ガーデニングをより楽しく!おしゃれな寄せ植えの作り方
2019.10.22
ここ数年、ガーデニングが大ブーム。 自宅のお庭や軒先でお花を育てて、ガーデニングでグリーンを楽しんでいらっしゃる方が増えています。 でもなかなか広いお庭を持つのは難しいですよね… そんな人におすすめなのが『寄せ植え』です。 小さいスペースでもいくつもの植物が楽しめ、組み合わせる面白さがあります。 ここでは、寄せ植えにおすすめの植物や植え付ける際のポイント、作り方をご紹介します。
寄せ植えの基本と作り方のコツ
寄せ植えとは、ひとつの鉢の中に数種類の植物を一緒に植えて楽しむガーデニングの方法です。基本をおさえて、自分好みの寄せ植えの作り方を解説します!
寄せ植えに必要なもの
・鉢
ガーデニング初心者におすすめな作り方は、高さ15〜20cm程度で、直径20cm以上の広い口の鉢で始めることです。プラスチック製の安価なものも沢山市販されています。
通気性の良いテラコッタ素材などの素焼きの鉢はガーデニング初心者でも失敗しにくいです。鉢底の穴を塞ぐために鉢底ネットを利用します。水はけを良くするために、鉢底用の石があれば安心です。
・土
ガーデニング・園芸用の土を利用します。園芸店やホームセンターで販売している草花用の培養土を利用すれば問題ありません。
・肥料
必要に応じて肥料を使用します。ガーデニング初心者は植え付け時に暖効性の肥料を土に混ぜておくことをおすすめします。
寄せ植えの作り方
1、鉢植えの底にネットを敷き、鉢底用の石を敷きます。
2、鉢の2/3程度培養土を入れます。
3、植え込む花苗をポットから出し、水につけて空気が出なくなるまで根に水を含ませます。
4、花苗をバランス良く培養土の上に並べます。
5、花苗の根が隠れるまで培養土を足していきます。
管理の仕方
・水やり
植え付けから1週間〜10日ほどで根づきます。水やりは表面が乾いたらたっぷりとあげましょう。生長してきて葉が混んできてからは、湿度に注意しながら乾かし気味にします。
・花の管理
ガーデニングの基本、花がら摘みは花期には毎日行いましょう。花がら摘みは次々と花を咲かせるために必要な作業です。また新しい芽を育たせるために花が終わったところは_切り込んでいきます。
・切り戻し
茎や枝が伸びすぎたら、バランスをみながら切り戻すのも必要な作業。元気な葉が残っていれば、また新しい茎を伸ばしていきますので古い茎は思い切って刈り込んでしまいましょう。
寄せ植えの花苗の選び方
寄せ植えは、長く楽しむこともできますし、開花が短い植物でもその時だからこその花や色合いを楽しめるのが魅力です。直径20cm程度の鉢には5株を目安に選びましょう。ですがその際に選び方にはすこし注意が必要です。順番に見ていきましょう。
育つ環境が似ているものを選ぶ
寄せ植えの最大のポイントは同じ鉢の中に植え込むものは、生育環境が似ているものを選ぶことです。寄せ植えを長く楽しみたい場合には、6ヶ月ほど花や葉が楽しめる植物を選びます。花期が1〜2ヶ月と短い植物の場合は、その花を中心にして生育環境が似ている植物でまとめるようにします。植え込んだ時には良くても、数ヶ月経ってみたら花期が終わり、緑だけになってしまった…というのは往々にしてあることです。ここが寄せ植えの最大のポイントと言って良いでしょう。
できあがりと生長した後のバランスを考えて作る
植え付ける時には、数週間後のバランスを考えながら作ることも大切なポイント。
あまり近くに植え込みすぎると、大きく生長した時に葉が混みすぎたり根がぶつかって上手く育たいということも…植え込む時には、ある程度間隔を置いて植え込む必要があります。
少し離れすぎかな…と思っても、生長したらバランスがよくなります。
色のバランスを考えて作る
寄せ植えはひとつの鉢に3〜5苗を植え付けます。選ぶ際に花苗を並べてみながら、色のバランスを見るようにしましょう。赤系、イエロー系、ブルー系とある程度系統をまとめ、1鉢に3色程度の花色でまとめるようにするとバランスよくまとまります。
寄せ植えにおすすめの植物
寄せ植えは楽しむ季節によって選べる植物が決まってきます。ここでは、長く楽しめるものや寄せ植えやガーデニングのポイントになる植物として人気のものをご紹介します。
1位 パンジー、ビオラ
寄せ植えやガーデニングの主役と言えばパンジー、ビオラ。花期が長く、育て方も簡単ですので初心者には特におすすめ。独特の形の花が次々に咲いていき、玄関先や庭を彩ってくれます。色数の多さも人気の秘密。パンジー、ビオラだけで寄せ植えを作ってもキマるほどの色数を誇ります。
2位 プリムラ
プリムラも寄せ植えの定番品種。10〜30cmというコンパクトサイズも寄せ植えやガーデニングに最適です。パンジー、ビオラ同様に花色が豊富で色数が多いので選ぶ楽しさも。発色が良いので、玄関先においても人目をひくのでおすすめです。
3位 アイビー
季節を問わず使えるアイビーは、寄せ植えやガーデニングの名脇役。濃い色味のものから、斑入りのものまで種類も多様でどんな花と合わせてもカッコよく決まります。
4位 スイートアリッサム
白い可憐な花を咲かせるスイートアリッサム。カーペットのように横に広がっていくので寄せ植えには重宝します。白い花もどんな植物とも相性が良いのでガーデニングにおすすめ。
5位 シロタエギク
こちらも寄せ植えの名脇役。茎に銀白色の軟毛が生えてきて、太陽の光にキラキラと輝く姿はファンが多い品種です。寄せ植えにひと株入れるだけで色が締まっておすすめです。
まとめ
寄せ植えはコツをつかめば、初心者でも簡単にできます。
お客様をお迎えする玄関には明るい色の花々で作った寄せ植えがおすすめ。
自分が好きな植物で寄せ植えをつくり、玄関やお庭、ベランダを飾ってグリーンを楽しんでみてください。
新築祝いや大切な人へのプレゼントにもおすすめですよ。