初心者必見!花の植え込み手順と注意点

初心者必見!花の植え込み手順と注意点

2019.02.12

庭が色鮮やかな花で彩られていると、なんだかワクワクした気分になりますよね。しかし、ガーデニング初心者の方の中には、どのように花を植え込んでいけばいいのか分からないという方もいらっしゃることでしょう。そこで、この記事では初心者の方向けの花の植え込み手順と注意点、植え込んだ後の花のメンテナンス方法をご紹介していきます。庭や花壇にきれいな花を植え込んでみたいけれど、どうしたらいいか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

初心者向けの花の植え込み手順

初心者向けの花の植え込み手順

ガーデニング初心者でもできる、花の植え込み手順についてご紹介していきます。

【土づくり】をする

まず、花を植え込む場所の土づくりを行います。土づくりを行うことで、植物が育ちやすい、水はけがよく通気性のいい土となります。土づくりの手順は、まずは花を植え込む場所の土を30~40cmほど掘り起こします。この時、土の中に大きな石やゴミがあれば取り除いておきましょう。一般的な庭の土は酸性度が高いので、弱酸性にするために「消石灰」を掘り起こした場所に均一になるように撒いていきます。そして掘り起こした土と混ぜながら平らにならします。消石灰を混ぜた土は2週間ほど寝かし、次に堆肥を混ぜていきます。堆肥を混ぜたら、さらに1週間寝かせます。このように、消石灰と堆肥を混ぜて寝かすことで、花の植え込みに適した土を作ることができます。筆者は面倒くさがりなところがあり、土なら何でもいいのでは?と思い最初はホームセンターで見つけた土を何も調べず使っていました。しかし、植え付けた花の苗はワンシーズンしか持たず、葉の色も悪くなるので、土づくりをきちんと行ってみたところ、今ではどの植物も元気に育ってくれています。ガーデニングは土が基本なのだな、と実感させられました。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に

苗の【下葉処理】を行う

次に、植え込む花の苗の準備をします。まず、購入してきた花の苗をポッドから取りだし、苗の状態をチェックします。この時、苗に腐っている部分があれば取り除き、また害虫や病気になっている部分がないかも確認しておきましょう。

【間配り】をする

花の植え込み場所の間配りをします。間配りとは、植え込む花を実際に並べてみて、花と花の間隔を確認しておきます。花は生長するたびに大きくなりますので、植え込みをする際には適度な間隔をあけて植え込むようにしましょう。

花の【植え込み】を行う

花を植え込む際は、植え込む場所の奥から手前に向かって植え込むようにしましょう。花の苗を植え込む場所にポッドと同じくらいの高さの穴を掘り、植え込んでいきます。苗を土で覆う際には、空気を抜くように、手やスコップでグッグッと押すようにして覆います。最後に、花が簡単に抜けないことを確認して、たっぷり水をあげましょう。

花の植え込み後のメンテナンス方法

花の植え込み後のメンテナンス方法

花の植え込みが無事に済んだら、定期的にメンテナンスを行いましょう。メンテナンスを行うことで、きれいな庭を維持することができます。

【切り戻し】を行う

切り戻しとは、生長した花の高さを整えるために行います。特に背が伸びやすい種類の花は、定期的に切り戻しを行って花の高さを整えておくことで、花壇や庭の花の高さがチグハグになることを防ぐことができます。切り戻しのタイミングは花が開花した後、花が小さくなってきたら、花全体の形を整えるようにいい高さで茎を切り戻しましょう。

【花がら摘み】を行う

花がら摘みとは、枯れてしおれた花を花茎から摘み取ることです。花がら摘みを行わないでいると、枯れた花が栄養素を吸収してしまい、花の株が弱って花を咲かせなくなったり、枯れてしまう場合があります。これらを防ぐため、花が一度開花した後に小さくなった花は、剪定バサミを使ってできるだけ早く花茎から切り取りましょう。

【追肥】を行う

花は生長するために栄養を必要とするので、定期的に追肥を行う必要があります。庭や花壇の植え込み場所におすすめの肥料は、固形タイプや液体タイプの肥料です。固形タイプの肥料は、土の上にポンと置いておくだけで肥料を与えることができ、また土に溶けながらゆっくりと肥料を与えていきますので、長期間効果が持続します。固形タイプは肥料を凝縮したものなので、茎に直接触れないようにして置くようにしてください。そして液体タイプは水で希釈する必要がありますが、水やりも兼ねて散布することができるので大変便利です。また即効性もありますので、花に元気がないという時にすぐに効果を期待することができます。散布するタイミングは、1~2週間に一度で、パッケージに記載された方法で希釈するようにしてください。自分の使いやすいタイプ、また花や植物に適した肥料を選んで追肥を行いましょう。

初心者が花の植え込みをする際の注意点

初心者が花の植え込みをする際の注意点

初心者が花の植え込みをする際に注意しておくべき点を解説していきます。

花の植え込み場所

花の植え込み場所を選ぶ際は、日当たりがよく、風通しのいい場所を選びましょう。日照時間が一日あたり4~5時間あると花も生長しやすいです。しかし、集合住宅地などで庭が日陰になってしまうという場合には、日陰でも育ちやすい花を選んで植え込むようにしましょう。

お手入れのしやすい花を選ぶ

自分好みの庭や花壇を作るために花を植え込みますが、ガーデニング初心者の方は、まずはお手入れのしやすい、丈夫な花を選ぶようにしましょう。花の種類によってお手入れ方法が異なりますので、初心者の方がガーデニングを楽しむためには、まずはお手入れ方法が簡単な花を選ぶことをおすすめします。その後ガーデニングに慣れてきたら、少しお手入れ方法が難しい花にチャレンジしていくようにするといいでしょう。

水のやり過ぎに注意

花が枯れてしまう原因の多くは、水のやり過ぎによる「根腐れ」です。特にガーデニング初心者の方は、花や植物にはたっぷりの水が必要と思うかもしれません。しかし、植え込み後の水やりの頻度は季節によって異なりますが、春や夏ならば1日に1~2回、秋や冬は数日に1回の頻度でも大丈夫なんです。水やりのタイミングは、土の表面が乾いてから行うといいでしょう。土に乾燥と湿気のメリハリをもたすことで、花を元気に育てることができます。

まとめ

ガーデニング初心者の方にとって、花の植え込みは難しく面倒なものと思われるかもしれません。しかし、この記事でご紹介した花の植え込み手順と注意点のポイントを押さえておくことで、簡単に花の植え込みを行うことができます。ぜひ、自分オリジナルの庭や花壇を楽しんでくださいね。

天然植物活力液HB-101

RELATION関連記事

  • DIYでガーデニング!枕木でお洒落な庭づくりを楽しもう

    枕木を使えば、お洒落なガーデニングや庭づくりなどどんなDIYが出来るのかを、枕木の特徴や素材も含めてご紹介します。

    2021.07.06

  • 日陰でも育つ!日当たりが悪くても楽しめるガーデニング

    日陰だからと諦めるのは早い?日陰だからこそ楽しめるガーデニングテクニックと日陰でのガーデニングに最適な植物を紹介します。

    2020.05.05

  • ガーデニングでも取り入れたい!コンパニオンプランツの組み合わせと効果

    ガーデニングで取り入れたいコンパニオンプランツでは、特性を持つ植物同士の適切な組み合わせによって効果は生まれます。

    2020.07.21

  • ガーデニングをもっと楽しく!おしゃれで楽しい便利グッズ紹介♪

    楽しくガーデニングライフをおくるために、おしゃれで便利なガーデニンググッズを選びましょう!

    2021.02.02