家庭菜園でつくれるおいしいミニトマトの育て方をご紹介!

家庭菜園でつくれるおいしいミニトマトの育て方をご紹介!

2019.01.22

はじめての家庭菜園、何が育てやすいのかと悩む方も多いのでは?ミニトマトは、初めて野菜を育てるという方に人気の野菜です。 ほとんど手がかからずたくさん収穫できるので、手軽に家庭菜園を楽しみたいという方にはぜひおすすめします!今回は、家庭菜園でのミニトマトの育て方のコツをご紹介します。

ミニトマトは初めての家庭菜園におすすめ!

ミニトマトは初めての家庭菜園におすすめ

ミニトマトは、初めて野菜を育てるという方に人気の野菜です。
害虫に強く、水やりもあまり必要としません。ほとんど手がかからずたくさん収穫できるので、手軽に家庭菜園を初めてみたいという方にはぜひおすすめします!
ミニトマト栽培のコツや手入れの仕方などについて、くわしく見ていきましょう。

ミニトマトを育てる時期

ミニトマトを育てるのに適している気温は25度~30度です。
植え付けの時期は4月中旬~6月上旬で、暖かく晴れた日の午前中に苗植えをするのがおすすめです。花が咲いてから1ヶ月半ほどで収穫ができます。

ミニトマト栽培のコツ

ミニトマト栽培のコツ

初心者にも育てやすいミニトマトですが、おいしく育てるにはいくつかのコツがあります。植え付けの方法や水やり、害虫対策についてなど、詳しく見ていきましょう!

苗の選び方と植え付け

ホームセンターなどでミニトマトの苗を購入するときは、下記の点を参考にしてください。
・茎が太くてまっすぐしている
・葉が濃い緑色で大きい(黄色くなっていない)
・茎の節と節の間隔が短い
また、すでに黄色い花が咲いている苗を選ぶと、実のなる方向を決めて苗植えをすることができます。
次に植え付けのコツですが、ここではプランターで栽培する方法をご紹介します。
まず、ミニトマトは深く根を張るため、深さ30cm以上のプランターを用意します。土は市販の野菜用培養土で問題ありません。根を傷つけないように苗を植え付け、長さ180cmの支柱を立てます。植え付けたら、プランターの底から水が流れだすくらい、水をたっぷり与えましょう。

水やりと追肥のコツ

日当たりのよい場所に置き、5時間以上は日光を浴びさせるようにします。ただ、30度を超えると実の付きが悪くなるため、夏場は注意が必要です。
水やりは、プランター栽培だと土が乾きやすいため、表面が乾いたら水をあげるようにしましょう。肥料は控えめにしてください。1番目の実が大きくなったら、2週間に1回液体肥料を与えます。

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ミニトマトの害虫対策

ベランダ栽培の場合、アブラムシが発生しやすくなります。アブラムシは黄色い粘着シートを支柱に取り付けて、ミニトマトの周りに設置して防ぎます。反射光テープを株の高い位置につるすのもおすすめです。
また、夏のベランダは乾燥しやすいので、ハダニも発生しやすくなります。ハダニは水を嫌うので、水やりを忘れないようにします。時々、株全体に霧吹きなどで水をかけてやると効果的です。

ミニトマトのお世話

茎が伸びてきたら、支柱に沿って伸びるように誘引します。誘引テープや麻ひもなどで、茎と支柱を8の字を描くように優しく結びつけましょう。
ミニトマトの収穫量を増やすためには、余分な芽や葉を摘み取ることも重要です。
成長すると、茎と葉の間に小さな葉が生えてくるのですが、これを“わき芽”といいます。必ず手で摘み取ってしまいましょう。わき芽を摘み取ることで、実のつきがよくなり、実も大きく成長します。
また、4~5段まで花房ができてきたら、茎の先端を摘み取りましょう。これを“摘心(てきしん)”といい、こうすることで茎の成長を抑えます。その分の栄養を実に行き届かせ、味のよいミニトマトを作ることができます。
葉が混み合ってきたら、余分な枝を取り除きましょう。これを“剪定(せんてい)”といい、風通しをよくして日光が当たりやすくする効果があります。害虫による被害を防ぐことにもつながり、実もたくさん収穫できるようになります。

ミニトマトの収穫

ヘタの近くまで赤く色づいたら、いよいよミニトマトの収穫です。
手で軽く持ち上げるようにして、収穫していきましょう。赤くなったミニトマトは、雨にあたると傷ついてしまうおそれがあるため、雨よけをするか早めに収穫してしまうのがおすすめです。
また、実が赤く色づき始めると、カラスなどの鳥に狙われて食べられてしまうことがあります。鳥に実を食べられてしまう場合は、株の周りに支柱を立てて、防鳥ネットを張り巡らせます。防鳥ネットはホームセンターで入手できます。

まとめ

ミニトマトの育て方のポイントは、手入れをし過ぎないことです。水やりと肥料の量に気をつければ、糖度の高いミニトマトを楽しむことができます。
摘心と枝の剪定が必要ですが、その作業によって実のつきがよくなり、収穫量も増えます。
畑やベランダで、様々な種類のミニトマトの栽培に挑戦してみてください。

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