で育てられます。年間を通して育てられるのが魅力です。栽培方法には鉢植えと水耕栽培などがあります。たとえば、リーフレタスの場合は小さい鉢植えでも育てることができ、オシャレな鉢植えがたくさん売られているため、インテリアとしても活用できるでしょう。レタスを室内で育てると生長していけば室内に緑の素敵な彩りを加えることができます。
室内で家庭菜園をする際のポイント・注意点
室内でこれから家庭菜園をする際のポイントや注意点をまとめました。
きちんとした環境を整える
室内での家庭菜園では野菜や果物を育てるためのきちんとした環境を部屋の中に整えましょう。湿度や光、温度の管理をきちんとすることも大切です。適切なプランターや土を用意して、さらに必要であればLEDライトなども室内に導入しておきます。そうすれば、部屋の中での家庭菜園を成功させられるでしょう。
あらかじめ室内で家庭菜園をしたい野菜や果物の正しい育て方を調べておいてください。それぞれの品種ごとに独自の育て方があり、室内で家庭菜園する際に注意するべき点も違います。きちんとリサーチすることを心がけましょう。
防虫対策やペット対策などを行う
部屋の中での家庭菜園であれば、虫の心配がないと考える人がいるかもしれません。しかし、室内で家庭菜園する場合でも虫が発生する可能性はあります。どこからか虫が室内に侵入するケースがあるからです。そのため、部屋で家庭菜園をする場合でも、しっかりと防虫対策を行い、室内でも安心して家庭菜園できる環境を整えましょう。
また、ペットを飼っている人は室内できちんと対策することが大切です。ペットが寄らないような場所に設置するなど部屋で家庭菜園をする際にはペット対策も必要となります。
日当たりや風通しに注意する
部屋で家庭菜園をするときには日当たりや風通しに気を付けましょう。基本的には半日以上日差しが入り込む場所を室内で探して家庭菜園をすることをおすすめします。ただし、室内への日差しの入り方が季節により変わることもあるため注意しましょう。
また、部屋の風通しにもこだわることが大切です。部屋で風通しの悪い場所を選んで家庭菜園をすると湿度が高くなるため害虫が発生する可能性があります。きちんと風通しがあり、じめじめしていない場所を部屋の中で見つけましょう。
まとめ
室内の家庭菜園についてまとめました。部屋で家庭菜園をして野菜を育てている人はたくさんいます。室内で家庭菜園するのに適した野菜を選び、部屋の中で家庭菜園するのにふさわしい環境を整えましょう。この記事を参考にして部屋で家庭菜園を行い、美味しい野菜を育ててください。