2020年 7月 の投稿一覧

秋の花でガーデニング!寄せ植えにおすすめの花15選

秋の花でガーデニング!寄せ植えにおすすめの花15選

秋のガーデニング・寄せ植えとは

秋のガーデニング・寄せ植えとは

ガーデニングでいう寄せ植えとは、限られたスペースに複数の植物をバランスや色の配合などを考えて植え込んで楽しむことをいいます。植え込むスペースとは、庭に作る花壇の場合もありますし、コンテナやプランター、ハンギングバスケットなども利用してつくります。
秋の植物での寄せ植えは鑑賞する期間は冬に向かうまでの短い期間ですが、植え込む植物によっては管理の仕方を上手に行えば冬越しをして、花々の少ない冬場を彩り、春まで楽しむ寄せ植えが作れます。

《寄せ植えに必要な条件》
ガーデニングの手法のひとつである寄せ植えを作るには、何でもむやみに植えれば良いという訳ではありません。植物それぞれに特性がありますので、乾燥を好む植物もあれば、湿り気のある土壌が合う植物があるなど、肥料の施肥のやり方、水のやり方にも違いがありますから、同じスペースに一緒に植え込む植物の性質などを把握することが必要となります。

秋のガーデニング・寄せ植えの準備

秋のガーデニング・寄せ植えの準備

秋のガーデニングで寄せ植えを作ると計画したら、どの場所にどの様に寄せ植えを作るのかを決めます。コンテナであれば、置くスペースも考えます。風通しの良い場所や日照の条件も考慮にいれなければなりません。寄せ植えを作るスペース(コンテナも含む)が決まったら、どの様な秋の植物を植えたら、イメージ通りの寄せ植えとなるか構想を練ります。植え付けた時のバランスや配色も考えて植え込む植物を決めます。

用土

植え込む際の用土も大切です。水捌けが良い用土が基本です。市販の培養土だけでは粒子が細かすぎる傾向がありますので、培養土5にたいして赤玉土(小)3、鹿沼土2にするのが理想的です。培養土を使用しない場合は、赤玉土(小)5、鹿沼土(小)2、腐葉土3の用土をつくります。
コンテナ植えの場合は鉢底に軽石(大粒)を敷いておくのがベストです。

秋のガーデニング・寄せ植えの作り方(ポイント)

秋のガーデニング・寄せ植えの作り方(ポイント)

ガーデニングで秋らしい寄せ植えを作る準備が出来たら、植え込む植物を決めます。まず、メインとなる植物を決め、高低差なども考慮に入れて、バランスや色調などのテイストに合ったサブの植物を決めていきます。色調はあまり同じ色を揃えたのでは面白みがありません。まず、緑を基本にグラデーションや反対色でメリハリをつけるのがデザイン的にも良いものが出来るでしょう。
寄せ植えにする植物が決まったら、植え込む場所に主役としたい植物をメインに、それぞれの植物の配置を考えて苗ポットを置いてみましょう。それぞれが生長し大きく育った場合を考慮に入れて、株同士があまり密に混み合った状態になると風通しが悪くなって病害虫の発生に繋がりますので、高低差やバランスを考えて植え込む準備をします。

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秋のガーデニング・寄せ植えにおすすめ秋の植物

秋のガーデニング・寄せ植えにおすすめ秋の植物

秋のガーデニングで作る寄せ植えの植物は、春、夏に比べてそれ程多くありませんが、秋らしい風情の植物や、秋に植え込んでも冬の期間でも続いて楽しめる植物もあります。クリスマスも近いですから“コニファー”や“ツル性の植物などの緑をアクセントとして組み合わせてみるのも良いでしょう。秋の寄せ植えにおすすめの主な植物を挙げてみました。

