人気があって育てやすい!初心者必見・おすすめの観葉植物をご紹介

人気があって育てやすい!初心者必見・おすすめの観葉植物をご紹介

2019.01.11

観葉植物は、お部屋やオフィスでのインテリアとして欠かせない存在となっています。観葉植物があるだけで生活に潤いをもたらし、心身にも癒しの効果があるものです。現在ではミニ観葉鉢や10号鉢などの大きなものまで様々な種類が出回っています。観葉植物は生き物ですから忙しい方には管理が大変なものです。丈夫で育てやすく人気のある観葉植物をご紹介しましょう。

観葉植物の選び方

観葉植物の選び方

観葉植物を購入しようとする時は、まず置く場所によって選びましょう。リビングや小規模のオフィスに大きな鉢を置いたりすると圧迫感が生まれたり、お部屋が暗くなったりしてしまいます。出窓やサイドボードなどに置く時は小さい背の低い鉢が似合います。置く部屋のバランスを考えて選ぶ様にしましょう。

観葉植物の管理

観葉植物の管理

光合成が取れる様に窓際など明るい場所に置くと良いでしょう。観葉植物は原産地が熱帯や亜熱帯のものが多いので耐寒性がありませんから、大抵の場合室内での育成管理が基本です。
水やりは種類にもよりますが、あまり頻繁に与えなくても良いのですが、与える時は鉢底から水が染み出るまでが基本です。毎日コップ1杯程度与えるのは誤りです。土を触ってみて乾燥気味でしたらたっぷり与えて下さい。時々で良いので霧吹きなどで葉や茎に”葉水”と言いますが、水を吹きかけてあげて下さい。
肥料については、観葉植物は室内に置いておくものですから、臭いを発散させる有機質肥料はNGです。マグアンプの様な科学肥料か液体肥料を容量、頻度を調べて施肥して下さい。
冬場の温度管理については、室内で昼、夜の温度差があまりない様にすればOKです。10℃を下回らない様にします。小さい鉢でしたら夜間だけ箱を被せて毛布かバスタオルなどで覆ってみても良いでしょう。

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観葉植物の良くあるトラブル

観葉植物の良くあるトラブル

観葉植物は生き物ですから、気がつかないうちに葉が萎れてしまったり、全体が弱ってきたりします。それぞれに原因があるものですから、園芸店などで写真を見せたりして相談するのも手立てのひとつです。主な原因としては水切れと、何年も植替えをしていない事が原因の根詰まり状態がある事と、害虫の発生によるものとが考えられます。また、肥料のやり過ぎによる栄養過多も同様な症状となりますので、適切な量と間隔を守ることが必要です。害虫の場合は種類を観察して殺虫剤などを散布して防除します。

育てやすい主な観葉植物

現在観葉植物といわれているものは多種にわたり豊富に出回っていますので、ここでは比較的管理がしやすく育てやすい種類を挙げてみました。

①パキラ

パキラアオイ科パキラ属で中南米原産です。ひとつの茎に5~7枚の細い楕円形の葉が手を広げている様についています。ハイドロカルチャーでミニサイズに仕立てることもできます。非常に育てやすく、明るい場所であれば元気に成長します。インテリアとしての相性も抜群です。

②アンスリューム

アンスリュームサトイモ科ベニウチワ属で熱帯アメリカから西インド諸島が原産です。多種な色のハート形をした花と言われているものは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれていて、花は突き出している肉穂花序(にくすいかじょ)に無数についています。葉は常緑性で苞と共に非常に日持ちが良く観葉鉢として人気が高いものです。

③ユッカ

ユッカキジカクシ科・イトラン属(別名ユッカ属)で北米、中南米原産です。太い原木の幹から芽出しをさせて観葉鉢に仕立てたもので、別名「青年の木」として人気があります。水やりの頻度も少なくてすみ、少々の乾燥状態が続いても元気に成長しますので育て安さは抜群です。細めの尖った葉を直立させる様に伸ばしますので、横幅をとらず場所を取りません。似た観葉鉢に「幸福の木」と別称のある”ドラセナ・マッサンゲアナ”がありますが、ユッカと比べて管理が少々手が掛かるきらいがあります。

