観葉植物のおすすめの栄養剤と使い方をご紹介

観葉植物のおすすめの栄養剤と使い方をご紹介

2019.01.19

自宅やオフィスで観葉植物を楽しんでいるという方も多いことでしょう。しかし、観葉植物を初めて育てているという方にとって、観葉植物の栄養剤はどのようなものを使えばいいのか分かりませんよね。栄養剤とは植物にとって必要な生長剤ですので、観葉植物のお手入れの際にはぜひ取り入れるべきアイテムです。そこで、この記事ではおすすめの栄養剤と栄養剤の使い方をご紹介していきます。観葉植物を初めて育てるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

観葉植物のおすすめの栄養剤とは

観葉植物のおすすめの栄養剤とは

観葉植物におすすめの栄養剤とはどのようなものなのか、栄養剤のタイプ別に解説していきます。

液体タイプ

液体タイプの栄養剤とは、水で薄めてから観葉植物に与えるもので、即効性があり、すぐに効果を期待することができます。霧吹きなどに入れ替えて水で薄めるなどの手間はかかりますが、観葉植物への水やりも兼ねて栄養を与えることができるので、便利でおすすめです。しかし、根や茎から栄養素を一気に吸収しやすくなるので、肥料焼けを起こす場合もありますので、液体タイプの栄養剤を与える際には、与え過ぎに注意が必要です。

固形タイプ

固形タイプの栄養剤とは、栄養成分がぎゅっと凝縮された固形の薬で、土の上にポンと置いておくだけでいいので大変便利です。栄養剤が徐々に溶けることで栄養成分が土に浸透していきますので、即効性はありませんが長期的に効果を持続することができます。定期的に栄養剤を与える手間を省きたいという方におすすめです。固形タイプの栄養剤を土の上に置く際は、鉢の縁に沿って置くようにし、茎に直接当たらないようにしましょう。固形タイプの栄養剤は栄養成分が凝縮されていますので、茎に直接触れることで、肥料焼けを起こしてしまう場合があります。また、固形タイプの栄養剤は追肥だけでなく、植え替えの際には元肥として用土に混ぜることもできます。

粉末タイプ

粉末タイプの栄養剤とは、液体タイプと同様、水に溶かして使用する栄養剤です。即効性があり、また水耕栽培の植物に適したタイプの栄養剤です。注意点としては、使用する前にはしっかりと水に溶かしておくようにし、濃度配分にも気を付けるようにしましょう。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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観葉植物の栄養剤の使い方

観葉植物の栄養剤の使い方

観葉植物の栄養剤の使い方について、ポイントごとに詳しく解説していきます。

観葉植物の状態をチェック

観葉植物をいきいきとさせ、植物本来の美しい色をつけさせたい時には、栄養剤をあげてみようかと思うことでしょう。しかし、栄養剤を与える前に、まずは観葉植物の状態をチェックしてみましょう。観葉植物に栄養剤を与えるタイミングとは、植物に元気がなく、葉や茎が弱くなっている時です。また植え替え直後の観葉植物は根が傷ついている場合がありますので、1~2週間は栄養剤を与えることは控えましょう。

栄養剤を与えるための下準備

栄養剤を与える前には、観葉植物の葉を軽く剪定し、育ちやすくなるように環境を整えておきましょう。

観葉植物の種類によって栄養剤は異なる

観葉植物の種類によって、与えるべき栄養剤の種類が異なりますので注意しましょう。特に、サボテンなどの多肉植物は原産地が熱く乾燥した地帯のため、栄養が少なくてもきちんと育つ植物なので、栄養剤の与え過ぎは厳禁です。

用法容量を守る

特に、液体タイプや粉末タイプの栄養剤はパッケージに記載された容量で希釈するようにし、肥料の与え過ぎに注意しましょう。育てている観葉植物が可愛くて、ついつい栄養剤を与え過ぎてしまいそうになります。しかし人間も同じで、食べ過ぎのような状態になると体に悪い影響を与えますよね。大切に育てたい観葉植物だからこそ、栄養剤の用法容量はきちんと守っていきましょう。

休止期は栄養剤をストップ

観葉植物には、葉や茎が生長する生育期と、生長が止まる休止期があります。休止期とは気温が下がる冬の期間で、この休止期に栄養剤を与えても効果はないため栄養剤を与えるのはやめましょう。ただし、休止期でも室内の温度が常に暖かい場合は、2週間に一度を目安に、規定の量の半分の濃度の栄養剤を与えるようにするといいでしょう。

観葉植物に栄養剤を使う際の注意点

観葉植物に栄養剤を使う際の注意点

観葉植物の栄養剤を使う際の注意点について解説していきます。

栄養剤を与え過ぎない

観葉植物に元気がないと思わず栄養剤をたくさん与えてしまいたくなりますが、まずは一旦手を止めて、元気がない理由を探ってみましょう。観葉植物の元気がない理由としては、水のやり過ぎや日光不足のほかに、実は栄養剤の与え過ぎもあるんです。私たち人間も、栄養ドリンクを過剰に摂取すると体調を崩すように、観葉植物も栄養剤の与え過ぎで「肥料焼け」を起こし、根や茎を腐らせてしまいます。栄養剤を与える際には、適切な量と濃度を守るようにしましょう。

栄養剤を混ぜない

観葉植物に栄養を与える栄養剤は、いくつかの種類を混ぜるとさらに効果がアップするのではと思うかもしれません。しかし、栄養剤は絶対に混ぜないようにしましょう。栄養剤も薬品のようなものなので、数種類の栄養剤と混ぜると化学反応を起こし、人体に悪影響を及ぼす恐れのある有毒ガスを発生させる場合があります。また販売されている栄養剤は適度な濃度で栄養が配合されいますので、ほかの栄養剤と混ぜずそのまま使用するようにしましょう。

まとめ

大事に育てている観葉植物に元気がない、という時にはぜひ栄養剤で元気を与えましょう。栄養剤を選ぶ際は、観葉植物の種類、そして自分が使いやすいと思うタイプを選ぶといいですね。ただし、栄養剤を間違った方法で使用すると観葉植物を枯らしてしまったり、人体に悪影響を与えることもありますので、使用方法をきちんと確認してから使うようにしてください。

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