品種名 基本情報
アイビーゼラニウム アイビーゼラニウム フウロソウ科ペラルゴニウム属。
開花期間は3~5月、9~10月と春秋ともに寄せ植えに使用できます。アイビーと良く似た葉からの命名で、茎を伸ばして下垂させ花を付けます。寄せ植えではコンテナの縁に植えたり、ハンギングバスケットなどに利用されます。
ウィンターコスモス ウィンターコスモス キク科センダングサ属の多年草。
花期は10~12月。名前の通りコスモスの花を小さくした様な花を咲かせます。草丈が30~70cmほどと高いので寄せ植えにするには、メイン花として合わせる花は小柄なものが良いでしょう。
ウモウケイトウ ウモウケイトウ ヒユ科ケイトウ属(セロシア属)の1年草です。
開花期は7~11月。鶏の頭の鶏冠(トサカ)に似ていることから「鶏頭」と命名されたプルモーサ系の園芸品種です。オレンジ、赤、黄色の尖った花冠がフサフサした羽毛の様ですので羽毛ケイトウ、房ケイトウとも呼ばれます。
オキザリス オキザリス カタバミ科カタバミ属(オキザリス属)の多年草。
四季咲き種ですが、秋植えは10月から花を付け、真冬は一旦休眠しますが、翌春にまた花を咲かせます。匍匐性で広がる性質ですので、花壇やコンテナには縁に植えると良いでしょう。
ガウラ ガウラ アカバナ科ヤマモモソウ属(ガウラ属)の多年草。
開花期は5~11月。半常緑性で開花期も長く、耐暑性も耐寒性もある丈夫な種類です。草丈が30~150cmほどになるので花壇の寄せ植え向きです。穂状の花が風に揺らぐ様は風情があり、秋の寄せ植えでは人気の種です。
ガーデンシクラメン ガーデンシクラメン サクラソウ科シクラメン属で球根植物。
開花期は10~4月。冬を彩るシクラメンを改良してより耐寒性に強い品種とされたものです。花色も豊富で秋から冬にかけての花の寄せ植えには定番となっています。
カランコエ カランコエ ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)の多年草。
開花時期10~6月。ベンケイソウ科の多肉植物です。他の多肉植物との寄せ植えに向いています。花色は豊富ですので、バリエーションに富んだ寄せ植えが作れます。冬季は室内で鑑賞します。
スプレーマム スプレーマム キク科デンドランセマ属の多年草。
開花期は9~11月。日本や中国原産種が海外で品種改良されたもので、「西洋菊」とも呼ばれます。カラフルな花色で矮性種のものが和風の寄せ植えに利用されます。
秋明菊 秋明菊 キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)の多年草。
開花期は9~11月。白や薄紅色の花を高く伸ばし分枝した茎の先に付けます。秋らしい風情を漂わせる植物で、和風の花壇の寄せ植えに利用します。
スイートアリッサム スイートアリッサム アブラナ科ニワナズナ属(ロブラリア属)の一年草。
開花期は9~12月。白や赤、オレンジ、ピンク、紫の可愛らしい小花が密接して咲き、カーペット状に広がって生育しますので、コンテナや花壇の寄せ植えには縁取りとして利用すると良いでしょう。
コスモス コスモス キク科コスモス属の一年草。
開花期は6~11月。漢字表記は「秋桜」と書く、秋の草花としてなくてはならない植物です。矮性種もありますが、草丈が高くなりますので、庭の花壇での寄せ植え向きといえます。
パンジー・ビオラ パンジー・ビオラ スミレ科スミレ属の一年草。
開花期は10~5月。スミレ属の野生種を改良育種して大輪系をパンジー、小輪系をビオラと呼んで区別しています。現在では寄せ植えの定番植物でコンテナの寄せ植えにはあまり草丈の高くならないもの同士で植え付けると良いでしょう。花壇では縁取りとして利用します。
プリムラ プリムラ サクラソウ科サクラソウ属の一年草。
開花期は11~4月。カラフルは花色が魅力の草花で、園芸品種として「ポリアンサ」や「ジュリアン」があります。コンテナなどで寄せ植えにして、冬季は寒さに当たらない場所で管理します。
ランタナ ランタナ クマツヅラ科シチヘンゲ属(ランタナ属)の常緑低木。
開花期は5~11月。花色が徐々に変化することから「七変化」とも呼ばれます。カラフルは花を次々と咲かせますので寄せ植えには最適です。樹形はコンテナ向けのブッシュ形と匍匐性のものがあります。伸びすぎた枝を時々剪定しながら管理します。
リンドウ リンドウ リンドウ科リンドウ属の多年草。
開花期は9~11月。山野に自生する秋の花の代表的植物です。現在では交配された新しい品種が出回っています。和風の寄せ植えにはその青紫色の筒状に開いた花は落ち着いた雰囲気を見せてくれます。

秋のガーデニング・寄せ植えの考え方と管理

秋のガーデニング・寄せ植えの考え方と管理

ガーデニングの基本は、用土の選択と、水やりや肥料の与え方、そして寄せ植えでしたら作る場所の環境も大事なことです。植物にとっては、日当たりの良い場所を欲するものと、半日陰状態を好むものもあります。植え込みたい植物の組み合わせは、それぞれの特性を確認して選ぶと良いでしょう。
通常の寄せ植えは鑑賞する期間は約2~3月、長めでも4月程度です。長く楽しむ寄せ植えもできない事はありませんが、選定する植物が限られます。植物にはそれぞれ個性がありますから時間が経ると寄せ植えのバランスが崩れる心配がおきてしまいます。

管理

秋の寄せ植えの管理は気候にあった方法をとります。
・水やりは、植え付けてすぐにたっぷりと与えます。その後は花や葉に水があまり掛からない様に土の表面が乾燥していたら与える様にしましょう。秋は長雨が続く時がありますから注意も必要です。
・肥料は、植え付け後、根が落ち着く頃の約2週間ほど経てから、花壇であれば緩効性の有機質肥料(窒素分の少ない割合のもの)を施肥します。小さなコンテナ様のものでしたら液体肥料を10日に1度の割合で与えても良いでしょう。
・秋の寄せ植えでも、枯れた葉や咲き終わった花がらなどを摘み取っておきます。低木を植えた場合は伸びすぎた枝の切り戻しもしましょう。

