家庭菜園でサニーレタスを育てるコツや適した生育環境をご紹介!

家庭菜園でサニーレタスを育てるコツや適した生育環境をご紹介!

2024.10.29

シャキシャキとした歯ごたえで、癖がなく食べやすいサニーレタスは、サラダなどの定番食材です。家庭菜園でも育てやすい野菜として知られており、植え付け後にどんどん葉が大きくなる様子は見ていて楽しく、育てがいもあります。 乾燥気味の涼しい場所を好むサニーレタスですが、お世話を全く必要としないわけではありません。ある程度の管理をしなければ、葉焼けや味が落ちてしまう恐れがあります。 今回は、家庭菜園で美味しいサニーレタスを栽培する6つのコツについてご紹介します。

サニーレタス(リーフレタス)の基本情報

サニーレタス(リーフレタス)の基本情報

シャキシャキとした歯応えが美味しいサニーレタス(リーフレタス)は、サラダに使われる野菜の代表格です。レタスの仲間で、先端にかけてヒラヒラとした赤紫色の葉と丸く巻かれていない形状が特徴と言えます。
サニーレタスは、カリウムやカルシウム、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、なんとレタスの1.8倍!家庭菜園でサニーレタスを育て、食べることで便秘解消やアンチエイジング作用、睡眠やイライラの改善などが期待できるでしょう。サラダとして食べる印象が強いサニーレタスですが、実はスープや炒め物、お肉などを巻いて食べるのもおすすめです。

家庭菜園で美味しいサニーレタスを育てる6つのコツ

家庭菜園で美味しいサニーレタスを育てる6つのコツ

サニーレタスは、家庭菜園で育てやすい野菜です。庭でも鉢でも育てやすく、成長も早いため、ぐんぐんと大きくなります。
育てやすい野菜ではありますが、生育環境を整えなかった場合、美味しいサニーレタスにならない恐れがあります。ここでは、家庭菜園でサニーレタスを育てる6つのコツについて解説します。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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1.できるだけ冷涼な環境で育てる

1.できるだけ冷涼な環境で育てる

サニーレタスは、サニーという名前がつけられるだけあって、日当たりが良い場所を好みます。一方で、サニーレタスの生育環境は15〜18℃と比較的涼しい環境が適しており、高温多湿の場所では腐りやすくなるという一面があります。特に家庭菜園で育てる場合は、梅雨時期と夏の管理に注意が必要であるため、夏までに収穫が完了するように植え付けを行うことがおすすめです。
また、長期間直射日光を浴び続けると芯が硬くなり、サニーレタスならではの美味しさが損なわれる恐れがあります。家庭菜園でサニーレタスを育てる場所は、午前中にのみ日差しが当たり、夜は街灯の光が届かない薄暗い場所で育てることが大切です。

2.サニーレタスに適した土と肥料

2.サニーレタスに適した土と肥料

サニーレタスは、野菜用の培養土でも育てることができます。家庭菜園でコンパクトな鉢植えを使って栽培することを検討している場合は、培養土を使うと便利です。サニーレタスは通気性が良い場所を好むため、必ず鉢底には鉢底石を敷き詰めることが大切です。
地植えなど、一から土を使って栽培する場合は、石灰を土にまいて馴染ませた1週間後に赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2.5:0.5の割合で混ぜ合わせましょう。
植え付けの際にサニーレタスに元肥を施した場合は、追肥は必要ありません。一方で成長が悪いと感じた場合や葉を少しずつ収穫して長く楽しむ場合は、追肥を与えることがおすすめです。

3.種まきは春と秋の年2回

3.種まきは春と秋の年2回

サニーレタスを家庭菜園で育てる場合、春と秋の年2回種まきを行うことができます。発芽を促す気温は、15〜20℃前後の暖かい日が続く時期です。春まきでは3〜5月の間に植え付けを行い、秋まきでは7月末〜10中旬頃にかけて植え付けを行いましょう
事前に湿らせた培養土に種を置き、軽く土を被せて日陰に置きます。土の表面が乾いている時に、種が流れないようにジョウロなどで水やりをしましょう。適した環境での栽培であれば、種まき後4日ほどで発芽します。本葉が1〜2枚程度になったタイミングで、鉢への植え替えを行いましょう
サニーレタスは、ホームセンターなどで苗も販売しているため、苗を植え付けて育てることもできます。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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4.水のあげ過ぎはNG

