家庭菜園で作る!ゴーヤの育て方をご紹介します
2020.02.18
ゴーヤは、最近では日差しよけとして緑のカーテンに用いられることも多い野菜です。その実には独特の苦みがありますが、ビタミンCが多く、食欲不振など夏バテの症状に効果があるとされています。 暑さに強く成長が早いため初心者にもおすすめで、夏に向けて栽培を考えている方もいるかと思います。そこで、水やりや摘心のタイミングなど育て方のポイントについてご紹介します。
ゴーヤの育て方のポイントとは?
家庭菜園では苗から育てるのが一般的です。ゴーヤの苗は葉と茎の色が濃く、本葉が2~3枚ほどついているものを購入しましょう。植え付けの時期は4月上旬から5月下旬が適しています。高温を好むので、気温が十分高くなってから植え付けます。日当たりがよく水はけのよい土壌を選びましょう。
植え付けの2週間ほど前に、土に苦土石灰を畑1M2あたり3にぎり(約150G)と、完熟牛糞堆肥を畑1M2あたり6ℓと化成肥料を畑1M2あたり3にぎり(約150G)をまいて耕します。畝を立てておき、50CM以上間隔をあけて苗を植えていきます。苗は畑に植える前に、たっぷりと水やりをしておきます。つるが巻きつくように長さ240CMくらいの支柱を立てて、キュウリ用のネットを張っておきましょう。合掌式に支柱を立てると、葉が茂って風を受けても倒れにくいのでおすすめです。水やりですが、植えたときはたっぷりとあげ、そのあとは控えめで大丈夫です。
つるが伸びてきたらネットに引っ掛けて誘引をします。花が咲き始めたら追肥をおこない、2週間に1回ほど肥料を足してあげます。窒素肥料が多すぎると実がつきにくくなるので、注意しながら与えるのが育て方のポイントです。開花してからすぐに実がなり、15日~20日で収穫できます。放っておくと黄色に熟して実が裂けてしまうので気をつけてください。
ゴーヤをプランターで育てる時の注意点
深さ30CM以上の大きめのプランターを用意し、苗株の間隔を40CMあけて植えていきます。つるは広がって伸びていくので、初心者の方は植える本数に注意した方がよいと思います。緑のカーテン用の水はけのよい培養土を使い、ホームセンターで購入できる長さ2Mくらいの支柱と緑のカーテン用のネットを用意してつるを誘引できるようにしておきます。ベランダや軒下の取り付けには、安定感のある突っ張りタイプの支柱が便利です。
ゴーヤは病気になりにくいですが、水や肥料のやりすぎには気をつけましょう。もし、葉に白い斑点ができる「うどんこ病」などの病気になった場合は、軽症のうちに水で薄めた酢や重曹などを散布し対処しましょう。また、害虫が発生した場合も早めに駆除してください。
ゴーヤの摘心や剪定のタイミングはいつ?
実をたくさんつけさせるためには、葉やつるを摘み取る摘心という作業が重要です。主枝がネットの高さ以上に伸びてきたら、太い親づるの先を摘心します。ゴーヤの実は子づるに多くつくので、わき芽を伸ばして実をつけやすくしてあげます。
また、葉やつるが混み合ってくると、病気の原因にもなるため剪定作業をしていきます。夏は特に葉が生い茂るので、定期的に剪定をして日光不足になるのを防ぎましょう。つるの長さや葉のつき具合を見て摘心や剪定をおこなうことにより、実がより多く収穫できます。
ゴーヤを家庭菜園で育てる時は!植物活力液HB-101
私が家庭菜園でゴーヤを育てる際は、植物活力剤HB-101を使って完全無農薬栽培しています。ゴーヤの育て方のポイントとしては、花が咲き始めたらHB-101の千倍液を2週間に1回ほど与えています。ゴーヤは栄養を与えすぎると実がつきにくくなるので、成長の様子を見ながら追肥しています。
HB-101は杉や檜(ヒノキ)、松、オオバコなどから抽出したエキス成分により植物の活性化を促す活力剤。植物の栄養素に欠かせない微量要素も含んでいるので植物の成長や土壌微生物の活性化を促すとされています。収穫量、品質、色合い、食味が良くなるので欠かさず与えています。家庭菜園でゴーヤを育てる際には、ぜひ植物活力剤HB-101を試してみてください。
まとめ
夏にぴったりのゴーヤは、水やりをあまり必要とせず、育て方は難しくないため初心者の方にもおすすめです。また伸び過ぎたつるの摘心をすることで、実をたくさん付けさせることができます。
日よけのカーテンとして、また夏バテ予防の食材として、ぜひ栽培をしてみてください!