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まとめ

ガーデニングのひとつの手法が寄せ植えです。寄せ植えはある一定の場所に複数の植物を植え込んで自分なりの風景を作り出すものです。秋の風情を漂わす寄せ植えは、日本的で独特な感性を表現することができます。華やかさも良いのですが、侘び寂びを取り入れた秋の寄せ植えは、日本人的な感性を呼び戻す独特な写景ではないかと思っています。

グランドカバーは芝生だけじゃない!おしゃれ&おすすめの常緑植物10選

グランドカバーは芝生だけじゃない!おしゃれ&おすすめの常緑植物10選

グランドカバーとは

グランドカバーとは

グランドカバーは、ゴルフ場や公園など広い敷地などに土面を見せない様に、常緑で性質の強い芝生などで覆うことを一般的に称されているネーミングです。また、ガーデニングなどで庭や花壇の空きスペースに丈の低いものや匍匐性の植物を植えてアクセントとして利用します。コンテナでも縁回りに植えることもグランドカバーのひとつといえるでしょう。
常緑性のグランドカバーは、共に植えてある樹木や草花などを引き立たせる役目もありますから、庭園作りや花壇などを作る際には、主役の植物とのマッチングを考えて、どの様なグランドカバーが適合するのかを選ぶことが大切です。

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グランドカバーの目的と効果

グランドカバーの目的と効果

常緑のグランドカバーは、目に映える美しさも演出しますが、法面に植えることで、土留めとしても効果があり、雑草を抑制することも目的のひとつです。花壇やコンテナなどに使われるグランドカバーは雨が降ることによる泥跳ねの防止にも役立ちます。雨によって跳ね返った土には潜んでいる病菌類があり、植物の葉や茎などに付くと病害虫の発生にも繋がりますので、グランドカバーは泥の飛散も防げます。所謂マルチングの役目をする訳です。また、保水性がありますから、土壌の乾燥を防いでくれるので草花などの植物に必要な光合成にも役立たせるのもグランドカバーの効果です。

グランドカバーは温暖化現象にも有効

グランドカバーは温暖化現象にも有効

近来は二酸化炭素(CO2)の濃度増加による地球規模の温暖化現象で、異常気象による災害や、真夏の異常高温が起きています。植物には特性の蒸散作用によって地表面を冷やす効果があります。植物の蒸散作用は日中に葉に陽射しが当たっている時に行われ、人が汗をかくのと同様に、湿度や気温が高い時には、植物も体温を下げるため特に活発に行われます。地表面を覆うグランドカバーは“ヒートアイランド”現象を抑えるのに有効とされます。その有効性から現在では、ビルの屋上などにグランドカバーを利用しての緑化が進められています。

グランドカバーの植え方

グランドカバーの植え方

グランドカバーは、庭にむき出しになっている地面の目隠しとしても利用されたりします。ただ、利用の仕方によっては、庭園や花壇の装飾として上手に植え込むとセンシの良いガーデニングに活かされます。また、常緑のグランドカバーは、日光に照り映えるので、立体的な空間を演出して、庭園や花壇の樹木や花々をより引き立てる役割をします。
植える場所としては、適度に日光が当たる場所が適します。日光も射さない湿気のある場所は生育に悪い影響を与えてしまいますから、植える場所の環境も選ぶ様にしましょう。
常緑のグランドカバーは数種ありますので、植栽してある他の植物とのバランスを考えて、調和のとれる品種を選ぶ様にします。

場所のTPOに合わせて植栽

常緑のグランドカバーは、品種によってそれぞれ違いがあります。多くは多年草ですが、植える場所の面積や目的、環境に合わせて選ぶことが大切です。花壇やコンテナには、植物の植え替えなどを考慮に入れて、あまり深く根を張らないものが適当ですし、面積の広い場所でも、空き地など雑草対策として植えるのは地下茎で増殖するタイプがおすすめですが、あまり広く増えては困る場所では直ぐに掘り取れる浅く根を張るグランドカバーの種類が良いでしょう。

グランドカバーの種類

グランドカバーの種類

グランドカバーとして利用される植物は、青々とした緑が他の植物の引き立て役にもなり、見た目も清々しい印象を与える常緑性のものや、大きな庭木の根本や、陽もあまり射さない塀際など半日陰でも良く生育する耐陰性の高いもの、匍匐性(地を這う様に広がり生育する)で草丈が伸びない多年草の草花、コンテナなどに主に使用される多肉植物などがあります。ここでは、一番使われている常緑のグランドカバーに適した植物にはどの様な種類があるのか、主なものを挙げてみました。

