ガジュマルの植え替えを成功させるコツとは?注意点もご紹介!
2025.01.07
観葉植物の中でも、可愛らしいイメージがあるガジュマルは、コンパクトなサイズが多くお部屋のインテリアをおしゃれにしてくれます。育て方も手軽な反面、定期的に植え替えをしなければ、根詰まりを起こしてガジュマルの健康が損なわれる恐れがあります。 しかし、「植え替えをして枯らしてしまったらどうしよう」と思う人も多いでしょう。ガジュマルの植え替えは、正しい植え替え方法と適切な時期を知ることが大切です。 今回は、ガジュマルの植え替え方法と注意点について詳しくご紹介します。
ガジュマルの植え替えの頻度は2〜3年に1回
どこか可愛らしい見た目のガジュマルは、成長が旺盛で自生するものは樹高20mにもなることもある常緑高木です。ガジュマルの植え替えのタイミングは、2~3年に1回程度です。
プランター栽培で、室内でコンパクトに育てることができる反面、定期的に植え替えをしないと根詰まりを起こしやすくなります。ガジュマルが根詰まりを起こした場合、葉が変色して落ちてしまったり全体的に元気がなくなったりする傾向があります。
ガジュマルの植え替え方法
定期的な植え替えが必要なガジュマルですが、いつでも植え替えをしても良いというわけではありません。適した時期に植え替えをしないと、ガジュマルが弱ってしまう恐れがあります。また、植え替えの手順を知ることで、慌てることなくスムーズに植え替え作業を行うことができるようになるでしょう。
ガジュマルの植え替えに必要な物をご紹介します。
● 鉢
● 新しい土
● 鉢底網
● 鉢底石
● 新聞紙もしくはビニールシート
● 清潔な剪定バサミ
● 割り箸
● ピンセット
① 鉢の準備
ガジュマルの植え替えをする前に、鉢の準備をしましょう。新しい鉢を用意する場合は、植え替え前の鉢よりも一回り大きなサイズのものを用意します。鉢を大きくしたくない場合は、今まで使っていた鉢を継続して使うか、同じサイズの新しい鉢を用意しましょう。ガジュマルを抜き出す前に、鉢には鉢底網と鉢底石を入れて、鉢の1/3から半分ほど土を入れておきます。
ガジュマルを育てる鉢は、水はけや通気性が良いものを選ぶことがおすすめです。陶器性や素焼き、プラスチック製など、素材もデザイン性もさまざまな鉢から選ぶことができるため、インテリアに合うものを選ぶと楽しいでしょう。
②ガジュマルを鉢から抜き出す
ガジュマルの植え替えに必要なものの準備が完了した後は、広げた新聞紙、もしくはビニールシートの上でガジュマルを鉢から抜き出します。鉢の中に根がぎゅうぎゅう詰めになってなかなか出てこない時は、鉢底を軽く叩いたり割り箸で周りの土をほぐしたり、横に倒して少しずつ株を引っ張ってみたりすると良いでしょう。
鉢からガジュマルを抜き出す時は、無理に引っ張り出さないようにすることが大切です。根が傷つき、植え替え後に株が弱る原因になるため、慎重にガジュマルを扱うことがおすすめです。
③ガジュマルの根の手入れをする
鉢から取り出したガジュマルは、根が密集している場合があります。手やピンセットを使って、ガジュマルの根を優しくほぐしましょう。この時、古い土はできるだけ払って落とすことが大切です。
ほぐした根から出ている古い根や、細く弱々しい根は剪定バサミやハサミで取り除きます。ハサミは、病気の感染を予防するために必ず消毒したものを使いましょう。鉢を大きくしたくない場合は、長く伸び過ぎてしまった根をカットすることで、根全体の長さを短くしていきます。1/3ほどにまで短くすると、根詰まりが解消されます。
④準備した鉢にガジュマルを植え替える
根の準備が完了したら、ガジュマルを準備ができている鉢に入れて、スコップで土を追加し周囲から土寄せを行います。鉢を少し左右に振って、土を均等にすることもおすすめです。土は、1〜2cmのウォータースペースを取るように入れましょう。最後に軽く土を抑えれば、植え替え完了です。
⑤水をたっぷりとあげる
ガジュマルの植え替えが完了した後は、たっぷりと水やりをしましょう。水やり後に土が沈み過ぎてしまった場合は、追加で入れることもおすすめです。
すぐに植え替え前の環境に戻すと、植え替えで弱ったガジュマルの根にさらにダメージを与える可能性があるため、根が土に定着する2週間は直射日光が当たらない明るい場所で様子を見ます。問題なく新しい鉢に馴染んだことが確認できた後は、植え替え前と同じ環境下で育ててOKです。
ガジュマルの植え替えで失敗しないポイント
多くの植物同様、植え替えという行為はガジュマルに多大なストレスと負担をかけます。ガジュマルは初心者にも育てやすい頑丈な植物ではあるものの、植え替えに失敗すると最悪枯れてしまうリスクがあります。
ガジュマルの植え替えを失敗しないようにするためには、
● 春から初夏にかけての植え替え時期を守る
● 健康的な根まで切らない
● 過度な水やりは避ける
これらを守ることが大切です。ガジュマルの植え替え時期は、ガジュマルの生長期である5〜9月にかけて行います。冬は、ガジュマルの休眠期に当たるため、植え替えを避けることが大切です。
また、植え替え時は健康的な根まで切らないように気をつけ、植え替え後は根腐れが起きないように土の表面が乾燥してから水やりをするようにしましょう。
HB-101をガジュマルの植え替え後の水やりに加えよう!
ガジュマルの植え替えには、プロも愛用する植物活力剤HB-101がおすすめ!枯れかけた植物を復活させる効果や発根を促す効果もあります。植え替え直後のガジュマルは、多大なストレスがかかっている状態です。無事に新しい鉢の土に根が定着できるように、栄養満点のHB-101を与えましょう。
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1L | 19,000円 |
5L | 90,000円 |
10L | 175,000円 |
20L | 340,000円 |
まとめ
ふっくらとしたフォルムと美しいグリーンで、ファンも多いガジュマル。育ててみたいと思う反面、育て方や植え替えのタイミングがわからず、なかなかお迎えする気になれないという人も多いのではないでしょうか?
ガジュマルは、初心者でも育てやすい丈夫な植物です。植え替えのタイミングや注意点を守ることで、新しい鉢でもしっかりと根を張ることができるでしょう。ガジュマルの植え替えをする時は、今回ご紹介した植え替え方法と注意点を参考にしてくださいね。