4.水のあげ過ぎはNG

サニーレタスの生育期には、水をたっぷりとあげることが大切になります。基本的に乾燥気味に育てることが大切なサニーレタスですが、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう
地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありませんが、葉に元気がなく生育に影響がありそうな場合は、水やりをすることがおすすめです。家庭菜園で種から育てる場合、苗が小さいうちは根が浅いため、水切れにならないように注意が必要です。

5.収穫は植えてから約1か月後

5.収穫は植えてから約1か月後

サニーレタスは、葉が柔らかいうちに収穫することで美味しく食べることができます。種まきなら2ヶ月、苗からなら1ヶ月程で収穫ができるようになるでしょう。草丈が、20~25cmになった頃に収穫を開始しましょう。
収穫方法は、根本を切って株ごと一気に収穫する方法と葉を少しずつ収穫する方法の2種類があります。外側の葉を数枚ずつ収穫することで、次の葉が成長しやすくなるため、長く収穫を楽しむことができるでしょう。一方で、家庭菜園でサニーレタスを育てる場合、収穫のタイミングが遅れると味の質が落ちる恐れがあるため注意が必要です。

6.害虫対策はしっかり行おう

6.害虫対策はしっかり行おう

葉物野菜であるサニーレタスを家庭菜園で栽培する際は、葉を食べにくる害虫対策をしっかりと行う必要があります。サニーレタスに特に多く寄ってくる虫が、アブラムシやナメクジ、ヨトウムシなどです。対策をせずに放置しておくと、葉腋を吸われて病気にかかりやすくなったり、葉を食べられて穴を開けられたりする恐れがあります。
サニーレタスを家庭菜園で農薬を使わずに育てる時は、防虫ネットの設置をすることがおすすめです。ネットの隙間から侵入ができないように、しっかりとかけましょう。

種を収穫して来年以降もサニーレタスを家庭菜園で栽培しよう

種を収穫して来年以降もサニーレタスを家庭菜園で栽培しよう

サニーレタスは暖かくなる5月頃に「とう立ち」をし、花を咲かせて細長い種を結び始めます。サニーレタスの種には綿帽子がついているため、飛んで行ってしまう前に種を収穫しておくことで、翌年以降もサニーレタスを家庭菜園で栽培できるようになります。
種は、光と酸素に触れることで徐々に劣化してしまいます。次の家庭菜園で育てられるように、密閉できる容器や袋に入れ、冷蔵庫で保管することがおすすめです。

サニーレタスの成長を助ける!プロも使うHB-101

天然植物活力液HB-101
天然植物活力液HB-101

家庭菜園向きと言えるサニーレタスは、ペットボトルなどを使った水耕栽培も可能な野菜です。こまめな水換えの他に、1週間に一度程度水に液体肥料を混ぜて与えることで成長を促すことができます。
家庭菜園で美味しいサニーレタスに育てるためにおすすめの肥料が、液体タイプのHB-101です。希釈して与えることで、みずみずしいサニーレタスを育てることができるでしょう。HB-101は、公式サイトから購入が可能ですので、ぜひチェックしてください!

 

野菜作りや園芸に。プロご用達「HB-101」
35㏄ 1,000円
100㏄ 2,400円
500㏄ 10,500円
1ℓ 19,000円
5ℓ 90,000円
10ℓ 175,000円
20ℓ 340,000円

 

まとめ

まとめ

家庭菜園で育てやすく、美味しいレシピも豊富なサニーレタスは、コツを抑えることで園芸初心者でも手軽に育てることができます。鉢で育てることで、ベランダでの家庭菜園も手軽に行うことができるでしょう。
一方で、サニーレタスは連作ができず、生育環境にも気をつける必要があります。ぜひ今回紹介したサニーレタスの家庭菜園での育て方を参考にして挑戦してみてください!

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