花カーペットで庭に彩りを! グラウンドカバーにおすすめの花と植物10選
2019.08.20
ガーデニング好きの方の中でグラウンドカバーを利用する人が増えています。 雑草のお手入れが簡単になり、庭のグレードもアップさせてくれると人気のグラウンドカバー。 グラウンドカバーに利用できる植物の中には、花も楽しめるグラウンドカバーもたくさんあるのでおすすめです。 今回は、グラウンドカバーの中でも花が楽しめる植物を中心におすすめをご紹介。 あなたのお庭にも花カーペットを作りましょう!
グラウンドカバーのおすすめポイントは?
雑草の管理が簡単になる
グラウンドカバーには、雑草の管理が簡単になるというメリットがあります。むき出しの土の状態では、放っておくと梅雨明けからの夏の時期に雑草があっという間に増えていきます。ガーデニングに雑草の悩みはつきものですが少しでも軽減するためにグラウンドカバーは効果を発揮してくれるのでおすすめです。
見た目がグレードアップする
グラウンドカバーには、地面を這うように増えていく植物が使われます。葉の形や色も様々で、花を咲かせてくれる植物もたくさんあります。グラウンドカバーを取り入れるだけで、庭の見た目が格段にアップします。おしゃれな庭にはグラウンドカバーがおすすめです。
泥はね、土埃を防止する
土が出たままになっていると、風の強い日には土埃、雨の後には泥はねが気になります。手塩にかけた花や野菜が泥はねされていたり、埃まみれになっていたら悲しいですよね。グラウンドカバーは、泥はねや土埃を防止してくれる役割も担ってくれるのでおすすめです。
グラウンドカバーの選び方
植える土地の状況にあった植物を選ぶ
グラウンドカバーを植える場所の状況に合った植物を選ぶ必要があります。日当たりの良し悪し、水はけの良し悪しで育つ植物が変わってきます。いくら好きな植物でも、環境が悪いと育ちにくいのが現実です。よく考えて選びましょう。
植える土地の広さで選ぶ
植える土地の広さによっても、グラウンドカバーに選ぶべき植物が変わってきます。あっという間に広がってしまう植物は、狭い土地には不向きです。逆に広い土地ではできるだけ短期間で育ってくれる植物が助かりますよね。また、グラウンドカバーに使用する植物は基本的には生長と共に増えていくものです。最初からあまり近くに植え過ぎないように気をつけましょう。
グラウンドカバーにおすすめの植物ランキング10選
1位 シバザクラ
地面を覆い尽くし、桜のような花を咲かせてくれるシバザクラは、グラウンドカバーとして大人気。河川敷に敷き詰めたり、里山の傾斜面にいっぱいに広がったシバザクラは観光名所にもなるほど美しいと評判です。白、ピンク、パープル…と色の種類も豊富なのもおすすめのポイント。環境がよければ数年で花の絨毯ができますよ。
2位 クラピア(ヒメイワダレソウ)
緑の絨毯に白い小さな花を咲かせるクラピアもグラウンドカバーとして人気の品種。秋から冬に伸びたランナーをカットしてあげると、翌春元気な茎を伸ばします。比較的寒さに強く越冬しますので、寒冷地でも育ちやすい品種でおすすめです。
3位 ブラッククローバー
クローバーは昔からグラウンドカバーとして重宝されてきました。ここ数年は、その中でも『ブラッククローバー』が人気です。一般的に三つ葉が多いクローバーの品種の中でも、ブラッククローバーは四つ葉、5つ葉が多いことが特徴です。そのため、ラッキークローバーと呼ばれることも。4~6月には白い花を咲かせてくれるのも楽しみのひとつとしておすすめです。
4位 ワイヤープランツ
観葉植物のイメージが強いワイヤープランツですが、グラウンドカバーにもおすすめです。小さな丸い葉は庭を可愛らしく彩ってくれますよ。鈴のような小さな実をつけることもあります。冬場に葉が全て落ちて枯れたように見えても、根が残っていますので春先に新芽を出します。
5位 タイム
ハーブの一種のタイムもグラウンドカバーに使える植物として人気です。グラウンドカバーとして威力を発揮する上に、お料理にも使えるのでおすすめ春から夏にかけては雨のあと一気に茎を伸ばします。切り戻すとどんどん色の良い茎を伸ばしていきますので、躊躇なく切り戻しましょう。
6位 ワイルドストロベリー
ワイルドストロベリーは、イチゴの野生種です。大変丈夫な常緑植物で、ランナーを伸ばしながら増えていきますので、グラウンドカバーとしてもおすすめです。明るいグリーンの大きな葉っぱと赤い実は、庭を鮮やかに彩ってくれるのでおすすめ。春には白い可憐な花を咲かせてくれます。
7位 ヒメツルソバ
ヒメツルソバは暑さや乾燥に強いのでグラウンドカバーにも最適です。春から秋の長い間、薄いピンクや白の丸い花が咲き続けます。グラウンドカバーでありながら、お庭を明るく彩ってくれるのもおすすめのポイント。生長が早いので、なるべく広いスペースに植えると良いでしょう。
8位 ツルニチニチソウ
15㎝ほどの高さに立ち上がり、紫の花を咲かせます。ランナーで年々増えるのでグラウンドカバーにおすすめです。斑入りの葉の品種を選べば、お庭が明るくなります。春から夏の時期に次々と朝顔のような花を咲かせます。
9位 ハツユキカズラ
ハツユキカズラもグラウンドカバーに向いている品種。木の根元に植えると、木を張って生長しとても素敵でおすすめです。気候や気温、陽の当たり具合によって緑~ピンクへと葉の色を変えていきます。秋から冬の間に伸びすぎた茎を切り戻すと、翌春またぐんぐんと伸びていきます。
10位 ネモフィラ
春に可憐な花が一斉に咲くネモフィラも、グラウンドカバーに人気の品種。国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑もSNSで大変有名になりました。一年草ですので、秋に植え付けて冬越しさせると、春に次々と花を咲かせてくれるところもおすすめです。踏みつけには弱いので、足を入れないところに植えましょう。
まとめ
グラウンドカバーは庭をおしゃれに飾ってくれる反面、難しいと感じている人も多いようです。ですが、基本的にはあまり神経質にならずとも育ってくれる植物や花が多いのでおすすめです。植える場所の環境に合わせた植物を選ぶことで、植物や花の成長が変わってきます。気に入ったものを選ぶのはもちろんですが環境を吟味して選び、庭に花カーペットを作りましょう!