常緑性のグランドカバー

品種名 基本情報
アイビー アイビー ウコギ科キヅタ属。ヘデラとも呼ばれて観葉植物としてもお馴染みです。垣根やフェンスに絡ませたり、鉢物でも楽しめます。斑入りやライトグリーンなど、葉の模様にも数種あり、生育旺盛で冬越しもできますので、グランドカバーに利用されます。
アジュガ アジュガ シソ科キランソウ属(アジュガ属)。耐暑性、耐寒性ともにあり、生育は強健で匍匐性の茎を四方に広げて増殖し、春にはピンクや青紫色の花を咲かせます。浅い根を張るために乾燥に弱く、グランドカバーとしては半日陰の場所に向いています。
クローバー クローバー マメ科トリフォリウム属。別名「白詰草(シロツメグサ)」と呼ばれ、常緑の多年草です。通常は濃い緑色をした3枚の小葉を出しますが、まれに4枚の小葉のものは幸福を運ぶと言われ珍重されます。生育旺盛ですので、花壇や公園などのグランドカバープランツとして利用されます。
芝 イネ科シバ属。常緑性で公園や庭などに青々とした絨毯の様に植え付けられるので「芝生」と呼ばれ、グランドカバーの定番です。日本芝と海外から入ってきた西洋芝があります。
シャガ シャガ アヤメ科アヤメ属の常緑の多年草です。漢字表記は「著莪」で「胡蝶花」の別名があります。生育は丈夫で、地下茎を伸ばして芽を出して増えていき群落を作ります。春にアヤメに似た小さ目の花を咲かせます。やや湿気のある土壌を好み、和風の庭園に良く合うグランドカバーとして植えられます。
セダム セダム ベンケイソウ科マンネングサ属(セダム属)。多肉植物の仲間で常緑のものもありますが、色や形などが違う種類があります。主にコンテナなどでのグランドカバーとして利用されます。良く陽射しが当たる場所が良く、過失に弱い弱点がありますので、雨が続く様な場合は雨除けが必要です。
タイム タイム シソ科ジャコウソウ属。ハーブの種類で香りを楽しむ料理やお茶などに使われています。小さな葉を密生させる常緑性があるので、グランドカバーにも利用されます。最近では常緑で匍匐性の「レイタータイム」という生育にも強い品種が人気となっています。
ハツユキカズラ ハツユキカズラ キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性の常緑低木です。新葉の頃は白やピンクなどの斑が入ったきれいな小さい葉をみせますが、徐々に緑一色の常緑性となります。ツルを伸ばして這う様に増えていきますので、花壇やコンテナなどのグランドカバーに利用されます。
リュウノヒゲ リュウノヒゲ キジカクシ科ジャノヒゲ属(オフィオポゴン属)で常緑の多年草です。“ジャノヒゲ”とも呼ばれ、草丈は低く、たくさんの細い葉を地際から出して株そのものが元気に茂ります。夏に小さな花を咲かせますがあまり目立ちません。生育が強いので、庭園や花壇などのグランドカバーに最適な植物です。
ワイヤープランツ ワイヤープランツ タデ科ミューレンベッキア属。細い針金の様な茎の形状から付けられた名前で、匍匐性常緑の小低木に分類されます。生育も旺盛で小さい豆の様な光沢のある葉を茂らせ、耐寒性もあることからコンテナや花壇のグランドカバーに使われています。

まとめ

常緑性のグランドカバーは、その緑の演出によって庭園や花壇を引き立たせる役目をします。また、草花のカバープランツと違って、常緑のグランドカバーは生育が強健なものが多いのが特徴です。グランドカバーにする常緑性の植物は、踏みつけても大丈夫で、病害虫にも強く、雑草の抑制にも繋がるメリットがあります。庭園や花壇のメインの植物との添え役としてのバランスも考えて品種を選ぶと良いでしょう。

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ガーデニングでも取り入れたい!コンパニオンプランツの組み合わせと効果

ガーデニングでコンパニオンプランツって何?

ガーデニングでコンパニオンプランツって何?

コンパニオンプランツとは、ガーデニングで大切に育てようとする草花や野菜などの側に、ある特性を有する異なった植物を一緒に植え込んで、病害虫を防ぐ目的とするもので、その種類の異なる植物のことを「コンパニオンプランツ」といい、「共存作物」とか「共栄作物」とも呼びます。お互いの植物同士の不足している栄養分や、土壌中の微生物の違いなどを補い、お互いに良い影響を与え合う効果があるとされています。

ガーデニングでコンパニオンプランツの特性

ガーデニングでコンパニオンプランツの特性

ガーデニングでコンパニオンプランツを利用することによって、植物の生育状態の促進と、病害虫を防ぐ手段ともなり、野菜であれば風味などが増す作用もあり、収穫率も上がる期待が持てます。無農薬で栽培できるメリットがあるのです。

顆粒HB-101植物の土づくり・土壌改良に
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コンパニオンプランツの主な特性としては
〇病害虫予防
香りを放つ植物を一緒に植えることによって、匂いに引かれて付きやすい害虫を忌避させます。また、害虫が元になる病害も防げます。ネギ科の植物には根に共生している微生物が放出する抗生物質によって病菌の増殖するのを防いでくれます。

〇生育の促進
コンパニオンプランツを混植することによって、お互いの異なる栄養分を補いあい生育を促進させます。

〇耕作場所の有効利用
ガーデニングなどでは、それほど広い面積で植物の育成には限りがあります。数種類の作物などを間作や混植することによって、数種の植物を効果的に育種でき、成長度の違いによって別の野菜も育てられるメリットがあります。

