観葉植物が枯れる原因と対処法、正しい育て方をご紹介

観葉植物が枯れる原因と対処法、正しい育て方をご紹介

2019.01.28

観葉植物が自宅やオフィスにあると、雰囲気もよく、目の癒しにもなりますよね。しかし、癒しを与えてくれる観葉植物が枯れてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。せっかく大事に育てていた観葉植物が枯れてしまうと大変ショックですよね。そこで、この記事では観葉植物が枯れる原因と対処法について解説していきます。観葉植物のお手入れ方法にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

観葉植物が枯れる原因

観葉植物が枯れる原因

それでは、観葉植物が枯れる原因について詳しく解説していきます。可愛がっている観葉植物が枯れてしまった、枯れかけているという方はぜひ参考にしてみてください。

枯れる原因①水のやり過ぎ

観葉植物を育て始めると、可愛さ余ってどうしても水をたくさんあげたくなることでしょう。しかし、観葉植物が枯れる原因で一番多い理由は、水のやり過ぎなのです。水をやり過ぎてしまうと根が腐ってしまい、元気をなくしてしまいます。特に冬場に根腐れを起こした観葉植物は復活が難しいと言われていますので、注意が必要です。実は、観葉植物は土が乾燥気味で育てる方が元気に育ちます。そのため、水やりは土が乾燥してからたっぷりと与え、乾燥と加湿のメリハリを与えることが重要なポイントとなります。観葉植物への水やりは量や頻度に注意して、水をやり過ぎないように気をつけましょう。

枯れる原因②栄養剤の与え過ぎ

観葉植物をきれいに成長させるためには定期的に栄養剤を与える必要がありますが、栄養剤の与え過ぎも観葉植物を枯らしてしまう原因となります。根や茎が吸収する栄養素が過剰になると、観葉植物は「肥料焼け」を起こし、根腐れを起こしてしまいます。観葉植物に栄養剤を与えす際には、容量を守り、栄養の与え過ぎとならないようにしましょう。

原因③日光不足

観葉植物は室内で育てることができる植物ですが、やはり光合成を必要とするので、日光不足の場合枯れてしまいます。筆者も育てることが簡単と言われている観葉植物のポトスを自宅に置いているのですが、滅多に日光が当たらないトイレに置いていると葉の色が変色して元気がなくなってしまったので、慌ててリビングに移したところ、今では回復し元気に育っています。このように、観葉植物は定期的に日光に当てることで栄養を補給し元気に育ってくれますので、日中は窓際に移すなどしましょう。また鉢のサイズが大きく、しょっちゅう移動させることが難しい観葉植物は、室内の電気の光でも育てることができます。ただし、窓がなく陽の光が入らず、人が常にいるような部屋ではないトイレなどに観葉植物を置く際には、定期的に電気の光が当たる工夫が必要です。

観葉植物が枯れる原因

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枯れる原因④寒過ぎる環境

観葉植物は寒さに弱い種類が多く、気温が10℃以下になると枯れやすくなります。そのため、冬場は室内でも気温の下がり具合に注意しておきましょう。また、普段窓際に飾っている観葉植物は、冬の夜間は別の場所に移動させるようにします。冬の夜から朝方にかけては窓際も温度が一気にさがりますので、窓際に観葉植物を置いておくと枯れやすくなってしまいます。

原因⑤直射日光

観葉植物には、直射日光に強い種類と、直射日光に弱い種類の植物があります。直射日光に強い植物は、日光に当てても葉焼けを起こさず元気に育ちますが、直射日光に弱い植物を日光に長時間当ててしまうと枯れてしまいます。育てる観葉植物の特性をきちんと確認し、置く場所を決めるようにしましょう。

観葉植物を枯らさないための対処法

観葉植物を枯らさないための対処法、正しい育て方

大事に育てたい観葉植物を枯らさないための対処法をご紹介していきます。

対処法①観葉植物の特性を知る

観葉植物を育てる際には、その植物の特性を調べておきましょう。栄養剤はどれくらい必要か、暑さや寒さにどれくらい耐えられるのか、また直射日光に強いのか弱いのかなど、観葉植物の種類によってその特性は異なります。まずは自分が育てようと思う観葉植物の特性を知り、正しい育て方を確認しておくことで、観葉植物を枯らすことを避けることができます。

対処法②育てる環境に注意する

室内で観葉植物を育てる際には、寒過ぎたり直射日光が当たらないかなど注意が必要となりますが、エアコンにも気をつけておきましょう。エアコンを使用する際には、エアコンの風が直接観葉植物に当たらないように風向きを設定しておきます。そして、乾燥も観葉植物を枯らしてしまう原因となりますので、エアコンのかけ過ぎで部屋が乾燥し過ぎないように注意しておきましょう。

対処法③植え替えを行う

観葉植物が成長するごとに根も伸び続けますので、定期的に大きな鉢へ植え替えが必要になります。植え替えを行わないでいると、鉢の中で根が溢れてしまい、「根詰まり」を起こします。根詰まりが起きると、葉が枯れてしまったり、水をあげても鉢から溢れ出てしまいます。植え替えを行うタイミングは、気温が20℃前後となる春や秋に行うといいでしょう。冬場は観葉植物の休止期なので根が成長しないため、植え替えを行ってもきちんと育たない可能性がありますので注意しましょう。

まとめ

観葉植物は癒しを与えてくれるものなので、元気な状態で育てていきたいですよね。新しく迎え入れた観葉植物はやはり可愛いですし、水や栄養剤をたくさんあげたいと思うことでしょう。しかし、よかれと思って水や栄養剤を与え過ぎると、反対に観葉植物を枯らしてしまう原因となります。正しい観葉植物の育て方を確認し、色つやのいい、いきいきとした観葉植物に育てていきましょう。

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