家庭菜園でプランターを使って野菜を育てる際のポイントを紹介!
2021.08.17
これから家庭菜園でプランターを利用して野菜を育てたいという人は多いでしょう。 しかし、家庭菜園が初めての人やプランターを使ったことがない人などは、どのようにすれば良いのかわからない点が多いはずです。 そこで、この記事ではプランターを使った家庭菜園のポイントについてまとめました。
プランターを使った家庭菜園に必要な道具を紹介!
プランター
家庭菜園のためのプランターは専門店のものを使用すると良いでしょう。耐久性に優れていて家庭菜園に適したものが販売されているからです。プランターはこれから育てたい野菜のサイズに合わせます。種類がたくさんあるのですが、基本的にはプラスチック製のプランターが家庭菜園におすすめです。葉物野菜であれば深さ15cm、トマトやピーマンなどを育てたいならば深さ30cm程度のプランターを選びましょう。
土
家庭菜園のプランターには土として培養土を入れることになります。これは家庭菜園のための土であり、初期肥料や厳選された素材が配合されているのが特徴です。家庭菜園を助けてくれるでしょう。基本的には培養土と書かれた商品であれば、家庭菜園に使えます。慣れてきたならば、いろいろな種類をブレンドしてみることもできます。
鉢底石
プランターの底には鉢底石を設置しておきます。これは何度もプランターに水やりをしていくうちに底に土が詰まってしまい水はけが悪くなるのを防ぐためです。鉢底石がなくてもプランターで家庭菜園はできるのですが、後で余計な手間がかかることがあるため、初めから底鉢石を設置しておいた方が良いでしょう。
肥料
プランターの家庭菜園であっても肥料を使うことは大切です。すでに培養土に含まれているのですが、しばらく経つと消費されてしまうため、あらためてプランターに肥料を加えます。家庭菜園用のものであれば何でも使えます。液体肥料であれば水で薄めてプランターに入れるタイプであり、水やりも兼ねられるため便利です。
じょうろ
プランターへの水やりのためにじょうろは必要です。注意点は水差しタイプのものは家庭菜園にあまり向いていない点です。ハス口がついているものは家庭菜園に向いています。水の容量が多めのものであれば、何度も汲みに行く手間を省けるでしょう。
薬剤
いわゆる忌避剤という薬剤を使うことによって虫が寄ってくるのを防ぐことができます。家庭菜園には欠かせないアイテムといえるでしょう。中には唐辛子などの成分を使ったものがあり、安全性が高く家庭菜園に向いています。
プランターを使った家庭菜園を成功させるためのポイント
実際にプランターを使う家庭菜園を成功させるためにはどうすれば良いのかポイントを解説しましょう。
防虫対策をする
家庭菜園は虫との戦いといえるため、しっかりと防虫対策しておくことが大切です。プランターで家庭菜園をするためにも当然防虫対策は必要となります。たとえ小さいプランターの家庭菜園でも害虫はやってくるからです。高層マンションのベランダであっても虫が侵入してくることはあるため、防虫対策を考えておきましょう。
プランターの家庭菜園の場合には、害虫ネットを張っておくと良いでしょう。また、コンパニオンプランツを活用する方法があります。これは家庭菜園をする際に野菜の組み合わせを意識することです。たとえば、トマトとニラ、きゅうりとパセリといった組み合わせだと片方の臭いを昆虫が嫌うため、害虫に悩まされずに家庭菜園ができます。
風通しや日当たりの良い場所で行う
プランターでの家庭菜園では風通しや日当たりを意識してプランターを設置しましょう。一日を通して風が当たる場所を探してください。しっかりと太陽の光が当たる場所でないと野菜がきちんと育たないです。家庭菜園において日当たりはとても重要な要素といえます。できれば1日に最低でも6時間当たることが重要です。ただし、夏場は西日を避けることも意識してください。基本的には庭やベランダに設置しておけば良いです。
育てやすい野菜を選ぶ
せっかくプランターで家庭菜園をするならば育てやすい野菜を選ぶと良いでしょう。初心者でも育てやすい野菜ならば、失敗せずにしっかりと育てることができます。その方が家庭菜園を楽しむことができ、モチベーションも高まるはずです。
初心者でもプランターの家庭菜園で育てやすい野菜は下記の通りです。
・ミニトマト
・ナス
・きゅうり
・ピーマン
・枝豆
以上のような野菜は気軽に家庭菜園で育てられるでしょう。育てたものは気軽に食卓に出すことができます。もちろん育てやすさで選ぶのも良いのですが、基本的には自分が好きな野菜を家庭菜園で育てる方が良いでしょう。その方が家庭菜園のモチベーションを保つことができるからです。
まとめ
プランターでの家庭菜園についてポイントをまとめました。この記事を参考にして必要なものを揃えましょう。そして、どの野菜を育てたいのかをよく検討して、実際に家庭菜園にチャレンジすると良いです。