初心者必見!失敗しないガーデニングの始め方
2019.01.24
きれいに手入れされた庭を見ると、なんだかわくわくしますよね。そこで、自分の家の庭やベランダでもガーデニングを始めてみたいけれど、ガーデニング初心者の場合、何を準備したらいいのか、どのような植物を育てたらいいのか分からないという方も多いことでしょう。そこで、この記事ではガーデニング初心者の方でも失敗しないガーデニングの始め方をご紹介していきます。
はじめてのガーデニングに必要な道具を揃えよう
それではまず、ガーデニング初心者の方が必要な道具を揃えていきましょう。
【はじめてのガーデニングに必要な道具】
・プランターや鉢
・スコップ
・グローブ
・ジョウロやシャワーヘッド付きホース
・園芸用ハサミ
・ガーデニング用の帽子と作業着
ガーデニング初心者の方は、まず必要最低限の便利な道具を揃えましょう。
ガーデニングに慣れてくると、他にもガーデニングに必要な物が分かってきます。
お気に入りの道具を集めて、更にガーデニングを楽しみましょう。
ガーデニング初心者でも育てやすい植物
ガーデニング初心者が一番頭を悩ますことは、育てる植物の選び方ではないでしょうか。そこで、ガーデニング初心者でも育てやすい植物をご紹介します。
ガーデニング初心者でも育てやすい植物①マーガレット
マーガレットはキク科の植物で、植える時期は春先、そして春と秋に花を咲かせるため長期間楽しむことができます。そして寒さに強く、水やりは土が乾燥してからで十分なので、初心者の方でもお手入れが簡単です。
ガーデニング初心者でも育てやすい植物②マリーゴールド
マリーゴールドもキク科の植物で、植える時期は春頃、そして初夏から秋の終わり頃まで花を咲かせます。一年草で、冬を超えると株が弱ってしまい花を咲かせなくなりますので、種を取っておき翌春に撒いておくと、すぐに芽を出し夏にはまた花を咲かせます。
ガーデニング初心者でも育てやすい植物③ローズマリー
ローズマリーはシソ科の植物で、料理にも使われる人気のハーブの一つです。寒さ暑さに強く、一年中楽しむことができます。頻繁な水やりも必要ありませんので、ガーデニング初心者の方でも育てやすい植物です。
ガーデニング初心者でも育てやすい植物④ワイヤープランツ
ワイヤープランツはタデ科の植物で、小さくて丸い葉っぱが可愛らしく、室内でも楽しむことができる人気の植物です。寒さに強く、日光を好みますが、夏の強い日差しは避けるようにしましょう。水のやり過ぎにだけ注意しておけば、ガーデニング初心者でも育てやすい植物です。
ガーデニング初心者が選ぶべき土の種類
花や植物をプランターなどに植え換える際、土を用意しなければなりませんが、ガーデニングの難しいことの一つに、この土作りがあります。この土作りを失敗してしまうと、土を腐らせてしまい、花や植物を枯らせる原因ともなります。特にガーデニング初心者にとって、どのような土を選べばいいのか、また土作りの方法とは?と知らないことばかりですよね。そこで、ガーデニング初心者でも失敗しない土選びの方法をご紹介します。
ガーデニング初心者はまず「培養土」を選ぼう
ガーデニングの土作りとは、基本の土に、育てたい植物に合わせて必要な量の肥料や堆肥を混ぜていかなければなりません。しかし、ガーデニング初心者にとって、この土作りの感覚をすぐに掴むことはなかなか難しいでしょう。そこで、ガーデニング初心者の方には「培養土」を選ぶことをおすすめします。この培養土とは、基本の土に肥料や堆肥などがブレンドされており、ガーデニングで育てるほとんどの花や植物に使うことができます。また、土作りを一から行うとなると、基本の土だけでなく数種類の肥料などを用意しなければなりません。しかし、培養土なら、この1種類の土だけでガーデニングをすぐに始めることができるのです。培養土はどの花や植物も育ちやすいよう肥料や堆肥をブレンドされていますので、ガーデニング初心者の方でも使いやすい土なのでおすすめです。
「培養土」にも種類があることを知っておこう
ガーデニング初心者の方におすすめの「培養土」ですが、培養土にもいくつか種類があるので、購入する際には注意が必要です。培養土の種類とは、どの花や植物にも使うことができる「凡用タイプ」、花や植物の種類に着目して肥料などがブレンドされた「専用タイプ」、また「果樹用タイプ」や「野菜用タイプ」の培養土があります。専用タイプの培養土を選びたいとお考えの方は、チューリップ用やバラ用などパッケージに記載されていますので、ガーデニング初心者の方は、自分の育てたい花や植物の培養土を選びましょう。
初心者でも失敗しないガーデニングのお手入れの方法
せっかく始めたガーデニングも、お手入れ方法を間違ってしまうとすぐに花や植物が枯れたり、虫が大量に発生したりして、途中で断念してしまうなんてことがないようにしたいものです。そこで、初心者でも失敗しないガーデニングのお手入れ方法をご紹介していきます。
水をやり過ぎない
ガーデニングで花や植物を育て始めると、可愛さあまって水をたくさんあげたくなるかもしれませんが、水をやり過ぎると根腐れの原因となりますので注意が必要です。実は、ガーデニングで花や植物が枯れてしまう原因の多くは、水のやり過ぎでもあります。水をやり過ぎないためのいい水やりのタイミングとは、土が乾いた時となります。土が乾いてきたら、根まで水が届くようにたっぷりとお水をあげるようにしましょう。
害虫対策を行う
庭やベランダでガーデニングを始めると、害虫が集まりやすくなります。害虫は花や葉を食べてしまうだけでなく、人に害を与えるヤブ蚊やムカデなども集まりやすくなりますので、害虫対策は必ず行いましょう。害虫対策としては、農薬の散布が効果的です。農薬の散布には、手軽に使えるスプレータイプなどがおすすめです。しかし、農薬はあまり使いたくないという方は、できるだけ害虫が近寄らない環境づくりを目指しましょう。例えば、肥料のやり過ぎは栄養を求めて害虫が集まりやすいですし、バケツなどに水を溜めておくと、蚊やボウフラが湧きやすくなりますので注意が必要です。また、虫を寄せ付けないハーブを一緒に育てることも害虫対策に効果的ですので、ガーデニングの植物選びの際には、ミントなどのハーブを選ぶことをおすすめします。
まとめ
ガーデニングを始める際に初心者の方は、まずは道具を揃えたり、育てる植物を選んだりと楽しい半面、調べることも多く、面倒くさいと感じることもあるでしょう。しかし、まずは育てやすい植物を選び、最低限の道具を揃えてから気軽にガーデニングを始めてみましょう。どんどんガーデニングが楽しくなると、自然とガーデニングの知識も増えてきます。まずは小さくてもいいので、自分だけのオリジナルのガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。