ガーデニングでコンパニオンプランツの利用法

ガーデニングでコンパニオンプランツの利用法

ガーデニングでコンパニオンプランツを利用するには、隣り合う畝ごとに異なる種類の植物を植える「間作」と、異種の植物同士が隣り合わせに交互に植えてゆく「混植」という作業の方法があります。
植物にはそれぞれに成長度の違いや、保有または吸収する栄養素や根の張り方に違いがあるものです。また、後述する植物同士の相性というものがあります。育てたい植物が決まったら、コンパニオンプランツとして相性の良い植物を選んで一緒に植え込みます。
植え込み方として、コンパニオンプランツと育てたい植物の植生を確認します。大きく育った場合に葉同士が混み合わない様に間隔を考えて交互に植え込みます。また、香りの強い植物を育てたい植物の周りに囲む様に植えると害虫を防ぐ効果が期待できます。

ガーデニングでコンパニオンプランツ・組み合わせと効果

ガーデニングでコンパニオンプランツ・組み合わせと効果

ガーデニングでコンパニオンプランツを利用する時には、それぞれの植物が持つ特性がありますので、お互いの植物の植生が適合するものがベストな組み合わせとなります。いわゆる相性というもので、良く確認をしないで混植すると却って悪影響となることがありますので注意が必要です。
ガーデニングではコンパニオンプランツとして利用できる植物があります。匂いによって害虫を寄せ付けない様にする防除にも役立ち、根の周りの善玉微生物によって、お互いの植生に良い影響を与え合う植物がありますので、ガーデニングで育てる主な植物について相性の良い組み合わせと効果についてご紹介します。

ガーデニングで利用したいコンパニオンプランツの組み合わせと効果について

品種名 基本情報
カモミール カモミール キク科カミツレ属
原産地は地中海沿岸地方で、現在は世界中で生育しています。リンゴの香りに似た芳香があり、“植物のお医者さん”と形容されるほど、コンパニオンプランツに適した植物です。
《相性の良い植物》アブラナ科の作物、カブ、玉ねぎ
《期待できる効果》生育促進、害虫防除
金盞花(キンセンカ) 金盞花(キンセンカ) キク科キンセンカ属(カレンデュラ属)
早春からオレンジや黄色の花を咲かせ、頭状花を中心に複数の花びらを重ねる様に付けます。生育は旺盛で育てやすく、薬用としても利用され、防虫効果もあります。
《相性の良い植物》アブラナ科作物、ナス、キュウリ
シソ シソ シソ科シソ属
漢字表記は「紫蘇」と書きます。日本では香味野菜として古くから育てられてきました。生育は旺盛で爽やかな香りを放つのが特徴です。
《相性の良い植物》キュウリ、ナス、ピーマン、トマト
《期待できる効果》病害虫防除
ネギ ネギ ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属
ネギは日本の食卓にとっては、切っても切れないお馴染みの野菜です。奈良時代に渡来したといわれ、全国で多種の栽培がされています。
《相性の良い植物》アブラナ科作物、トマト、ナス、イチゴ、サツマイモ
《期待できる効果》土壌の活性化、病虫害の防除
バジル バジル シソ科メボウキ属
お馴染みハーブの種類です。香味野菜として様々な料理に利用されています。育て方も易しいことから広く育種されています。
《相性の良い植物》ナス、トマト、枝豆、バラ科果実
《期待できる効果》害虫防除

パセリ パセリ セリ科オランダゼリ属
料理の付け合わせとして親しまれている植物です。鮮やかな緑色と独特な香りが特徴です。豊富な栄養素も含まれています。
《相性の良い植物》アスパラガス、ナス、トマト、人参
《期待できる効果》生長促進、害虫防除
ペパーミント ペパーミント シソ科ハッカ属
爽やかな香りを放つことから、古くから栽培育種され薬用としても利用されました。主成分のメンソールが多く含まれていますので、清涼感のあり料理やお茶のアクセントとしても使用されています。
《相性の良い植物》アブラナ科作物、トマト
《期待できる効果》害虫防除
マリーゴールド マリーゴールド キク科 マンジュギク属(タゲテス属)
ガーデニングで利用される一番ポピュラーな草花です。中央アメリカ原産で日本には江戸時代に渡来し“万寿菊(まんじゅぎく)”と呼ばれて栽培されました。独特な匂いを放ちコンパニオンプランツとしてガーデニングでは利用価値の高い植物です。
《相性の良い植物》作物全般
《期待できる効果》生長促進、土壌障害の忌避、害虫防除

  

ガーデニングでコンパニオンプランツの注意点

ガーデニングでコンパニオンプランツの注意点

ガーデニングでコンパニオンプランツを利用する際には、注意したい点もあります。育てたい作物や草花とコンパニオンプランツが生長して大きくなった時のバランスなども頭に入れておく必要があります。お互いが大きくなりすぎて、日照不足になり、風通しが悪くなり却って病虫害の発生に繋がることもあるからです。一年草と多年草の植物では生長の仕方も違います。植え付けをする際にはお互いの株がどの程度の大きさになるのかを確認してからにしましょう。
また、コンパニオンプランツの個別の種類とは相性の悪い作物も含まれます。一緒に植え付けると却って悪影響を及ぼすことがありますので、確認が必要です。