④サンスベリア・ローレンチ

サンスベリア・ローレンチキジカクシ科チトセラン属でアジア、アフリカ亜熱帯地域原産です。多肉質の葉を持ち乾燥に非常に強い植物です。マイナスイオンを発生させる植物として一時脚光を浴びました。葉の色は緑の淡色とトラノオの別名がある通り横縞模様が入ったものが人気です。草姿はほとんどが直立した株立ちやロゼット状になりますので場所を取りません。水やりも頻繁に上げ過ぎない様にします。冬の間はほとんど水を与えないで過ごさせます。初心者でも育てやすい植物です。

⑤ガジュマル

ガジュマルクワ科フィクス属で東南アジア原産です。明るい日差しが当る場所に置き、水や土が乾いていたらたっぷりと与える程度で良いでしょう。葉に艶を与える為に時折葉水を掛けて上げると葉が生き生きとします。幹の途中から気根と呼ばれる根を出して地中について太い支柱根となるのが特徴的です。育て方は比較的易しく生命力の強い木です。

⑥テーブルヤシ

テーブルヤシヤシ科カマエドレア属で中南米原産です。テーブルヤシの名前の通り小さい鉢で、強い陽射しは苦手としますので明るい場所で、直接日光の当らないレースカーテン越しに置くと良いでしょう。水やりは土が乾いている時だけ与えて下さい。風にそよぐ様な美しい葉を保つために時折葉水を掛けてあげましょう。

⑦カポック(シェフレラ)

カポック(シェフレラ)ウコギ科シェフレラ属で亜熱帯地域原産です。園芸店などでは斑入りのホンコンカポックという名のものが人気です。強健な植物で低温にも強く初心者の方でも安心して育てる事ができます。乾燥にも強く耐陰性もあるので、室内の明るい場所において鑑賞します。水やりも土が乾いていたらたっぷりと与え、時折お決まりの葉水をかけてあげましょう。

⑧ゴムの木

ゴムの木クワ科フィカス属で熱帯地域原産です。観葉植物のなかでも人気のある強健な植物です。耐陰性があるので室内の直射日光が当らない程度の明るい場所に置きます。時々鉢を廻してあげないと葉の向きが明るい方に向いたままになってしまいます。”永遠の幸せ”という花言葉があり寒さにも強いので育て方も難しくないので人気の観葉植物です。種類も多く、長寿のシンボルとされる「ベンガレンシス(ベンガルゴム)」、黄色と緑のカラーコントラストが楽しめる「アルテシマ」も人気種です。

⑨ポトス

ポトスサトイモ科ハブカズラ属で東南アジア熱帯雨林地帯原産でツル性の植物です。ポトスは観葉植物としてはゴムと同様定番ですね。耐陰性がありますので室内の明るい場所におきます。但し、直射日光が当ると葉焼けを起しますので注意が必要です。高温には比較的強いのですが、低温には弱いので室温が8℃以下にならない様に気をつけて下さい。仕立て方もいろいろ出来ます。ヘゴ仕立ては手間もかかりますし、素人には難しいのでハンギングにして高所から下げても良いですね。挿し木も簡単に出来る位ですから、枝を切り取って水に挿してテラリュームにしても面白いですよ。

まとめ

育て方の比較的易しい観葉植物をご紹介しましたが、植物は生きていますので管理の仕方を誤るとせっかく育てたものを枯らしてしまいます。観葉植物を購入する時は置く場所の環境を良く確認して、どんな観葉植物がインテリアとして相応しいかを考えましょう。また育て方の基本などを、購入する際に園芸店などでアドバイスを貰うことも大切ですよ。

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