ガーデニングの悩みを解決! おすすめの雑草対策をご紹介
2019.01.15
ガーデニングでの悩みの一つとして、雑草の手入れが大変ということがあります。雑草が生えてくるたびに、いつもいつも手で草抜きをするのは大変ですよね。そこで、この記事ではガーデニングをより楽しくするための、おすすめの雑草対策についてご紹介していきます。お庭の雑草に頭を悩ませているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガーデニングの雑草対策をご紹介
除草剤を撒く
ガーデニングの雑草対策として一番に思いつくのは、除草剤を撒くということはではないでしょうか。
除草剤は雑草を枯らすための農薬で、使い方さえ守れば人体に悪影響もなく、大変便利です。
そして、除草剤には液体タイプと粒タイプがあります。
液体タイプは規定の希釈倍率で水に薄めて散布します。効果に即効性があり、すぐに雑草を処理したい場合に有効です。しかし、効果に即効性はありますが持続性はないので、定期的な散布が必要となります。また、水で薄める際は使用する除草剤の規定の希釈倍率を必ず守るようにしましょう。
そして粒タイプは土の上に撒くだけでいいのでお手軽ですし、効果が持続するので草抜きの手間が減り、お手入れがラクになります。ただし、効果が持続する分、粒タイプの除草剤を撒いた場所に植物を植えることができないので注意が必要です。
筆者は勝手なイメージで、除草剤は薬なので人体に悪く、育てている花にも影響を与えるのではないかと心配していました。しかし、ホームセンターなどで販売されている除草剤は用法容量さえきちんと守れば人体に悪いものもなく、育てている花や植物にも何も問題はありませんでした。しかし、やはり除草剤は農薬の一つなので、取り扱いには十分注意していきたいと思います。
砂利を敷く
除草剤を撒くのは避けたい、また雑草の手入れを極力減らしたいという方には、雑草が生えてくる場所に砂利を敷くこともおすすめの方法です。
砂利を敷いておくことで、雑草が光合成できず育たなくなります。しかし、砂利は長い間踏み続けていると下の土が浮いてきてしまい、その土に雑草の種がつくと雑草が生えてきてしまいます。そのため、砂利は厚く敷き詰めるようにし、年単位でメンテナンスも必要になります。
防草シートを敷く
先ほどと同じように、除草剤を撒くのは避けたいという方におすすめのもう一つの方法は、防草シートを敷くということです。防草シートとは、雑草が好む太陽光を遮断することができ、また雨風に打たれても平気な耐久性・耐水性を持ったシートです。防草シートを敷く際は、今生えている雑草をきれいに除去し、また花や木などの硬い茎が土から出ていれば、それも取り除いておきましょう。シートと土を密閉するようにしっかりと伸ばして敷き、等間隔になるよう専用のピンでシートを留めていきます。防草シートの上に砂利を敷き詰めると、さらに雑草対策に高い効果が発揮されます。ただし、雑草は私たちが思っているよりも強靭なパワーを持っていて、防草シートの織り目の合間を探し、そこから芽を出して生長してきます。そのため、防草シートを購入する際は織り目がないもの、または極力小さいものを選びましょう。
雑草対策に新しい味方!おすすめの土とは
定期的に除草剤を撒いたり、また砂利や防草シートを敷いて雑草対策を行うことは、なかなかの重労働ですよね。しかし、雑草を一切生えてこないようにすることができる、環境に優しい土が開発されました。この雑草対策の新しい味方となる『土』がどのようなものか、詳しく解説していきましょう。
防草の永土
雑草対策に効果的な環境に優しい土とは、「永土」といいます。この永土は特殊な土の舗装材で、またセメント成分を含んでいないため、環境にも優しく、安心して使用することができます。永土は雑草対策を施したい場所に撒いて水をかけることですぐに固まり、その下から雑草が生えてくることを防ぎます。もちろんその上を歩くこともできますし、庭のイメージチェンジにもなりますよ。
【永土の使い方】
永土の使い方は、まずは雑草対策を施したい場所の雑草を除去し、その上から永土を撒きます。コテなどで永土を均一になるよう平らにし、水を撒きます。20分も待たないうちに硬化しますので、セメントのように何時間も待たなければならないという煩わしさもありません。
【処理方法】
産業廃棄物なので大量の永土を廃棄する際は業者に頼まなければいけませんが、土と同じ成分なので、ゴミにはならず、環境に優しいのも嬉しいポイントです。
雑草対策で塩が効果的というのは本当か
雑草対策の方法を調べていると、塩を撒くと効果的という情報を目にするかと思います。実際、塩を撒くと雑草を枯らすことはできます。しかし、塩は土の中で分解することができないので、土壌環境を破壊してしまう可能性がありますし、そうなるとその土地では一生植物を育てることはできません。また、大量の塩を撒いて雑草対策を行い、その塩が川や池に流れてしまった場合、環境汚染となります。筆者も塩で雑草対策ができるのであれば、塩は安いですし便利だなと思っていました。しかし、塩は雑草を枯らすことに効果的ですが、周辺の環境に悪影響を及ぼす危険性が非常に高いので、絶対に行わないでください。
まとめ
きれいな庭を維持するためには、雑草対策が必ず必要となります。自分で定期的に草抜きや草刈りができればいいのですが、忙しいとなかなか難しいですよね。雑草対策には除草剤だけでなく、砂利やシートを敷いたり、また環境にも優しい土で固めるなど、さまざまな方法があることが分かりました。自分に合った方法で雑草対策を行い、自慢の庭を雑草から守りましょう。