まとめ

ガーデニングでのコンパニオンプランツを利用して植え付けることによって得られるメリットを挙げてみました。植物の生長を助け、病害虫の発生も防除できることなどから、無農薬での育成も可能性が大きいなど数々のメリットが期待されます。但し、むやみにコンパニオンプランツを混植させれば良い訳ではありません。まずはどの組み合わせが適合するのか、配置など計画を立てることが大切です。

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家庭菜園でも気軽に取り入れられる!コンパニオンプランツの組み合わせと効果

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家庭菜園・コンパニオンプランツとは

家庭菜園・コンパニオンプランツとは

「コンパニオンプランツ」という耳慣れないフレーズは、作物などを栽培する上で種類の異なる植物を一緒に植えることにより、その植物の植生と、必要としている養分や微生物の違いによって、お互いに良い影響を与え合う組み合わせのことを表す言葉で「共栄作物」や「共存作物」ともいわれます。
家庭菜園で作物を作る際に、畝の列に隣り合う様に違う種類の植物を植える「間作」と呼ぶものと、株同士の間々に違う種類の株を挟む様に植えてゆく「混植」という方法があります。但し、後述しますが、植物同士に良い影響を及ぼしあう相性がありますので確認をする必要があります。

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家庭菜園・コンパニオンプランツの効果

家庭菜園・コンパニオンプランツの効果

家庭菜園で作物を作る際にコンパニオンプランツを利用することにより、生長を助けて元気な作物を収穫することができます。それぞれの野菜には特定の病害が発生しやすく、発生する害虫などもそれぞれ異なります。その様なそれぞれの植物の特性を利用して栽培することによってお互いに良い影響を及ぼすのです。
家庭菜園においてコンパニオンプランツを利用することによって、植物の生長を助け、病害虫の予防、栄養分の補給の促進などがあります。

生長の促進

異なる植物同士を混植することにより、それぞれの栄養分や土中の微生物が互いの植物に良い影響を与え合うことにより生長を促します。

病気の予防

例として、ネギ科の植物の根には抗生物質を出すといわれる微生物が共生しているといわれ、他の植物と一緒に植えることによって病原菌を減少させたり、寄せ付けない効果があるとされています。他にもある対抗植物によって病気を防ぐことのできる植物があります。

害虫防除

家庭菜園などで発生する害虫は大抵の場合、植物が放つ匂いによって発生します。忌避植物と呼びますが、キク科やセリ科、シソ科など香りを放つ作物と混植すると予防効果が期待できます。花のマリーゴールドなどは地上部の匂いと根には殺虫成分がありますので、土中に発生するセンチュウにも防除効果があるとされます。家庭菜園では花も楽しめる必須アイテムです。

栄養分の補給効果

雑草とされていますが、“レンゲソウ”やマメ科植物の“カラスノエンドウ”の根には「根粒菌(空気中の窒素分をアンモニアなどに変えて肥料成分を作る)」が付いていますので、堆肥(緑肥)として土に混ぜ込んでおくと土中の微生物が増殖して活発に活動することによって肥沃な土壌となり、作物の生長に良い影響を与えます。

家庭菜園・コンパニオンプランツの使い方

家庭菜園・コンパニオンプランツの使い方

家庭菜園の様な狭いスペースで作物を作る時には、1種類のみ野菜を作るよりは数種類の野菜を
混植や間作をして、多種の野菜を作る方が効率的です。組み合わせを間違えなければ病害虫などの障害も防げます。
家庭菜園などでのコンパニオンプランツの使い方としては、植物はそれぞれ生長の仕方や大きさにも差があり、根の張り方、養分の吸収の仕方、日照の条件なども違いがあります。家庭菜園に植えたい作物は何かを決めたら、その作物と相性の良い植物(コンパニオンプランツ)を考えます。植えるものが決まったら植物同士の間隔と配置を考えます。

植え付け方

家庭菜園での植え方としてオーソドックスな方法は、大きく生育した時を考えて間隔を考えて、2種類以上の作物苗を交互に植えてゆくことです。ネギ類をコンパニオンプランツとして利用する場合は、根からの微生物による抗生物質の効力を発揮させる意味で、作る野菜と同じ植え穴に少量のネギ類を一緒に植え付けて根同士が絡み合う様にします。マリーゴールドなど害虫防除の効果が認められる植物は、生育させたい作物の周りに囲む様に植えると効果が期待できます。

家庭菜園・コンパニオンプランツの相性

家庭菜園・コンパニオンプランツの相性

家庭菜園でのコンパニオンプランツを利用して作物を植え付ける場合には、それぞれの植物には相性があります。家庭菜園で一般的な作物とコンパニオンプランツとの組み合わせと効果を挙げるのと同時に、相性が悪く一緒に植えると悪影響が考えられる植物がありますので、注意したい植物もまとめてみました。

