ガーデニングの大敵!害虫の原因と対策方法

2020.04.28

ガーデニングで一番厄介なのは、ズバリ!害虫対策ではありませんか? 土や草花と虫は切っても切れない関係です。 ですが、ガーデニングで手塩にかけた花や庭木が害虫被害にあったら本当にショックですよね! 大切な草花や庭木を守るためにも、害虫対策しましょう。 今回は、ガーデニングにつきものの害虫対策について解説します。

ガーデニングの際に発生する害虫とは?

ガーデニングの際に発生する害虫とは?

ガーデニングの際に発生しやすい害虫について説明します。
害虫の好むものや特徴を理解して、害虫対策をしましょう。

アブラムシ

ガーデニングで発生する害虫で最も多いのがアブラムシです。
アブラムシの被害にあうと、葉が萎れて元気がなくなります。
また、葉や茎に小さな虫を見つけたらアブラムシを疑って、対策が必要です。

アオムシ、カタツムリ

綺麗な蝶になるアオムシですが、植物の葉や茎を食い荒らすのでガーデニングの際には対策が必要です。
葉に穴が空いていたり、明らかに食べられていたりする症状があればアオムシの被害かもしれません。

コガネムシ、イモムシ

コガネムシやイモムシは、芽や花、果実に被害をもたらします。
ガーデニングで大切に育てた花や果実が食べられてしまっていたら、コガネムシやイモムシの仕業かもしれませんので、きちんとした対策が必要です!

害虫が発生する原因とは?

害虫が発生する原因とは?

害虫対策はガーデニングにはつきものですが、当然害虫が発生する原因があります。
その原因を知ることで対策ができるようになります。

日陰になっている

ガーデニングを行うのに、日陰や植物が密集している場所は害虫が発生しやすい環境です。
日当たりの悪い場所の植物は、光合成が十分でなく生育が悪くなります。
そのようなガーデニング状態では害虫に対する抵抗力が弱くなり、害虫の繁殖を許してしまいます。
日陰でガーデニングを行う際には注意して対策をすることが必要です。

湿気が高い・乾燥している

水やりが必須のガーデニング植物ですが、高すぎる湿気には注意が必要です。
水はけの悪い場所で育てる場合には特に注意しましょう。
また、乾燥し過ぎているガーデニング環境も害虫の繁殖しやすい環境です。
長時間日光が当たっていたり砂が多いなどの水はけがよすぎるガーデニング環境で育てる場合には注意して対策を行うことが必要です。

連作をしている

連作とは、同じガーデニング場所で同じ植物を続けることです。
連作をすると特定の害虫の繁殖を助けることとなってしまいます。
害虫が増えると土壌の養分が不十分になってしまいますので、ガーデニングの際には連作を避けたほうがよいでしょう。

害虫予防の方法

害虫予防の方法

一旦害虫が発生してしまうと駆除するのも大変です。ガーデニングでは事前に害虫を予防する対策をしておくことが大切です。
ここでは害虫を予防するためのガーデニング対策を解説します。

日当たりを良くする

ガーデニング環境で日当たりを良くして湿気を少なくすることで、害虫対策をすることができます。
植物を植える際には間隔を広く取ることが大切です。葉や花が隣の植物と重ならないように気をつけましょう。

輪作をする

輪作とは、ガーデニングの際に同じ場所に毎年同じものを植えず、前年とは違う植物を植えることです。
輪作を行うことで土地の力を強くし、害虫の予防になるため古くから行われています。
輪作でガーデニングを行うことで、害虫の発生を防ぐ対策となります。

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葉を湿らす

害虫の中には乾燥を好むものも多いため、ガーデニングの際には気をつけましょう。
乾燥を好む害虫を寄せ付けてしまう植物は、霧吹きなどを使って葉を湿らせておくことで害虫予防の対策ができます。

よく観察する

毎日の水やり時などに、草花や庭木をよく観察しチェックしましょう。
日頃からガーデニング環境や植物の状態をよく観察していることで、害虫や病気の発生に早く気がつくことができますので早期に適切な対策をすることができます。
早期発見することで対策がしやすくなるのは人間と一緒ですね。
葉が黄色や白っぽくなっていたり、穴が空いていたりするのを見つけたら、害虫発生のサインです!
葉の裏に症状が出ることも多いので、葉の裏もよく観察しましょう。

害虫が発生してしまった際の対策

害虫が発生してしまった際の対策

どんなに予防しても、害虫が発生してしまうことはあります。
そんなときは、適切な対策をすることによりガーデニングで大切な草花や庭木を守ることができます。
ここでは、ガーデニングの際に害虫の被害にあった時の対策方法を紹介します。

発見したらすぐに対策を行う

ガーデニングで良く植物を観察し、害虫や病気の葉を発見したらすぐに摘み取るようにしましょう。
数ミリ程度の虫が集まっていたり貝殻のようなものが付いていたりしたのを発見したら要注意です。
また、花を揺すると害虫が出てくることがありますので、花に元気がないなと思ったら試してみましょう。
虫や卵を発見したらすぐに駆除します。

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薬剤散布をする

事前に薬剤を散布しておくのも効果的です。
ガーデニングでは、できれば薬剤を使わずに植物を育てたいですよね。
ですが薬剤は効果的に使えば、病気や虫を予防して草花や庭木を元気に育てるのに役立ちます。
また、害虫を発見しても一匹一匹駆除していくのは大変です。
そんな時には農薬を散布しましょう。
害虫の種類によって使用する農薬は変わってきますので専門店などで聞いて利用することをおすすめします。

まとめ

まとめ

ガーデニングをする上で、害虫との戦いはつきものです。
環境を整えることで、ある程度害虫予防の対策をすることはできるため、環境整備を徹底しましょう。
その後はよく観察して、早めの対処をおすすめします。
観察するうちに知識が増えて、ガーデニングをより楽しめるようになるはずです!

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