家庭菜園での効果的な組み合わせ

作物 コンパニオンプランツ 見込める効果 避けたい植物(理由)
ナス ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ トウモロコシ(生育不良)
マメ科植物
パセリ 害虫防除
キュウリ ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ インゲン(線虫害)
ラデッシュ 害虫防除・乾燥防止
トマト ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ ジャガイモ(生育不良)
ピーマン ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ
マメ科植物・ルッコラ 生育促進
ホウレンソウ ネギ類 病害防除
小松菜 ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ
カブ 生育促進
シュンギク アブラナ科植物 害虫防除
チンゲンサイ シュンギク 害虫防除
カブ ニンジン・バジル 害虫防除
小松菜 生育促進
玉ネギ ニンジン 害虫防除
クリムソンクローバー 〃(アザミウマ)
ニンジン マメ科植物 生育促進 インゲン(線虫害)
ゴボウ・カブ 害虫防除
大根 アブラナ科植物 害虫防除 ネギ(生育不良)
スイカ ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ インゲン(線虫害)
キャベツ キク科植物(シュンギク・レタス) 害虫防除(蝶類・コナガ) ゴマ(生育不良)
白菜
レタス セリ科(ニンジン) ニラ(生育不良)
インゲン豆 ルッコラ 生育促進
枝豆 シソ科植物(バジル) 害虫防除
カボチャ ネギ類 土壌中の病原菌を防ぐ
イチゴ ニンニク 病害虫防除 ニラ(生育不良)
作物全般 マリーゴールド 害虫防除 ハーブ類(生育不良)

家庭菜園・コンパニオンプランツの注意点

家庭菜園でコンパニオンプランツを利用して病虫害や生育障害を防ぐには、ただ単にコンパニオンプランツを作物と一緒に植え付ければ良いという訳ではありません。地域にもよる環境の違いが生育にも大きく差異を生じます。家庭菜園で育てたい作物とコンパニオンプランツが同じ草丈であった場合、日照が十分に得られないために、却って生育に不良を起こしてしまいます。家庭菜園で混植する時には草丈に違いがあるものを選ぶ必要があります。
一年草の作物と多年草の作物では、多年草の方に生育能力が高いので、一年草の植物が委縮してしまうこともありますから、よく観察して多年草を間引きするなどした方が良いこともあります。また、家庭菜園で多数の作物を混植する場合、間隔が狭いと生長した株が混みあってしまい、風通しが悪くなり、却って病虫害の発生に繋がりかねませんので注意が必要です。

まとめ

コンパニオンプランツとは、性質の異なる植物を一緒に植え付けることによって、生育を助け、病虫害の被害を少なくする方法として家庭菜園では特に効果的な方法です。但し、むやみに違う植物を混植すれば良いという訳ではありません、それぞれの植物にあった相性というものがありますから、家庭菜園では、植える場所の環境とコンパニオンプランツの性質などを良く確認して利用することが望ましいことです。

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家庭菜園のお悩みを解決!連作障害の予防と対策をご紹介

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家庭菜園のお悩み・連作障害とは

家庭菜園のお悩み・連作障害とは

連作障害とは、同じ場所(同じ土壌)で年をまたぎ、同じ作物を作ることによって起こる障害のことを指します。家庭菜園では栽培面積が狭いために起こしやすいと考えられます。原因はもちろんある訳ですが、作物の生育が悪い、良い実がならない、酷い場合は病気を呼び込んで枯れてしまうこともあります。
例えば、分類で同じ科の野菜(例:ナス科=ナス、ピーマン、トマト、ジャガイモ)を同じ場所で作り続けると、土壌中の栄養素が偏りバランスが崩れます。同様に土壌中の微生物にも影響を及ぼし、バランスを崩すことに結びつきます。

家庭菜園のお悩み・連作障害が起こる理由

家庭菜園のお悩み・連作障害が起こる理由

では、家庭菜園での連作によって起きる障害の理由とはどの様なことでしょう。それは家庭菜園に限らず作物を作る土壌に関係します。作物はそれぞれが必要とする栄養分が異なります。植物は栄養素を根から吸収して生長させています。また、植物からも根を通じてある特定の物質(アレロパシー:他の植物に対して何らかの影響を与える物質)を放出しています。ですので、同じ作物を同じ土壌で作り続けると土壌中の栄養分は、その作物が取り入れる、ある一定の栄養分のみが吸収され、土壌中にはその栄養分が不足した状態となり、その作物が必要としない栄養分は取り残されてしまいます。その様な理由によって土壌中の栄養バランスが保てなくなり、微生物も偏った状態となり土壌環境の悪化に繋がり、特に家庭菜園においての連作障害の原因とされている訳です。

家庭菜園のお悩み・連作障害によって起こる障害

家庭菜園のお悩み・連作障害によって起こる障害

家庭菜園などで、毎年同じ土壌で作物を作ることによって起こる連作障害の具体的なものとしては3例が挙げられます。

土壌病害

土壌病害とは、土壌中に潜む病原菌が植物の根から侵入して色々な病気を引き起こすことをいい、土壌伝染性病害ともいいます。植物の根から分泌されるアミノ酸や有機酸などを餌とする微生物が生息しています。同じ科の植物は同じ成分の物質を分泌しますので、連作をすると微生物の種類も偏りが生まれ、病原菌発生の原因ともなります。
主な病例としては、青枯れ病、根こぶ病、萎黄病、つる割病などが発生します。

線虫害

土壌中に生息する肉眼では見えないほどの特定の虫が、連作することによって増えてしまい、作物の生育不良を招きます。「ネコブセンチュウ」や「ネグサレセンチュウ」が代表的な線虫で、作物の根に寄生して作物を弱らせてしまいます。一度発生させると根絶するのが大変難しいので、予防対策をしっかり取ることが大切です。

生理障害

作物が必要とする栄養分は植物により異なり、連作することによって土壌中のある一定の栄養分が過剰になったり欠乏したりと、バランスが崩れるということは前述しましたが、その様な状態の時に気温の変化や水不足などの自然環境に耐えられずに生理的なストレス障害が引き起こされることを生理障害と呼んでいます。作物の種類によって必要とされる栄養分は異なりますので、その作物に適合した栄養素を含む肥料を施肥すれば良い訳ですが、環境要因による障害であるので、その栄養素の過不足の原因が何であるのかを見極めることも必要です。

家庭菜園のお悩み・連作障害が起こりやすい野菜

家庭菜園のお悩み・連作障害が起こりやすい野菜

作物によって連作障害を起こしやすい作物と、ある程度起こしにくい作物とがあります。家庭菜園で作物を育種するのは、本職の農家さんの様にはなかなかうまくはいかないものです。連作障害を起こさないためには、連作はしないことが基本です。
同じ科の作物を同じ場所で作るのはNGですが、何年間かの周期を置けば可能という目安がありますので、栽培計画は基本的に4~5年を目安に組み立てますが、作物によって輪作年に違いがありますので、家庭菜園での指針として一般的な作物の輪作年限を挙げてみました。

作物の輪作年限

科名 輪作年限 作物
アオイ科 1~2年 オクラ
アカザ科 ホウレンソウ
アブラナ科 大根、小松菜、チンゲン菜、水菜
ウリ科 カボチャ
キク科 シュンギク
シソ科 シソ
アブラナ科 2~3年 カブ、白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー
セリ科 人参
ナス科 ジャガイモ
マメ科 インゲン、落花生、ソラマメ、枝豆
ウリ科 3~4年 キュウリ
サトイモ科 サトイモ
ナス科 ピーマン、シシトウ、唐辛子
バラ科 イチゴ
ウリ科 4~5年 西瓜
ショウガ科 ショウガ
ナス科 ナス、トマト
マメ科 エンドウ

家庭菜園のお悩み・連作障害の予防と対策

家庭菜園のお悩み・連作障害の予防と対策

家庭菜園での連作障害を防ぐ方法として農家では土壌消毒などを行う場合がありますが、一般の家庭菜園ではそこまで行う必要はありません。連作障害を起こすのは幾つかの要因がありますが、原因となるものを良く見極めて作物を作る必要がありますので、その予防策を挙げてみました。

輪作の励行

家庭菜園の様にあまり広くない面積で作物を作る場合は、同じ場所に同じ作物を続けて作らないことが大切です。作物を作る場所を幾つかのゾーンに分けて、計画的に一定の周期を空け同じ場所に同じ科の作物を植えない様にします。

用土を入れ替える

連作障害は土壌の状態が悪くなることから発生しますので、家庭菜園の様に狭い畑やプランターなどで野菜を作っている場合はその都度、他の場所からの土を混ぜ込んだり、市販の培養土などを利用して入れ替えます。

バランスの良い土壌作り

耕作地を一定期間休ませる方法もあります。作物を栽培した後の土中の栄養分や微生物などのバランスが元に戻る様にします。その際にはミネラルなどのバランスを整える働きがある、根に根粒菌(大気中の窒素をアンモニア成分に変えて、窒素肥料を作る役目をする)が付いているレンゲソウやマメ科の雑草の堆肥(緑肥という)を土に漉き込んでおくと、微生物が活発に活動をして土壌作りに役立ちます。

間作・混植をする方法

同じ場所に複数の違う作物や植物などを一緒に植えることをいいます。違う植物ならば何でも良いという訳ではありません。一緒に植えることによって互いに生育を助けたり、病害虫を防ぎあったりして影響しあうものを「コンパニオンプランツ(共生植物)」と呼んでいます。
例えば、ウリ科の作物の側には連作には比較的強いネギ類、ナスやトマトには菌根菌が養分を吸収しやすくする働きのあるラッカセイなどがあります。

接ぎ木苗を植える

家庭菜園での連作障害を防ぐ方法としては一番手っ取り早い方法です。病害虫を防ぎやすい台木にして作物の苗を接いだものです。根になる部分が元々別の植物ですので連作障害を起こし難いものです。他の苗より少々値段が高いのがネックです。

まとめ

まとめ

家庭菜園での連作障害には様々な原因が重なって発生する場合があります。どの様な原因で連作障害が起こるのかを良く知った上で予防策を取る必要があります。作物を作る上で大切なのは土壌の整備です。作物を植える前後に堆肥や腐葉土など有機物質を土に混ぜ込んだおくのも連作障害を抑止する効果があるとされています。

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